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Posted by ブクログ 2016年05月07日
『このミステリーがひどい!』で小谷野さんが絶賛していたので読んでみた本。なるほど。
本格推理小説としてはあらが目立つし、謎の解決のされ方もいまいち盛り上がりに欠けるんだけど、「社会派」としては出色の出来。ラストあたり、主人公が「真実」に気付いてからの展開は圧巻である。よくこの時代にここまで書けたなあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月04日
「西村京太郎」の長篇ミステリ作品『新装版 天使の傷痕(しょうこん)(『事件の核心』を改題)』を読みました。
『鉄ミス倶楽部 東海道新幹線50』に収録されていた短篇『最終ひかり号の女』を読んで、「西村京太郎」の作品を読みたくなりました。
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武蔵野の雑木林...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月16日
本作も追悼。で、こちらも☆1つ上乗せ。序盤、何とご都合主義な展開だ…と、軽く眩暈がしたんだけど、まあ案の定というか、それが偶然な訳はなかった。でも翻ってその不自然さが、事件の真相を示してしまっているという、どちらにしても満足度には繋がらない展開。当時の時代背景を抜きに、本作の本質を理解することは難し...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月03日
西村さんには申し訳ないが、粗製乱造のイメージがあり今まで全く読んでなかった。乱歩賞をこの作品で取ってることも知らなかった。
この作品はいわゆる社会派になるのだろうが、日本人の根底にある意識は今も変わってないような気がする。真犯人を探す行程はミステリとしては凡庸な気もするが、その動機や隠されたものの...続きを読む
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