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Posted by ブクログ 2011年09月26日
髪結い伊三次シリーズの4作目。「さんだらぼっち」って、こういうモノだったのか。ふーむ。このシリーズは、各話が決してハッピーエンドでは終わらずに、なんとも寂しく切ないまんまで終わってしまったりします。読んでると「えぇ〜、コレでいいのかぁ?」と思ったりしますが、これがまたこのシリーズの妙味なのではないで...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月16日
小説には二通りある。「われを忘れる小説」と「身につまされる小説」である、という解説の言葉に納得した。
自分にとってこの小説は後者だ。例えば、流産したおみつが「姉さんはいい気味だと思ってるかもしれない」というシーン。流産したことはないけど、落ち込んでいる時には、皆が悪意をもって、自分を哂っているように...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
髪結い伊三次捕物余話シリーズ4作目。
おもしろいなぁ。
このシリーズはキャラクターがそれぞれ主役をはれるほどにたっていて読んでいてあきさせないです。
捕物話だけど、せつない恋や、初恋や、浮気や、信頼してた人からの裏切りや、そこから許せるまでの葛藤とさまざまな生きることへの喜びや苦悩がキャラクタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月18日
前巻で火事で家を失い.深川を去ることになったお文。 良いきっかけではなかったが、なかなか結婚に踏み切れずにいた二人が、それがきっかけとなり、芸者は辞めて、伊三次と一緒に暮らすことになる。これで、伊三次が自分の店を構えるのは、 また少し先になってしまうかもしれないが、それでも慎ましくも幸せな日が続くの...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月04日
【本の内容】
芸者をやめたお文は、伊三次の長屋で念願の女房暮らしを始めるが、どこか気持ちが心許ない。
そんな時、顔見知りの子供が犠牲になるむごい事件が起きて―。
掏摸の直次郎は足を洗い、伊三次には弟子が出来る。
そしてお文の中にも新しい命が。
江戸の季節とともに人の生活も遷り変わる、人気捕物...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月25日
人気の「髪結い伊三次捕物余話」4作目。
流れるような文体で、時代色たっぷりなのに、わかりやすい。
前作でお文の家が火事になって焼け出され、やっと夫婦になった伊三次とお文。
深川芸者の文吉として鳴らしたお文に長屋暮らしは無理があったが、お文のほうも、すぐ引っ越したいとは言わなかった。
長屋のおかみさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
髪結い伊三次捕物余話第4作目。
切なくなるような話が多い。
子供が主役のもの、お文が主役のもの。
子供が主役となると、子供がいるものにとっては感情移入して読んでしまうね。
本当に子供って純なものだと思った。
お文さんにますます好感を持つ。
長屋には或ることでいられなくなってしまった。お文は深川で...続きを読む
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