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Posted by ブクログ
そして、星の輝く夜がくる 真山仁
1.小説より
「人は大切なことは、決して忘れない。
けどな、過去に縛られたらあかん。
大切なのは、今日であり、未来やろ。」
多くの事件、事故がニュースで流れます。
そして、また、新しい報道で上書きされていく日常です。
それらに対して、私自身が何を感じ、何を考えているのか?
時間をつくることにより、少しだけ遠い未来を想うことにつながっています。
そんなことに気づかせてくれた作品です
2.購読動機
久しぶりの小説を読むにあたり、取材から掘り下げて執筆する真山さんをチョイスです。
ドラマ「ハゲタカ」のあと、バラ色の未来/カジノ誘致、虚像の砦/放送認可、マグマ/地下熱発電、オペレーションZ/国家財政、標的/女性首相、そして、雨にぬれている/東日本大震災と読んできました。
今回、前回に続き、東日本大震災がテーマの作品です。
3.読みながら
自然と頬を濡らしていました。
何に対してなのか?
震災のなか生活する子供たちの表情が見えてくるからです。
周りの大人たちが大変な状況をみて、「迷惑、心配をかけまい」とする心が読者の私たちに痛いほど伝わってきます。
Posted by ブクログ
真山仁『そして、星の輝く夜がくる』講談社文庫。
東日本大震災の直後に神戸から赴任した応援教師の小野寺徹平を主人公にした連作小説。希望の光を感じる非常に良い作品だと思う。
神戸で阪神淡路大震災を経験した型破りの熱血教師の小野寺は大震災にうちひしがれ、心に大きな傷を負い、疲弊した子供たちや父兄、教師らと本音で向き合い、被災地の未来を切り開いていく…
あれから7年も過ぎたのだが、まだまだ被災地の復興は道半ばである。特に福島第一原発事故で帰宅困難区域に指定された地域では僅かな光も見えないというのが現実である。全てが元通りになることは無いが、もう一度立ち上がり、前に進みたいという気持ちになる作品だった。
Posted by ブクログ
20151229
新聞記者の経験を活かした経済モノ、政治モノが多い印象の著書による東日本大震災を題材にした異色作品。
こんなに読みやすくて、心が暖まる作品も書けれるのかと著書の力量に驚かされた。
阪神大震災により、妻と娘を失った小学校教師が、東日本大震災で被災した小学校に赴任し、明るく、前向きに奮闘する物語。フィクションではあるものの、すべてのエピソードがリアルで深く考えさせられるテーマが多かった。
普段、小説をいつか読み返そうと思う事は無く、本が溜まったら古本屋に買い取ってもらうが、この作品はずっと手元に置いておきたいと思える。
著書の最新作も気になるので読もうと思った。
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小説・文芸
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