余寒の雪

余寒の雪

小説・文芸
719円 (税込)

3pt

修行を積み、女剣士として立つ日を夢みる知佐
子持ちの町方役人の後添えにと望まれた女剣士が、幼子との交流を通じ成長する姿を描いた表題作他
市井の人々の機微を写しとる六篇

※この電子書籍は2000年9月に実業之日本社より刊行された単行本の文春文庫版をを底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    余寒の雪
  • タイトルID
    :
    1137750
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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余寒の雪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表題「余寒の雪」がことの外良かった。仙台育ち、男勝りで女剣士。彼女は一人の「侍」として人生を全うしたいと思っていた。が、まわりは放っておかない。年頃になれば縁談が舞い込む。その度にのらりくらりと躱してきたが、今回ばかりはちょっと趣きが違った。叔父夫妻に誘われ江戸まで行ってみましょう。から始まったのだから。まさか江戸で祝言が待っているともつゆ知らず、訪れてみたら、は!うそ!子持ち侍の後添い??さて、そこからどうなるか。少々軽く書いてはいるけれど、ラストシーンの情景、心情全てとても美しい。宇江佐さん、完璧。

    0
    2017年06月16日

    Posted by ブクログ

    しっとりした美しい作品が多く、ほろりとしました。
    女性たちが、身の振りを自分で選べないながらも、芯を持ってうまくその場に収まっていく強さ、しなやかさが感じられました。
    「紫陽花」と「余寒の雪」が好きです。

    0
    2014年02月06日

    Posted by ブクログ

    時代モノ短編集。

    人情話だけでなく、方向性が多岐にわたっております。
    とくに史実をモチーフにした2編が、なかなか良かったです。
    「時代小説」というフィールドで、いろんな試みをされておられますね。

    0
    2011年12月01日

    Posted by ブクログ

    2003年に刊行された小説、ちょっと古いかな、と思って読んだがそもそも時代小説にはその概念が当てはまらない事を痛感した。7編の物語から構成されており、それぞれの内容はどれも至極の内容だった。特にタイトルと同じ章の余寒の雪は主人公の知佐と松之丞の絆と主人公が成長する姿が描かれておりとても暖かく感じられた。

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    宇江佐真理さんの著作を読むたびに、気持ちがほっとします。
    哀しく泣ける話もあるけれど、殆どの作品で優しい読後の気分が味わえます。
    違う作家の重い作品を読んだ後の宇江佐さんには、気持ちを楽にして貰えます。

    0
    2020年06月21日

    Posted by ブクログ

    あらすじ(背表紙より)
    男髷を結い、女剣士として身を立てることを夢見る知佐。行く末を心配した両親が強引に子持ちの町方役人と祝言を挙げさせようとするが―。幼子とのぎこちない交流を通じ次第に大人の女へと成長する主人公を描いた表題作他、市井の人びとの姿を細やかに写し取る六篇。中山義秀文学賞受賞の傑作時代小説集。

    0
    2015年10月13日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    平成7年にデビュー後、3年間連載したという初期のもの。
    作者の地元・函館に近い松前藩の記録を元にしたものなど、かっちり描かれています。
    松前藩は日本最北の藩だそう。
    松前藩に忠誠を誓うアイヌ12人の「夷酋列像」という絵があり、見事な絵だが、実像とは違うという説もあり、いつか取り上げたいと思っていたとのこと。「蝦夷松前藩異聞」という作品にまとめた。

    「藤尾の局」は商家の後妻になって、なさぬ仲の息子達の狼藉に悩まされる女性。
    末娘がなぜ怒らないのかと話を聞くと、大奥奉公で苦労した経験があり、それに比べれば大したことはないから、と。その時一度だけやり返したが、実は後悔が残ったのだという。
    妹に話を聞いた息子達は‥

    表題作の雪は、富士山の雪。
    男装で、剣の腕を磨いてきた娘・知佐。
    剣の指導者としてお城に上がる夢を抱いていたが、なかなかそれは難しいこと。心配した両親や伯父が一計を案じ、縁談をまとめてしまう。
    江戸見物に同行したら、明日は祝言と言われるのだ。
    相手は一回り年上で、3年前に妻を亡くし、幼い子がある鶴見俵四郎。
    驚愕して断る娘に、相手方もそれは無理があると同意、帰る算段がつくまで逗留するようにと言ってくれる。
    俵四郎は仕事で帰りが遅く、約束した手合わせも出来ないまま日が過ぎる。
    寂しげにしている子供・松之丞と遊んでやって懐かれて、男親ともいつしか惹かれ合うように。
    落ちつく所は見えるが、心地良く引っ張っていってくれます。

    0
    2011年06月19日

    Posted by ブクログ

    江戸のさまざまな人々を描いた短編集。元遊女の内儀、若旦那、お庭番、元大奥老女、家老女剣士など、読んでいてじんわりしてスッキリするようなそれぞれの生き様が楽しめた。まだ宇江佐さんの初期の頃の作風を感じるけれど、やっぱり読んでいて心にグッとくる。

    0
    2011年09月17日

    Posted by ブクログ

    んーーー。んーーーー。私としては、宇江佐先生の良さがあまり出ていなかった気がする。実際の文献を題材にした短編小説が7編。物語の中で時代の説明が入るのだが、その説明の入り方がイマイチな気がする。最後の「余寒の雪」はとても良かった。宇江佐先生はこのように人情にぐぐっと迫った物語を書くのはとてもお上手だと思う。特に男と女の微妙な心模様を書くのがお上手で、ほろっとさせられる。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    どの話も物足りなさを感じさせない話ばかりだった。つぎは長編を読みたい。表題作のラストはドキッとする。

    0
    2025年08月30日

余寒の雪 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    余寒の雪
  • タイトルID
    :
    1137750
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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