宇江佐真理の一覧

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プロフィール

  • 作者名:宇江佐真理(ウエザマリ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1949年10月20日
  • 出身地:日本 / 北海道
  • 職業:作家

函館大谷女子短期大学卒。1995年『幻の声』でデビュー。『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞受賞。『髪結い伊三次捕物余話』シリーズ、『雷桜』などが映像化されている。その他『余寒の雪』、『あやめ横丁の人々』、『神田堀八つ下がり』など数多くの作品を手がける。

配信予定・最新刊

作品一覧

2023/03/20更新

ユーザーレビュー

  • 彼岸花
     宇江佐真理「彼岸花」、2008.11刊行、2011.8文庫、独立短編6話。堪能しました。味わい深く、そして考えさせられ、ふむふむと納得の6話です。特に「つうさんの家」と「野紺菊」は白眉でした。山の中での武家の娘、薙刀の名手だった老婆のつうさんと(孫の)おたえ15歳が一緒に過ごしたわずかな日々。金で...続きを読む
  • 夕映え 下
    日本史には詳しくないので彰義隊というものをはじめて知った。子を思う親心はいつの時代も変わらない。全体としては史実の部分は淡々と語られるので、大きなヤマ場がないような展開。だが庶民の生活とは戦争が起ころうが災害が起ころうが日々を生きてゆかねばならず、おあきの目線で生活がていねいに書かれている。タイトル...続きを読む
  • 余寒の雪
     宇江佐真理「余寒の雪」、2000.9刊行、2003.9文庫。独立9話。大奥での壮絶な経験を持ちながらも静かで凛とした姿をくずさないお梅39歳を描いた「藤尾の局」。大柄で力持ち、豪快に見えるけど純朴で可愛らしい大滝太夫28歳を描いた「梅匂う」。剣術修行のために仙台から江戸に来たつもりの原田知佐20歳...続きを読む
  • 心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話
     読み応えたっぷりです。ハッピーな話ばかりではないけど、人情の機微についほろり。いよいよ佳境か! 宇江佐真理「心に吹く風」、髪結い伊三次捕物余話№10、2011.7刊行、2014.1文庫。気をつけてお帰り、雁が渡る、あだ心、かそけき月明り、凍て蝶、心に吹く風の6話。龍之進ときい、寝不足で挙式で居眠り...続きを読む
  • 今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話
     宇江佐真理さんが読者に訴えたいことは:人を殺してはならない。人の物を盗んではならない。弱い立場の人間に危害を与えてはならない。親子なかよく。夫婦なかよく。ご近所さんともなかよく。「今日を刻む時計」、髪結い伊三次捕物余話№9、2013.1発行。前巻、伊三次、お文、伊与太の住んでた家は火事で焼失しまし...続きを読む

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