アラート

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2,200円 (税込)

11pt

防衛費倍増の財源を巡って政権は揺れていた。予算折衝は激しさを増した。その最中、台湾の潜水艦と日本の漁船の衝突事故が。北京滞在中の都倉響子総務会長の決断は? トランプ、台湾有事――今そこにある「リアルな危機」から、この国の未来を守るのは誰か。安全保障を経済から問う圧倒的長編ポリティカル・フィクション!

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アラート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何と恐ろしいことか、アメリカ軍がもし全て日本から撤退したら、日本は本当の独立国家になるのかもしれないが、そんなことは考えもしない。
    散々日本からお金を引き出して、搾り取れなくなったら、退散するかもしれない。そうしたら、日本は防衛費だけではなく、国を守る人も足りなくなる。
    そんな現実を見せられることに

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    面白かった。考えさせられた。戦後80年。80年も平和が続いた奇跡。徐々に有事が現実味を帯びてきた今、戦争に巻き込まれない為に、どうすればいいのか。防衛費増に反対するだけでは済まないが、本当に防人が必要なのか。ただ言えるのは平和ボケでいられる時代ではなくなっていること。政治家任せでなく、一人一人が真剣

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    防衛費とか、そのための増税とか、真っ向から反対する派だった。日本が武装にお金をかける必要などない、と。
    が、この読後、現実より何歩か何年か先の状況ではあろうかと思いつつ、防衛への考え方が変わったかもしれない。
    だれかモデルがいるのか?さえわからないけど、こんなリーダーがいたら推したくなる気がする。

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    スケールの大きな立身出世物語。国防や外交はノンフィクションかと思うほどのリアリティもあり引き込まれた。首相になった後の後日談も続編として読みたい。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    自分がいかに無知で、本当の意味で平和ボケしているかを思い知らされた。戦争は過去の出来事でしかなく、遠い物語のように学ぶ対象でしかなかった。もちろん、戦争なんて起きてほしくない、今の平和が続けばそれでいい。だが、その平和な生活は必死に繋がれているものなのだ。国民としての自分は何もせず、深く考えず、ただ

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    真山作品の真骨頂で、熱量のある読み応えたっぷりの作品で最後まで楽しめた。内外政治とインテリジェンス描写にかなり違和感あるものの国防を柱とした展開はスリリングで、荒唐無稽感は多少あるものの平和ボケ日本には、これくらい刺激が必要と理解。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    関心の薄い政治・防衛に関する小説だったが、一気に読めた。
    ・自分事の大切さ
    ・税金と防衛を考えたくなった
    ・台湾、沖縄の防衛に更に知識を付けたい
    ・行動の徹底

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    国防などのトピックは日本に住んでいると考える機会が少ない。それを真山仁さんが切り込んでくれるのは意味がある。勉強になった、もっと長いスパンのストーリーでも読んでみたいと思った。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    真山仁の力量を見せつけられた小説だった。

    米中のパワーバランスに加え北朝鮮からのミサイルに翻弄される日本政府。
    政権党の総務会長である都倉響子は、このように困難な状況のなかで防衛大臣に任官される。
    そしてアメリカ軍の日本からの完全撤退で都倉響子は…。

    フィクションでありながらも日本の政治家の曖昧

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    出だし、ん、財務省執筆か?次に中国から金が出ている?真山仁はこういう主張をする?わけが分からなかったが、中盤以降でやっと面白くなる。
    これが著者の描く理想か。米国から独立し、中国との中間に位置する。
    しかしなあ、それにしても中国を美化しすぎ。中国がこんなに甘くはないだろう。

    0
    2025年08月13日

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