無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
うまくて、泣ける。
子ども食堂を取り巻くひとたちの生きづらさと希望を描く、老若男女群像劇。
「この本は私にホッとする明かりを灯してくれました。子ども食堂は人の数だけ人生があり、その人生がつながっていく場所。分断を迫られている今、ぜひこの本を読んでもらいたいです。私はもう続編を期待しています」――はるな愛
午後5時開店、午後8時閉店。
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
お客さんは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、
娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。
みんないろいろあるけれど、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず。
やさしくって、おいしくって、心にしみる。
子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい。
Posted by ブクログ 2024年04月24日
町に出来た子ども食堂のお話。
そこで、バイトする人、利用する子どもや大人、手伝う人の目線で、お話しが紡がれていきます。
色々な家庭の事情を抱えて、月に2度、夕飯を食べにここに集う人々。
・午後四時半 おつかれさま木戸凪穂
大学3年生のこの子の章で、ちょっとわかると言いますか…私も若い頃、こんな感じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月13日
最近、本書のように、ホンワカとする話が好きなのですが、これは油断してました。どのお話も良いです。日々のささくれだった自分の弱い心をゆったりとさせてくれます。でも、「子供食堂」、聞いた事ありますので、この様な境遇の子供、そして事情を抱えた大人がいて、それは表には現れなくて、孤独で、でも助けを求めている...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月23日
子ども食堂を舞台にしたヒューマンドラマ。
全10話からなり、主人公が30分おきにリレー形式で替わっていく。
* * * * *
相変わらず小野寺さんは、人間模様を描くのがうまい。
作品の基軸となるのは、「クロード子ども食堂」のある1日。正確にはある日の午後4時から午後8時まで...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。