月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

611円 (税込)

3pt

超人気シリーズが、書き下ろし長編小説に!

髪結いの伊三次と芸者のお文。仲のよい夫婦をめぐる騒動を、江戸の夜空にかかる月が見守っている。大河ロマン的な人情時代小説です。

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月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人気シリーズの14作目。
    ただし、初の文庫書下ろし。

    8作目の「我、言挙げす」のラストで火事があって家を無くした伊三次とお文一家。
    9作目「今日を刻む時計」では、10年がたっていたのです。
    この10年間の空白に起きた出来事を描く内容になっています。

    伊三次の妻で芸者のお文は、父親を知らずに育ちま

    0
    2017年01月24日

    Posted by ブクログ

    今までは「オール讀物」に1年半くらいにわたって掲載してから単行本化していたのだが、病床で書いたためか、デビュー作のシリーズの気になる事柄に決着をつけておきたかったからなのか、初の文庫書き下ろし。

    シリーズ最初から見守ってきた読み手へのありがたいメッセージとして受け止めた。

    章立てはないが、4つの

    0
    2016年08月24日

    Posted by ブクログ

    2016.9.17
    昔語り。
    お文と父親との交流が切ない。
    火事見舞いに大枚を渡してくれた。
    互いに名乗りあわずとも心通う。

    味噌屋の事件が腹立たしい。下手人の悪どさにいたたまれない。真相がわかって良かった。

    次郎衛と龍之進の不思議な友情にほっこりした。次郎衛は龍之進の小者になって近い将来、大事

    0
    2016年09月18日

    Posted by ブクログ

    最近は子供世代のお話が多くなっていて少し寂しかったけれど、今回はお文や伊三次の心情を描いてくれて嬉しかった。特にお文が実の父親に会えたお話に感激。また度々語られることのなかった十年のお話を是非書いていただきたいものです。

    0
    2015年02月24日

    Posted by ブクログ

    件のシリーズ最新刊で10年間の空白ができたため、大好きなシリーズなのにちょっと違和感が生じていた。そんなファンの気持ちを汲んでいただいたのか、語られなかった10年の間の出来事を綴った書き下ろし作品。
    お文の父親の話、本所無頼派の顛末、そして伊三次の出来心など、心が温まったり人間関係の煩わしさを知った

    0
    2014年11月17日

    Posted by ブクログ

    人気シリーズも14弾目、シリーズ初の文庫書下ろし作品。
    お文の回想から始まり、過去の出来事と現在の事件が絡み合いながら、話が進む。作者自身も、シリーズを振り返りながら、書くことを楽しんでいるよう。ますます筆がさえる。

    0
    2016年06月16日

    Posted by ブクログ

    短編集のような長編。カキオロシ。

    最新刊がどの時点の話か、よくわからなくなってきた。

    ま、それでも十分楽しめる。

    0
    2014年10月27日

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    江戸の大火で別れて暮らすことになった髪結いの伊三次と芸者のお文。仲の言い夫婦をめぐる騒動を夜空にかかる月が見守っている。
    伊三次の色恋沙汰。お文の父親のこと、八丁堀純情派に屈した本所無頼派のその後・・・・。
    長女・お吉が誕生する頃の、語られることのなかった十年を描く

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    なんとなくひといき、といった感じの、物悲しさが
    あった一冊。
    手の届かない月なんて、誰のでもないのに。

    0
    2018年07月07日

    Posted by ブクログ

    201410/最新作だけど、従来作を一緒に振り返りながら読み進めてるカンジ。時の移り変わりの切なさと次世代達の成長ぶりのたくましさ。

    0
    2014年11月15日

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