宇江佐真理の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:宇江佐真理(ウエザマリ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1949年10月20日
  • 出身地:日本 / 北海道
  • 職業:作家

函館大谷女子短期大学卒。1995年『幻の声』でデビュー。『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞受賞。『髪結い伊三次捕物余話』シリーズ、『雷桜』などが映像化されている。その他『余寒の雪』、『あやめ横丁の人々』、『神田堀八つ下がり』など数多くの作品を手がける。

作品一覧

2024/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 十日えびす〈新装版〉
    江戸の街中、飾職人の後妻に入って間がない八重が亭主を失くすところから話が始まる。
    前妻の末娘と暮らし、小間物屋でやりくりする八重に、義理の長男夫婦からの無心、迷惑な隣人との諍い、と次から次へと揉め事が起きる。
    裏店で自分の始末をきちんとして、誰にも迷惑をかけずに亡くなっていった老女にも、出ていった育...続きを読む
  • 日本橋本石町やさぐれ長屋
    『やさぐれ長屋』とも呼ばれている弥三郎長屋に住む人達のすったもんだ、いろいろな人情物語。遠くの親戚より近くの他人、そんなことわざがぴったりな長屋なのである。噂好きもお節介な人も理屈っぽく面倒くさい人も役者は勢揃い。それぞれに事情を抱えて、助けたり助けられたり。生活の音が、井戸端会議の話し声が、子供達...続きを読む
  • 深尾くれない
    かやの章とふきの章とまるで印象が違うと思った。かやが首を斬られた所からずーっと角馬を腹正しくて、何を偉そうに人の生殺与奪を語るのか、武士がそんな偉いのか、武士なんか存在する意義も意味もないのに、そこから間違いだと思い、離縁状で済むのに。ふきの章で娘の無念を晴らす角馬に賛同する自分もいたのかです。流儀...続きを読む
  • 憂き世店 松前藩士物語
    読み直す。もう最初に読むのと同じ感覚でした。親子3人の長屋暮らしで、お米婆さんにお駒さんお松さんおお房さんおさちさんと人情味がある助け合う長屋だった、友江の成長を通して生活が見られたが江戸の庶民の暮らしが凄い伝わって勉強になりました。おもんでも死際に世話になるって1人では生きれない繋がりがあるんだよ...続きを読む
  • うめ婆行状記
    晩年の作品なんだなぁ、伊佐次でファンになってずーっと読んで来て、最終回も、というか最後に書いたものを読み終えてまだまだ終わらないと、心の中に刻んだ。うめ婆は本来の自分を取り戻したい思う事が、実はずっと行って来ていただけで自分で気づかないだけだったと思う。あんな楽しい集まりに倒れた時に集まるのは日頃の...続きを読む

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