神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • 映画化

    「アフター・ザ・クエイク」

    2025年10月3日公開
    出演:岡田将生、鳴海唯、渡辺大知

  • ドラマ化

    「地震のあとで」

    2025年4月5日~ NHK総合
    出演:岡田将生、鳴海唯、渡辺大知

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全編好きだったな。
    テーマの1つは、阪神・淡路大震災であるが、直接的な被害などは書かれていない。地震大国の日本で生きていくということは地震と付き合っていくことだが、直接的な被災をしなくても地震からは何らかの影響は受けるし、忘れてはいけない。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の本は、ちょっと詩的で哲学的で、ファンタジーで、とても面白いです❗️
    めちゃめちゃ良かったです。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    6編の短編からなる短編集。文庫本の最後に、各短篇の「初出」が書いてあるが、その全体が

    連作『地震のあとで』その一~その六

    と紹介されている。
    この「地震」は、阪神淡路大震災であるが、地震が起こったのが、1995年の1月であったのに対して、6編の短編のうちの5編が「新潮」に掲載されたのは、1999

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の不気味な短編が好き。性にこだわり過ぎてるところは鬱陶しいが。
    どれもよかったが、UFOが釧路に降りる、アイロンのある風景がとりわけ印象深い。箱の中身、気になる。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    「本読むふたり」という小説での、話のキックオフになった作品。そこから興味を持って読んでみた。また、映画アフターザクエイクが公開されて、気になっていたが、りかいできるかがわからなかったので、チャレンジ。

    ・UFOが釧路
    ・アイロンのある風景
    ・神の子どもたちはみな踊る
    ・タイランド
    ・かえるくん、東

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ


    ⭐️神の子どもたちはみな踊る
     阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件をモチーフにしているという。全体的に暗いトーンだが、連作短篇の終わりにいくほど救いがあるように感じる。「アイロンのある風景」「かえるくん、東京を救う」「蜂蜜パイ」
    が好み。焚火に癒され、光と闇の闘いに翻弄され、まさきちととんきちにほ

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    映画アフターザクエイクを見て2周目
    蜂蜜パイと釧路〜が最高
    失うことで、失う理由を知ることでしか学べない辛さが印象的。
    蜂蜜パイで、小夜子は淳也と結婚するのでしょうか。教えてください。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    1995年は阪神大震災と地下鉄サリン事件が起こった年。地震と宗教、共通点があるはずはないのですが、同じ年にこの二つの出来事が起きたということは、この世には人の手の届かない何か大きなものがあるのでは?そしてその大きなものを村上春樹は知っているのでは?などと思わせるような不思議な短編集。
    登場人物は、

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    阪神淡路大震災を受けての短編集。
    好きな作品が多かった。

    ・UFOが釧路に降りる
    妻の失踪、釧路に荷物届ける。
    何かが起こるわけじゃないのに心がざわっとする。

    ・アイロンのある風景
    家出した順子、放蕩息子の啓太、焚き火が得意な絵描きの三宅さん。
    焚き火を見ながらぼんやりと過ごす時間を文章で表現で

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    1995年という年に寄り添った作品。今年で20年目になる秀作。
    不安と恐怖に満ちたあの一年を揺かごに乗せたような哀しみと慈しみ、そして希望が感じられる。

    『かえるくん、東京を救う』、書き下ろしの『蜂蜜パイ』が特にオススメ。

    0
    2025年09月10日

神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫) の詳細情報

  • 映画化

    「アフター・ザ・クエイク」

    2025年10月3日公開
    出演:岡田将生、鳴海唯、渡辺大知

  • ドラマ化

    「地震のあとで」

    2025年4月5日~ NHK総合
    出演:岡田将生、鳴海唯、渡辺大知

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

村上春樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す