宇江佐真理の作品一覧
「宇江佐真理」の「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」「あやめ横丁の人々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宇江佐真理」の「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」「あやめ横丁の人々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
函館大谷女子短期大学卒。1995年『幻の声』でデビュー。『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞受賞。『髪結い伊三次捕物余話』シリーズ、『雷桜』などが映像化されている。その他『余寒の雪』、『あやめ横丁の人々』、『神田堀八つ下がり』など数多くの作品を手がける。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
終わってしまった…
宇江佐真理さんは最終回まで描くことにこだらわないと仰っていた
始めはどうあっても最後まで書かねばと思っていらしたようだが、途中で「いつ自分が命尽きてもそれはそれ」と仰るようになった
ご自身の未来を予言したかのような
本当に最後まで描かないうちに身罷られてしまった
残念でならない
上品で情緒ある文章や情景描写
江戸弁のお文のキレの良い啖呵
江戸に生きる、普通の人たちの温もりあるやり取りや、悩みや、事件や
物語の底にはいつも温かさがあった
失敗してもいいんだよとそっと肩を抱いてくれるようなぬくもりがあった
色んな話を収束させるような短編もあるものの、伊与太は絵師として
Posted by ブクログ
共に見る夢
妻に先立たれた同僚に、いなみを大切にしようと思う不破友之進
ここまで読んできて思うのは、気難しく感じていたが友之進は実は単に少し短気なだけの、家族思いで単純な人なんだなあと微笑ましい
でも「いなみを妻に迎えた自分は果報者かもしれない」といいつつ、そんなことは間違っても口にしないとも言う
言ってやれよ…
それって現代的なのですかね?
指のささくれ
九兵衛の話
雨降って地固まる、おてんちゃんとめでたしめでたし、に至るまでのあれこれ
昨日のまこと、今日のうそ
三省院(鶴子)の得体のしれなさを感じる一篇
ただただ、大人になった茜の聡明さが切ない
そして良昌
きっと初めて心から信頼できる
Posted by ブクログ
俯かず
義兄弟の、小平太と龍乃進の絆が深まった回
あの子、捜して
行方不明の子どもの探索をする伊三次
見つかった子どもについて、お吉が「うまくいくのか」と疑問を呈す
ラストがいい
親となった身ならみんなグッとくる
はず
手妻師
当時の最大のエンタメの一つだったのか
芝居小屋よりは格下になるのかもだけど、見世物小屋での手妻(手品)
イケメンなのか、鶴之助にお吉も夢中になるが…
江戸時代は男性優位
不幸な女も子どももたくさんいたんだろうと思わされる
鶴之助もその一人
ラストで死罪になった鶴之助の髪を伊三次が結ってやる
その時に伊三次に「おれもあんたみてェなてて親がほしかった」と言う鶴之助
今も
Posted by ブクログ
あやめ供養で、久しぶりの直次郎登場
言葉遣いから、最初は蔭間かともおもったけれど、いまやお佐和とのあいだに4人の娘がいるという
掏摸から足を洗い、かたぎとして生きているが、関わったところで盗みからの殺人が起きて…
伊三次が直次郎を信じきれない気持ちも描かれる
九兵衛と魚佐の末娘おてんちゃんとの馴れ初めが描かれた赤い花
赤のまんまに魚そえて
松浦医師があやめ供養の話で伊三次に尽力してもらったお礼に九兵衛に台箱を誂えた、その道具開きの料理を下手人(本当は違う)に伊三次が差し入れることで、流れを変える話
人の優しさは心をほぐす
ましてや、江戸時代の女中などはつらい思いのほうが多かったことと思う
Posted by ブクログ
この巻は長編の体を取っているが、いくつかの話が折り混ざっている
江戸の大火で家を焼け出されてからの10年が描かれている、という共通のテーマがあるのみの長編だ
今日を刻む時計でお吉が急に現れ、それも十歳になっている
そこに至るまでの年月を描いている
お文の父親とのこと
お吉が生まれるときのこと
龍乃進が自堕落になっていた時に割りない仲になっていた小勘、本所無頼派の一人次郎衛との再会
お文と伊三次の別居(火事の影響で)の間のこと
いやいや、盛りだくさん
心が動きまくる1冊
世の中の嫁姑に違わず、いなみもきいに色々思っていたのだと苦笑もしたが、きいはそこがいいところだと
まあそれはきっとい