プロフィール
- 作者名:荒巻義雄(アラマキヨシオ)
- 性別:男性
- 生年月日:1933年04月12日
- 出身地:日本 / 北海道
- 職業:作家
早稲田大学第一文学部心理学科卒。1970年に評論『術(クンスト)の小説論』、短編『大いなる正午』で評論家と作家としてデビュー。『白壁の文字は夕日に映える』で星雲賞日本短編賞を、『骸骨半島』で北海道新聞文学賞(詩部門)を受賞。『艦隊』シリーズがOVA化や漫画化されている。その他作品に『ビッグウォーズ』シリーズ 、『要塞』シリーズ、『白魔伝』シリーズなどがある。
作品一覧
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5.01~4巻660~880円 (税込)第三次世界大戦勃発! ヒトラー率いる独帝国の野望を打ち破り、全人類の運命を絶望の淵から救うため秘匿艦隊が出撃する。大ベストセラー『紺碧の艦隊』を遥かに凌ぐスケールと斬新な発想で描かれる、待望の新シリーズ第1弾! 短篇『地政学講義/悪夢の構図201X年 A』も収録。
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3.0
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-1巻110円 (税込)イーサ泊地に滞在する旭日艦隊乗組員たちの無聊を慰めるべく、大石長官が懸賞付き探偵小説を披露した。曰く、三角関係の縺れで殺された女優の幽霊が「真犯人は別にいる」と訴えると言うのだが……? 『C★NOVELS オリジナル・アンソロジー2003』(2003年8月8日刊行/非売品)所収
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4.01~10巻770円 (税込)昭和18年4月18日。ラバウルを発ち最前線視察と激励に赴く途中、敵P38が接近。一発の敵弾が彼に命中、意識は途切れた…。照和の時代に生まれ変わった彼=高野五十六は、二度と同じ過ちを繰り返さぬ為に精鋭集団「紺碧会」を結成する…。
ユーザーレビュー
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太平洋戦争のうっぷんばらし
日本が、太平洋戦争に敗戦したという歴史を受け、これを覆そうという想定の下にシナリオが進む展開になっている。日本の技術力を存分に発揮し、先を読んだ生まれ変わりのキャラクター達が、新しい技術と兵器を開発しながらアメリカに望むという展開は、太平洋戦争の歴史を知っているものとしては、胸が空くような思いがでる。ただ、当時の技術力としてどこまで現実的に可能であったかどうかはやや疑問が残り、アメリカに対して、どこまで対峙できるかと言うことについてはすこし日本びいきかなという点もある。
最終的に、太平洋戦争がどのような結果になるのかが楽しみになる本。