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Posted by ブクログ 2011年03月25日
江戸時代を選んで書いているのは、名もない一人の庶民と自分が繋がっているかも知れない、という思いからだと著者の宇江佐さんは語っているそうです。また、今の時代の便利さやスピードに対する疑問からともおっしゃっているそうです。
今の時代、スマートフォンなどが登場し、どんどん便利になり、さまざまなものの流れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月09日
藩主の敵討の手伝いをすることになった刑部小十郎。父親の伝手を頼って江戸市中の借家に住まうことになる。その大家であり古道具屋「紅塵堂」の娘・ゆたとふたりは互いに惹かれあう。周囲に翻弄されつつ不器用に生きるふたりを中心とした青春時代小説。
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この話は別のお話『銀の雨』と設定を共有しています。『...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
仙石藩士の刑部小十郎は、藩の汚名をそそぐ、助太刀を命じられた。
町屋の娘、ゆたとの淡い恋。
雲水の賢龍との友情。
小十郎の成長。などなど。
「人間、何が幸いし、何が不幸になるか知れたものではない。徒に落ち込むことはないのだ。そのうちに解決の糸口はきっと見つかる」(本書 298頁より)
読...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月05日
タイトルが巧い。主人公・小十郎が町娘ゆたと恋をして、賢龍との友情を深めていくにつれ、三日月が満月になるように成長していく。
厳しい武士社会・・・「いやおうもなく流されて、気がつけば手前ェの居場所がなくなっている。それもこれも世の中ですよ。」ゆたの父・八右衛門の言葉どおり小十郎の人生も右往左往するが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月26日
某東北の藩の若者が、とある事情により江戸の藩邸から町長屋へ移り住み、さまざまな人々と出会い成長していきなんたらかんたら・・・・・。設定がややこしすぎるのか、登場人物それぞれの魅力が描ききれてない気がします。終盤にかけて、なんだか慌ただしかったなぁ。可もなく不可もなく、といった読後感。・・・ていうか、...続きを読む
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