いわさきちひろ絵本美術館の作品一覧
「いわさきちひろ絵本美術館」の「文庫ギャラリー ちひろ・子どもの情景」「文庫ギャラリー ちひろのアンデルセン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
いわさきちひろさんの作り出す
柔らかくて温かみと優しさを
感じられる、この世界観が好きです。
読後は、まるで美術館へ行った後のように、
感性が研ぎ澄まされ、爽やかな気持ちに。
本書を読むと、ちひろさんの色に
込められた想いが伝わり、理解を
深めることで、より魅力的な絵に感じます。
最後の作品解説に、
複雑な人間関係にあったなかでも、
ちひろさん自身の好きな色'紫'を
取り入れることで、自らを癒していた
のではないか…とありました。
だからこそ、ちひろさんの絵は
人々を魅了するのではないかなと思います。
またいつか再読したいです☺︎
【ちひろさんからのメッセージ
ちひろの絵と色と言葉で子どもたちの背後にある心の動き。子どもたちの視線で、豊かさや複雑さを描いていて彼女は、子どもの愛らしさやその中にも喜びや悲しみが滲み出ている。
アンデルセン童話の言葉と共に、いわさきちひろさんの挿絵。アンデルセンの同じ作品の絵を何度描いても、更により良い物にと創作意欲で取り組んでらしたとか。
ちひろの絵の色彩色で印象深いのは、圧倒的に紫だろう。文庫は手放してしまい、改めて電子書籍で久しぶりに読み返しましたが、滲みだったり、ちょっとしたアクセント、紫をメインに描かれた絵も多いですが、ちひろの絵に初めて出会ったのは、小学校の時の国語の教科書の「ぶどうを持つ少女」でした。
平和と子供
これも紙書籍文庫で読みましたが、裕福な家庭でお嬢様として何不自由なく育つも、青春時代の戦争経験で価値観と生き方の方向性、イラスト画家の道へと再び東京に舞い戻り、平和の願いと未来の子供の生命力を描いた絵は、今の時代も優しさや美しさを絵からメッセージ性を感じ取れます。