青春を迎え心悩ます子どもたち。
累計180万部突破の、人気シリーズ第13弾
松前藩主の嫡子・良昌からの再三の申し出に、側室になることを決意した不破茜だが、良昌の体調が刻一刻と悪化していく。
一方、才気溢れる絵を描く弟弟子から批判され、自らの才能に悩む伊与太は当代一の絵師、葛飾北斎のもとを訪ねる。
人生の岐路に立つ若者たちに、伊三次とお文はなにを伝えられるのか。
亡き著者の大人気シリーズ、いよいよ佳境!
解説・大矢博子
【目次】
「共に見る夢」
「指のささくれ」
「昨日のまこと、今日のうそ」
「花紺青」
「空蝉」
「汝、言うなかれ」
Posted by ブクログ 2018年09月04日
人気シリーズも終盤です。
惜しくて、大事に少しずつ読んできましたが‥
廻り髪結いの伊三次は、同心の不破親子の手伝いもしています。
江戸市中で起きるいくつかの事件の探索と交えながら、身近な人間模様を描いていきます。
不破の娘・茜は、松前藩の奥女中。剣の腕を見込まれての警護役ですが、若君に気に入られ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月05日
亡き著者の人気シリーズ第14弾。人生の岐路に立つ若者たちの苦悩と葛藤。伊三次ほか先人たちは何を伝えることができるのか。
宇江佐さんが亡くなって早くも三年が経つ。我が子のようにも思っていた伊与太ら子供たちも、すっかり大人である。親と子の関係も職業を持つ者としても、苦しみも悲しみも悩みどころも現代人と同...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月24日
目次
・共に見る夢
・指のささくれ
・昨日のまこと、今日のうそ
・花紺青
・空蝉
・汝、言うなかれ
収録作を書いていた頃はまだ癌告知をされていなかったそうだけれど、何か感じるものがあったのだろうか、生まれ来る者と死にゆく者の話が心に残る。
龍之進は父となり、ますます地に足の着いた仕事ぶりを見せるが...続きを読む
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