憂き世店 松前藩士物語

憂き世店 松前藩士物語

630円 (税込)

3pt

4.1

鎖国体制がゆらぎはじめた江戸末期。浪人となった相田総八郎とその妻なみは、江戸・神田三河町の裏店に移り住む。個性豊かな長屋の住人たちや共に帰封を願う元松前藩士たちとの、貧しくも温かい暮らしを、丹念に情感たっぷりに描く、傑作長編時代小説。

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憂き世店 松前藩士物語 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    読み直す。もう最初に読むのと同じ感覚でした。親子3人の長屋暮らしで、お米婆さんにお駒さんお松さんおお房さんおさちさんと人情味がある助け合う長屋だった、友江の成長を通して生活が見られたが江戸の庶民の暮らしが凄い伝わって勉強になりました。おもんでも死際に世話になるって1人では生きれない繋がりがあるんだよ

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    一軒家から安アパートに移り住んで家族と暮らす。自分とおんなじことばかりで身につまされる。
    でもそこにこそ幸せがあるということもわかってほっとした。

    0
    2011年06月27日

    Posted by ブクログ

    浪人になってしまった総八郎と妻なみが江戸の長屋住まいしていた十年以上の出来事を描いたお話。市井の人達との会話は宇江佐さんが描くと、息遣いまで聴こえてきそうな感じがします。

    0
    2019年01月26日

    Posted by ブクログ

    幕末に近い江戸下町が舞台。主人公は、蝦夷松前藩の転封に伴い浪人となり、下町の裏店暮らしをする元藩士と妻。

    松前藩は、全国に数多くあった藩の中でもかなり特異な存在なのだなぁ。
    いやはや、なかなか興味深いモノがあります。

    旧領(蝦夷)への帰還を願う元藩士たちを描きつつも、多くの部分は筆者お得意の江戸

    0
    2011年12月14日

    Posted by ブクログ

    過去は過ぎ去ってしまうと美しさだけが残る。「今」がどんなに辛くてもそれが過去になると「もしかしたらあれが幸せだったのか」と思うことがないように生きていきたいと思った。

    0
    2011年11月14日

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