喧嘩猿

喧嘩猿

726円 (税込)

3pt

3.2

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生きて、死ぬだけ。幕末アウトロー揃い踏み! 時は幕末。十六歳の捨吉は名刀・池田鬼神丸と自分の左眼を奪った「黒駒の勝蔵」を追って故郷を飛び出す。千に一つの島破りを成功させた伝説のやくざ「武居の吃安」と出会った彼は、やがて凄絶なる戦いの渦に巻き込まれてゆく。「森の石松」が次郎長の子分となる前の若き姿を描くアウトロー講談小説登場!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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喧嘩猿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まだ読んでない木内一裕の本あった、って事で買ったんだけど、時代物か〜と読み始めるのが億劫だった。でも読み始めてみればそこは木内一裕、講談っぽい文章で永遠にルビが振られ続ける難読さで一見とっつきづらいけど、実はすごくリズミカルでテンポよくて面白かった。物語としては主人公の石松を差し置いて勝蔵に大五郎に

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    木内さん初の時代小説。
    今までの作品同様、時代小説とはいえ、とても読みやすくテンポよく読み進めることができます。

    漢字にルビがふってあるのも助かります(笑)
    ほかの時代小説も、もっと漢字にルビふってほしいんです。
    最初だけルビがふってあるのが多いけど、本書はほんと丁寧にルビがふられて

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    ラストが淋しいですね。
    実在の人物だからその後どうなったのかは興味はあるけど現実に戻されてしまいます。
    ラストは石松が行ってしまっただけで良かったのではと自分は思います。

    0
    2021年06月11日

    Posted by ブクログ

    漫画家『きうちかずひろ』から小説家『木内一裕』に転身して、第7作目の小説。木内一裕にハズレなしの神話もついに潰えたようだ。

    森の石松の若き姿を描いた時代任侠小説であるが、どうにもしっくり来ない。物語はトントントンと小気味良く展開するのだが、浅い描写に頭の中に画が全く浮かんで来なかった。

    現代小説

    0
    2015年07月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2019/7/20
    漢字が旧字だったり繰り返しが記号で表現されてたりでとっつきにくい割にはスイスイ読めた。
    テンポがよいのかな。
    でもまあ時代が違うし住む世界もから価値観も違ってそこは少々飲み込み難い。
    それでも吃安が石をかわいがってるのとか、石が間違って刺しちゃってあわててるのとかは微笑ましい。

    0
    2019年07月21日

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