通りゃんせ

通りゃんせ

704円 (税込)

3pt

25歳のサラリーマン・大森連は小仏峠の滝で気を失い、天明6年の武蔵国青畑村にタイムスリップ。驚きつつも懸命に生き抜こうとする連と村人たちを飢饉が襲い……時代を超えた感動の歴史長編!

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通りゃんせ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年01月14日

    ある意味、SFか?

    宇江佐センセがタイムスリップを描くと、こうなるのだ。

    多くの時代物で鍛えられた手腕があっちこっちずばすばと発揮されています。
    すげえ。

    また、タイムスリップ先が鄙びた農村ってゆうのもナカナカ良い。

    たまにはこういうモノもアリですね。

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    Posted by ブクログ 2023年09月09日

    マウンテンバイクで旅をしていたら、ある時ワームホールにぶつかって江戸時代の農村に飛んできてしまう主人公のお話。飢えや理不尽な取り立てに苦しむ農民の生活を経験しながら、周りの人たちと絆を深めていく。後半の展開が多少好みではないけど、どんどん読み進めたくなる面白さがありました。

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    Posted by ブクログ 2022年02月20日

    会社員が江戸時代にタイムスリップする小説。ライトノベルにありそうな展開であるが、タイムスリップ先が天明期の農村という点が地味であり、小説の奥深さがある。ラノベは転生先の人生に切り替えるが、『通りゃんせ』の主人公は自分がいなくなった元の世界について思い悩む。ラノベは転生先の生活に容易に適応するが、『通...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月14日

    内容(「BOOK」データベースより)
    平凡な25歳のサラリーマン、大森連はツーリングに出かけた先で道に迷い、滝の裏に落ちてしまう。目覚めると、そこはなんと天明6年の武蔵国中郡青畑村―!?時次郎とさな兄妹の許に身を寄せ、川の氾濫や重い年貢が招く貧困等、江戸の過酷な現実を目の当りにしていく連。天明の大飢...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月13日

    連が江戸時代の人間らしくなっていくのをみてなんだかしみじみとした気持ちになった
    個人的に時次郎がかっこいい。

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    Posted by ブクログ 2018年11月24日

    タイムスリップもあるが江戸時代の農家の生活が描かれる。歴史に名を残さぬ人々の生活を感じることができる。

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    Posted by ブクログ 2015年09月27日

    終盤の落としどころは、まぁ仕方ないかという感じではあるけれど、途中は面白い。後半は連載だったから仕方ないだろうけどバタバタした感じ。スイスイページをめくれる。

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    Posted by ブクログ 2014年12月16日

    25歳の平凡な青年が江戸時代の農村にタイムスリップするという、宇江佐作品の中では異色の長編時代小説。
    青年の視点で語られる贅沢と退廃に満ちた生活。一方で江戸時代での生活を礼讚する訳ではなく、特に飢饉を迎えて農民が鬼畜の如く変貌するさまは恐怖を覚える。このあたりのバランス加減が、宇江佐さんの巧さを感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月27日

    江戸時代へのタイムスリップものですが、行きついた先が 農村というあまりない設定です。 しかも、天明の大飢饉の年。過酷な農村の実態を目の当たりにしながら現代に戻る望みを捨てずに必死で生きる主人公の姿勢には好感は持てたけど、後半のさなさんのあたりの主人公には納得がいかなかったです。太助が戻ってきたことに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月11日

    過去にタイムスリップする物語は多いけど,なぜか主人公が歴史音痴っていうのが定番.だけど本作はその点が違ったので新鮮でした.本を通していかに恵まれた境遇にいるのかを実感することも有意義だなと思う.最後は宇江佐さんらしい結末でほっこり&満足.
    以下あらすじ(背表紙より)
    平凡な25歳のサラリーマン、大森...続きを読む

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