そして、星の輝く夜がくる

そして、星の輝く夜がくる

726円 (税込)

3pt

東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの"本音の交流"を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。

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そして、星の輝く夜がくる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    ハゲタカのイメージとは一線を画す作風。

    経済小説メインかと思いきや、解説で阪神大震災の被災者とのこと。
    おそらく言えなかった本音の部分がこの本を通じて表現されているんだろう。

    震災を忘れないでとはどういうことなのか等、一つ一つの言葉が重たい部分もあるが、前向きに生きていくための考え方が、まいど先...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    そして、星の輝く夜がくる 真山仁


    1.小説より
    「人は大切なことは、決して忘れない。
     けどな、過去に縛られたらあかん。
     大切なのは、今日であり、未来やろ。」

    多くの事件、事故がニュースで流れます。
    そして、また、新しい報道で上書きされていく日常です。
    それらに対して、私自身が何を感じ、何を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    今まで読んだ東日本大震災の本と比べて、新たな角度から見た震災と向き合う人々の話。小野寺先生のような先生に出会えた生徒は幸せです。

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    Posted by ブクログ 2021年01月16日

    いわた書店さんの一万円選書で選んでいただいた一冊。東日本大震災、学校など今の自分と少しリンクする内容があり、とても考えさせられた。
    たくさんの生徒や職員、地域の人々が悲しみを抱えながらも、小野寺先生の明るい人柄に背中を押されながら力強く生きていく。
    「人は本当に大切なことは決して忘れない。けどな、過...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月27日

    序盤からスピーディーな展開で、一気に読んでしまった。
    土地柄も踏まえた被災者の心情が良く伝わってくる。

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    Posted by ブクログ 2015年12月29日

    20151229

    新聞記者の経験を活かした経済モノ、政治モノが多い印象の著書による東日本大震災を題材にした異色作品。

    こんなに読みやすくて、心が暖まる作品も書けれるのかと著書の力量に驚かされた。

    阪神大震災により、妻と娘を失った小学校教師が、東日本大震災で被災した小学校に赴任し、明るく、前向き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月27日

    東日本大震災直後に東北に赴任することになった小学校教師が主人公。自身も阪神大震災で妻と子供を亡くしている。
    東電社員の息子福島くんのエピソードは福島くんのひたむきさに感動してしまった。
    東日本大震災は著者真山仁さんが有名なハゲタカシリーズでも取り上げており、今回も事実に近いストーリーが非常に惹きつけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月12日

    2011年3月11日
    日本人の意識が変わった日
    津波、原発事故、危機管理、絆、ボランティア...

    東日本大震災で被災した小学校に応援教師として赴任してきた小野寺
    小野寺自身も阪神淡路大震災で妻子をなくしています。
    そんな小野寺と傷を負った子供たちや父兄、地域の方々と、被災地の問題への取り組みが語ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月13日


    震災についてニュースで表面的な事は情報として分かったつもりにはなるが、そこにいた当事者がどんな思いをしたか? 震災の事を取材し考え抜きフィクションとしての作品にする。人の命・人生そのものに関わるテーマなので批判も覚悟しなければならない。そこをあえて切り込んでいき、作品にしたという事は、やはり忘れて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月09日

    すごく読みやすくて一気に読めてしまった。遠間市は架空の都市らしいけど、モデルはどこかなあ、と想像しながら読んだ。私は特に「”ゲンパツ”が来た!」が好き。福島くんと遠藤くん、田窪くん保科さん。みんな優しくて賢い子たちだし、誰かを守ろうとしているのが痛々しかった。
    現実ではここまでうまく片付かないだろう...続きを読む

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