海は見えるか

海は見えるか

522円 (税込)

2pt

東日本大震災から一年以上経過しても復興は遅々として進まず、被災者はいまだに“普通の生活”すらできずにいた。だがそんな町で、自らも阪神・淡路大震災で妻子を失った教師・小野寺は、子どもたちの胸に希望を灯すため、奮闘し続けていた……。被災地の現実と祈りを見つめ、生き抜く人々の勇気を描き切った珠玉の7篇、連作短篇!

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海は見えるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    震災には目に見えない問題もたくさんあり、簡単に解決するのは難しいと感じました。ただ、色々な人の話を聞き、まっすぐに突き進む小野寺先生にはとても好感が持てます。

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    阪神淡路大震災で妻子を失った教師が、東日本大震災の応援教師に。子どもの思いに寄り添う熱い姿はかっこよかった。
    自衛隊の過酷さ、PTSDの苦しさ、故郷を離れる決断、防波堤か原風景か…。遠すぎる復興の中で、生き抜く勇気を登場人物から感じる作品だった。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    真山仁さんの作品。
    神戸の阪神・淡路大震災で妻子を失った教師・小野寺は、今度は東日本大震災に。
    子供達の未来のために、奮闘する姿に...
    人生とは、生きるとは、、、いろいろ考えさせられます。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    『そして、星の輝く夜がくる』に続いて読んだ。

    小野寺の生徒に寄り添う力や心がけに尊敬する。そうした小野寺の描写の中で、生徒の力になれなかったことを悔やんでいる場面があったが、相手にとって相談できるか否か、話し出せるかどうかはその人の心がけとか云々ではなく、立場の違いとか受け止められる器とか、雰囲気

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    この短編は、テーマがテーマだけに、はいこうなりましたっていうのがない。それだけに正直な話です。
    でもだからこそ50のおっちゃんがいろいろ悩んで、またそこからいろいろ決意するところがいい。進化するおっちゃんが、いい。

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    うーーん。なんだか主人公のキャラが鼻につく。
    続編を読んでみようって思ったくらいだから前作はそうでもなかったんだろうけど・・・

    内容もなんだかイマイチな印象。

    もともと続編を書くつもりでいたのかはわからないけど、たいてい続編ってがっかりするような。
    期待しちゃうからかな。

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    見た目には分からない、心の傷を抱える子供達と、どう寄り添えばいいのか?何とかしようとするより、そばで見守り続ける。誰でもできることだけど簡単ではないな。

    0
    2018年08月29日

    Posted by ブクログ

    「そして、星の輝く夜がくる」の二作目。
    前作で小野寺先生は、自分の言葉がいかに人を傷つけていたかを思い知らされた。
    その体験が二作目に大きな影響を与え、今作の先生は始終悶々と、自分の言葉の軽さに悩む。
    人間というのは、歳を取っていても悩み続ける生き物だと感じた。

    0
    2018年05月03日

    Posted by ブクログ

    こにらも、会社の先輩からお借りした2冊目(*^▽^*)

    1冊目を先輩に返していたら、派遣社員の女性が本に反応された。
    何と派遣社員の女性も本好きであることが判明o(^▽^)o
    これは嬉しい。
    ただ、私の趣味とは異なり、ファンタジーをおすすめされた(^_^;)

    きっと、この派遣社員の女性と先輩とは

    0
    2024年03月11日

    Posted by ブクログ

    『そして、星の輝く夜がくる』に続く第二弾。

    東日本大震災から一年以上が経過した被災地で、応援教師として赴任した小野寺は、この地で子供たちの普通の生活を取り戻すために奮闘を続ける。

    前作から時間が経ってかなり忘れていました。
    今作では、小野寺の力みと思い込みが強く感じられて、もう一つ共感しづらかっ

    0
    2022年01月20日

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