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Posted by ブクログ 2023年11月01日
読み直す。もう最初に読むのと同じ感覚でした。親子3人の長屋暮らしで、お米婆さんにお駒さんお松さんおお房さんおさちさんと人情味がある助け合う長屋だった、友江の成長を通して生活が見られたが江戸の庶民の暮らしが凄い伝わって勉強になりました。おもんでも死際に世話になるって1人では生きれない繋がりがあるんだよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月14日
幕末に近い江戸下町が舞台。主人公は、蝦夷松前藩の転封に伴い浪人となり、下町の裏店暮らしをする元藩士と妻。
松前藩は、全国に数多くあった藩の中でもかなり特異な存在なのだなぁ。
いやはや、なかなか興味深いモノがあります。
旧領(蝦夷)への帰還を願う元藩士たちを描きつつも、多くの部分は筆者お得意の江戸...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月12日
宇江佐真理さん「憂き世店」、松前藩士物語、連作6話の長編時代小説、2004.10刊行、2007.10文庫。松前藩が国替え・降格となり、松前藩士相田総八郎32歳は江戸の裏店暮らしに。一方、松前の親戚で嫌がらせを受け続けた妻のなみ20歳は夫を探しに江戸に。徳兵衛店で暮らす2人を描いた第1話「憂き世店」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月22日
松前藩が移封され、解雇された相田総八郎となみの江戸・裏店での浪人暮らし。
「生きていくことは死ぬことよりもずっと辛い。それでも生きていなければならないのは何の為だろう。その答えは、…」と、なみがか語るように、藩での暮らしとは別世界であった。それも14年後、晴れて帰藩が叶う。しかし、待つには、耐える...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月25日
蝦夷松前藩の移封(お国替え)から帰封までの19年間の、
浪人となった松前藩士の江戸での暮らしを書いた作品。
長崎での交易などは、比較的華やかに作品にされるかと
思うのですが、北国ものって、北国人の特性なのか
あまり主張満々で作品になかなか上ってこない印象。
そんな北国事情の歴史動向を下敷きにしなが...続きを読む
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