卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし

卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

江戸に拡がる暖かい煮炊きの煙。人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ――のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ。夫との心のすれ違いに悩むのぶを、いつも扶(たす)けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅・忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。
◎「読み進むほどにページを繰るのが早くならずにはいられない小説がある。この小説もそうだった」<塩田丸男「解説」より>

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし
  • タイトルID
    :
    928545
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公の夫や家族との関係性がストーリーの軸になりつつ、章ごとに色々な出来事・事件が巻き起こっては解決される(少し珍しい料理をキーに)という、飽きさせない構成が素晴らしい。そしてのぶさんの夫・お姑さんとの関係性にぐっとくる、ほろ苦い読後感が著者らしくて、なんだかじんわり涙がにじむような作品。

    0
    2021年10月03日

    Posted by ブクログ

    出てすぐ、10年前に読んだが、じんわりよい読後感だったことを覚えています。この作者の食べ物の表現が好き。このあとしばらく作者買いしてました。

    0
    2019年02月02日

    Posted by ブクログ

    いいなぁ~、好きだなぁ~、食べてみたいなぁ~とか思いながら、ずんずんと読んでしまいましたw やきもきしたり、ほんわかしたり。お舅さん、戻ってきてほしいなぁ~・・・。

    0
    2013年10月03日

    Posted by ブクログ

    ご飯の方に期待して読んだんだけど内容もとても良かった!人の機微がきれいにわかりやすくでも丁寧に書いてあって、胸が締め付けられたり、じーんとしたり、読後感もすっきりと。のぶちゃんは確かに世間知らずかもしれないけれどだからこそおおらかで抜けてる、それこそ“ぼんやり”な性格で忠右衛門ともうまくいったんだと思うなあ。その忠右衛門のキャラがこの本のなんて言っても醍醐味。この2人の絡みにきゅんきゅんした。
    ご飯はもちろんおいしそうでした。今ちょろぎが食べたくてしょうがない。

    0
    2012年09月29日

    Posted by ブクログ

    お舅さん!! 「ねぇ、のぶちゃん 卵のふわふわが食べたいねぇ」って帰ってきてほしいです。

    この結婚は、間違っていたんじゃないか…
    結婚なんて自分には向いていなかったのでは?
    だれでも、思うことなんですね。
    考えれば、考えるほどわからなくなってしまいますね。
    でも、いいんです!いいんですよね! お舅さん!

    0
    2012年07月02日

    Posted by ブクログ

     
    主人公・のぶとその夫正一郎のすれ違いに終始胸が痛んだり、
    忠右衛門や今助、ふでの発言にちょっとくすっとしたり
    度々起きる事件にどきどきしたり、
    とにかく先が気になるお話だった。
     
    淡雪豆腐と卵のふわふわがおいしそう。
     

    0
    2012年03月22日

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。
    買って何回も読みたい本。

    読み始めは正一郎が嫌な奴過ぎて読むのが辛かった。
    新宿鮫の香田をイメージした。

    姑、舅は優しくて素敵。

    でも終盤はこうなってほしいと思う通りになりつつ
    しみじみと切なくもあって、とてもいいラストだった。

    0
    2011年10月20日

    Posted by ブクログ

    美味しそうな料理が紹介され、食べたくなります。舅の最後釣りで退場は、すごく寂しい。帰ってきて欲しかった。のぶの感情の動きを見事に描ききった作家の腕前に感服した。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    んー、さすがに「死ね」はあかん。
    腹立ちで、頬を叩くまではどうにか、仕方なしに受け入れるが、「死ね」とまで言われては、受け入れられません、私ならば。
    でもなあ、それが昭和の女性作家の見てきた有り得る夫婦像なのだからなぁ。
    まぁ昔書かれた小説ってことなのね。
    このクソ旦那が女房に惚れていたという設定は、私には読み取れなかった。
    お話自体は面白いのにこの旦那の暴力のせいで、そこばかり印象に残っちゃったよ。

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    日に日に夫の正一郎が苦手になる。
    融通が利かなく短気である夫は物言いも冷たい。
    隠密周りの同心で、颯爽と歩く姿に一目惚れして、
    嫁いだはずなのに。
    いまだに、独身時代に惚れた相手が忘れられないのだろうか。

    それに比べて、食いしん坊の舅、忠右衛門はいつも優しく
    「おのぶ、おのぶ」と可愛がってくれる。
    愉快な話をしては笑わせてくれる。
    姑は、気っ風がいい女性で、
    裏も表もない気持ちのいいさっぱりとした性格。
    忠右衛門はそんなおひでに頭が上がらない。

    食べ物に好き嫌いが多く食べれる物が少ないおのぶは、
    いつも夫に叱られる。全てがそうだ。
    だが、口答えせずに嵐が過ぎるのを我慢してるうちに、辛くなり
    家を出る決心をする。

    夫婦といえども、いつの時代にも心のすれ違いはある。
    上手に言葉を見つけられない二人であれば尚更だ。

    苦労人の舅姑はただ見守るが、、、。

    奉行所の同心の一家ということで、いくつかの事件が絡む。
    絡みながら、人の心は離れたり、もう一度近づいたり。
    それぞれの不器用な若夫婦は、いつしか本音を話し合い、
    本物の夫婦になる。

    二人だけでなく囲んだ家族や親戚、
    同じ敷地に住む太鼓持ちなどに見守られながら成長するのだ。
    心温まるいいお話であった。
    題名のように当時江戸の評判の料理や、
    日常に食べていた料理の名前がそれぞれ章の題名になっている。
    「卵ふわふわ」は一度壊れた夫婦が再生するきっかけの料理。

    0
    2018年11月20日

卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    歴史・時代 / 歴史・時代小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし
  • タイトルID
    :
    928545
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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