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髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより) 町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞 令和6年8月14日~17日
江戸情緒、人情。庶民のつましい暮らしの中の悲喜こもごも。 大きな謎や快刀乱麻などはないが、心に染みる。 伊三次とお文のカップルの今後を見守りたい!
どの話も良いが、「備後表」が良かった。 幼い頃に両親と死別し、姉の婚家へ身を寄せて使用人のような扱いを受けていた主人公に母と呼ばれるほど優しかった畳表の職人が口にした最後の願いにまつわる話である。 藺草の問屋だったという私の母の実家に畳表の織機が残されていた事もあり、惹かれた。あれを個人の家に置い...続きを読むたら他の生活空間を確保するのは大変かと思うが(重量も結構あるらしい)、とにかく誰もが優しく、母の願いを叶えようとする主人公に手をさしのべる。
宇江佐真理の書くキャラクターはどうしてこんなにも魅力的で、そして哀しいのでしょう。「あやめ横丁の人々」で惹きこまれてから、久々に著者の作品を読みましたが、ストーリー運びも素晴らしいのですが、やはりキャラクターがハンパ無くいいのです。 主役の廻り髪結いの伊三次、彼のいい女の文吉、伊三次の主不破。 三人...続きを読むともそれぞれ人としていろいろな過去があり、それでも今の環境を精一杯、真摯に「生きて」いる。 それをいろいろな出来事と共にサラッと明らかにしていく著者の手腕には、本当に魂鷲掴みされる状態です。 このシリーズはまだまだあるみたいなので、これからお楽しみが待ってると思うとうれしいです。
人から1巻もらった。 ら。 現在進行形で続いてる息の長いシリーズものだった。 うそん。 現状12巻まで出てる。 文庫化されてんのは10巻まで。 なんでまだ10巻までしか読んでないけどとりあえず。 一話完結の人情捕り物。 著者が女性ってのもあって 「御宿かわせみ」シリーズとちょっと似たイメージ。...続きを読む でも中味は真逆に近い設定かも。 主人公がヒーローじゃなくて、 身分が低く、いまいち冴えない普通の男。 で、 一話一話が割としっかり書いてあって、 かわせみシリーズよりも、ややじっとりと生臭く、 主人公達の設定と相まって、より庶民の暮らしな感じ。 長い間続くマンネリ防止の為に たまにオカルティックなとんでも話とか出てきたり、 1巻につき登場人物達が1歳年をとる面白い設定だったり、 子供達の世代がだんだん主人公になってきたりと いろいろ工夫してる感じが目につく。 なんで、 マンネリをむしろ愛したいタイプの時代ものが好きな人は ちょいちょい癇にさわるかも。 逆に、 物語の大きな流れのうねりが大きいので、 飽きずに読んでられる気もする。 16年続いてて、かつ、現在進行形だし、 著者が書けるまで書き続けると言ってるので、 かわせみシリーズと同じく、 全部読める頃にはきっと自分もいい年だろうと苦笑い。 続編を楽しみに待ってます。
お文の伝法なもの言いに最初面喰ったけれど,同い年の対等な男と女の関係がいい。 その他の登場人物も,簡単にイイモン,ワルモンが決められないところがいい。
江戸情緒満載!泣ける短編の数々。ディテールの細かさ。様子の良さ。ノンストップに次々読んでいってしまう。次が楽しみ。
宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズの一作目になります。本当に面白いです。伊三次と文吉に幸あれ。
読み応えのある、読後感のよい時代ものがいいなあ、という願いを叶えてくれる宇江佐真理さんのシリーズ。 再読だけど、すっかり忘れているので、楽しく読めた。 文吉ねえさんがかわいい。いなみさんもいい。
髪結い伊佐次シリーズ一弾。 廻りの髪結伊佐次がもう一つの仕事である下っ引きとして関わった事件を描いた捕物帖。 恋人である深川芸者、お文との恋模様や、同心不破との関わりなども描かれている。 捕物帖だが市井ものでもあり、江戸の人情咄として楽しめる。 捕物咄ではないけど、畳職人の老女の話「備後表」がしみじ...続きを読むみと良い。
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