ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
「やがて歴史が私の正しさを証明する」震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、“禁断の原発政策”に日本復興を託す。だが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか……。『ハゲタカ』の真山仁が「原発と政治」を描く超弩級エンターテイメント!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
これは面白かったです。読みながらメモをした本書の文章を少し加筆してつなげてみました。かなり変ですが。 新政権に就いた人たちとその支持者の方々に私は問いたいです。そこに正義はありますかと。 強さこそが力だなどと妄信し、国益優先という詭弁の下で自らの利益を優先していませんか。 国家権力の下では国民の命...続きを読むは1ドル札より軽いという事実を分かっていますか。 長期独裁政権により、我々国民は何も考えない愚民ばかりになってしまいましたがこのままで良いわけはありません。 暴君はいらない。No Crowns! No Kings! 独占は紛争の源です。分かち合うことがこれからの日本、世界にとって必要なことなのではないでしょうかと。
友人に勧められた一冊。 真山作品はこれが初かな? 面白かったです。 震災復興を機にカリスマ的人気を集める総理大臣・宮藤。 物語は宮藤を支える側近の白石と新聞記者の神林、二人の視線で描かれています。 アフリカの途上国で起きたジェノサイドを伝える小さな記事からすべてが始まり、二人は政権の闇の部分を知...続きを読むることになるー。 別の作家さんで私がとても好きな作品があるのですが それもカリスマ的人気政治家が独裁者に変わる危うさ、流れに任せるのではなく「考える」ことの重要性を描いていたので私はこういったテーマが好きなのかもしれません。 ただし薄っぺらい内容になることは許されないテーマゆえ、作家さんの力量が問われると思います。 その点、この作品は最後まで読み応えのあるもので大変面白かったです。 また、権力欲について書かれた巻末の解説もとても興味深く、改めて考えることの重要性を痛感しました。 2017年13冊目。
震災による原発事故により低迷する日本経済。再び強い日本を取り戻す為、首相の宮藤は破産寸前の原発メーカーに公的資金を投入し政府主導での再建を進めようとする。その背景には、日本の技術力の象徴としての原発を中国、アメリカに販売すること。受注をめぐり必要となるアフリカでのウランの利権をめぐり腐敗に手を染めて...続きを読むいく。。。。 苦学しながら東大に入学し首相秘書官になった正義感の溢れる青年白石。その同級生で新聞記者になった神林の二人の目線からストーリーは展開される。正義とは何か、真実とは、必要悪とはを主人公の心境描写を通して何度も問われる作品だ。
3.11の後に現れたカリスマ総理。復興の槌音がまだまだこだまする僅か数年後、禁断の原発政策を日本復興の切り札として提示する。国民の反対を一蹴させたのは類稀なるスピーチ。反対派を抱き込み、虜にまでしていく演説。その裏には無私の若きスピーチライターが控える。その仮面を剥ぐべく巨大権力の驕りとカリスマに執...続きを読む拗に食らいつく敏腕記者。この三人の運命がこれからの日本を左右する…。3.11から明日で6年。反原発・脱原発について回る代替エネルギー、その一方には原子力ムラ。原発に巣食う人・団体・組織と原発問題をあくまでもイデオロギーの範疇でしか語れない反原発派。この膠着する政治課題に切り込んだポリティカルエンターテイメント。
真山ワールド全開のストーリー展開は圧巻の一言。あっという間に読んでしまいました。ノンフィクションと言ってもいいほどの描写力。オススメ。
意欲作である。 福島原発事故以後に 日本はどのような方向へ向かえばよいのか? 原発を廃止するのか? それとも、安心安全の原発作りをするのか? 日本は どうなのか?世界の動向は? 原発をめぐって いくつかの懸念が存在している。 宮藤隼人は、カリスマ的リーダーシップを発揮する。 「政治とは、約束」 ...続きを読む「約束は、公約とは違う。」 「互いの信頼の礎となる大切な誓い。」 「努力すれば、希望が叶う社会をつくりあげる。」 「言葉とはチカラ」 と、重要な局面において、熱狂させる演説をする。 福島の原発事故、それを駆け巡る 宮藤隼人。 次々と政策提案をして、法律化する。 その 秘書になり、政治の現場を勉強と思い、 政治学者になろうとする 白石望。 積極な提案をして、宮藤の演説のスピーチも起草する。 宮藤に心酔しながら、独裁者になる可能性を危惧する。 白石と同級生でライバルの神林は 新聞記者となり トップ屋として 奮闘する。 タイミングよく、情報を入手する。 宮藤は、日本の未来にたいして 原発を軸とした再生政策を 実行する。サクラ電機の救済を、国営とする。 そのことで、原発事業を再生化しようとする。 結局は 発展途上国へのインフラ投資に 深く噛んで行くのであるが。 「新幹線」事業では、危ない話もレベルが違うのかもしれない。 アフリカの小国で 日本人の調査チームが ウランを発見。 アフリカの可能性と困難性。 利権をめぐっての内戦、抗争。 そのことから 宮藤の動きは、闇の中に入り込んで行く。 秘書である 白石 そして 田坂。 白石は 清濁併せ吞む と言うことを理解して行く。 田坂が 潔癖主義なのがおもしろい。 「オレは何ものなのか?」という問いかけ。 新聞記者である 神林 上司の 東條。 複雑に絡み合いながら 宮藤 を追いつめて行く。 宮藤は どこかで 正義と言う言葉を間違えて行く。 それにしても、使用済み燃料問題が 完全にスポイルされているのが残念である。 しかし、おもしろい。
面白い、作者は、このような政治をからめた小説を書かすとNO1。 しかし、現実の日本にはこの小説のような政治家は、残念ながらいない。
途上国の政治なんて、こんなもんなんだろうなと感じた。 権力者が力を持ちすぎることに対する警鐘を鳴らしている。 登場人物は多いものの、それぞれのキャラクターがしっかりしており、このあたりはさすがだと思う。 白石妻だけはちょっと自己中心的過ぎたかな。
圧倒的な求心力で、多く支持を集める総理大臣の宮藤。宮藤に心酔し、政治学者から宮藤の政策秘書の立場に着く白石。暁光新聞の記者として、政権の闇をスクープで暴こうとする白石の同窓生神林。 主に白石と神林の視点を、交代させながら、強大な権力を持つことの危うさを描いた政治小説。 久しぶりに、鉛を飲み込んだか...続きを読むのようなドッシリと重たさを感じさせてくれる小説。 登場人物が少ないので、現実的な政治小説というわけではなく、2人の若者の成長と正義感を描いた物語,という方が正解かも。 タイトルの意味が最後に書かれているので、最終ページは最後に見ることをお勧めします(笑)
震災後の日本を復興に導くカリスマ総理・宮藤。若き指導者に国民からの支持が集まるが、新聞の特ダネ記事が官邸の暗部を暴き出し…。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
コラプティオ
新刊情報をお知らせします。
真山仁
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
新装版 ハゲタカ(上)
オペレーションZ(新潮文庫)
ハゲタカ 5 シンドローム 上下合本版
それでも、陽は昇る
ハゲタカ 5 シンドローム(上)
タングル
そして、星の輝く夜がくる
当確師
「真山仁」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲コラプティオ ページトップヘ