やがて哀しき外国語

やがて哀しき外国語

作者名 :
通常価格 572円 (税込)
獲得ポイント

2pt

  • 対応端末 :
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

新規会員限定半額クーポンプレゼント

作品内容

F・スコット・フィッツジェラルドの母校プリンストン大学に招かれ、アメリカでの暮らしが始まった。独自の大学村スノビズム、スティーブン・キング的アメリカ郊外事情、本場でジャズについて思うこと、フェミニズムをめぐる考察、海外で深く悩まされる床屋問題――。『国境の南、太陽の西』と『ねじまき鳥クロニクル』を執筆した二年あまりをつづった、十六通のプリンストン便り。

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
電子版発売日
2015年11月27日
コンテンツ形式
EPUB

書店員のおすすめ

本書は、数多くの名作を生みだしたあるいは平成の文豪とも呼ぶべき作家、村上春樹によるエッセイです。
著者は1991年から4年半の間アメリカに住んでおり、その体験を主として、90年代のアメリカ社会の情勢やアメリカに住む人々の暮らしなどが描かれています。

ただし、内容は単なるエッセイに止まりません。
文学を創り出す村上の「人」の存在意義や社会的立場に対する考え方が直に伝わってきます。

そして、タイトルの「やがて哀しき外国語」とは本人の中に存在する日本語の情緒を示しています。
あとがきにも書かれていますが、村上に影響を与えた作品の多くは英語の外国小説です。
日本人として生まれ日本語を自明な母国語として生きていたものの、小説家村上春樹としては英語のもつニュアンスが深く影響している、そのようなことを表現している言葉ではないでしょうか。

村上春樹の文学的世界観を通して感じる日常を是非味わってみてください。

Posted by ブクログ 2017年01月19日

エッセイ。
あまり好き好んで読むジャンルじゃないけれども、大好きな村上春樹なので、いまさら読んでみました。
読んでみるとエッセイでもやっぱり村上春樹でした。実に面白かった。

それにしても、特にテーマもストーリーもないとりとめのない日常に感じたことを読ませる。
あたりまえだけれども、それって凄いこと...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年10月12日

私はあまりエッセイを読まないんだけど、知り合いが貸してくれたので、しぶしぶ読み始めたが、これがすっごい面白い。

私はワシントン州の田舎に住んでるので、こちらwest coastと、村上さんが滞在してたeast coastではほんとに雰囲気が違うんだなー。(もちろん、うちの周りには有名大学なんてない...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年01月17日

学校の勉強の出来だけじゃない頭の良さと行動力、それと運もあったのだろうけど、実にうらやましい人生を送っているなぁという感じ。もう絶対に手の届かない夢の世界かな。せめて、久しぶりに早稲田松竹にでも行ってみようかな…

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2015年10月13日

タイトルになっている話はとくに印象に残っているけれど、他のアメリカでの話どれも面白くて読み終わるのがもったいなかった。ヒエラルキーや元気な女の人の話がよかった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2013年11月11日

村上春樹の紀行文は本当に面白い。「遠い太鼓」でもそうだったけど、こういうことってあるよなあ、という話が満載だ。とりわけ、床屋の話が面白かった。私も外国暮しで経験する困ったことの一つがこれだった。「盆栽と芝刈り」の比喩はまさに秀逸。

このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています