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Posted by ブクログ 2020年12月04日
街のお祭りから始まり大晦までの間、日が落ちると開かれる市がある。湖の小島で、面つけた人なのかすらも怪しい者たちが跋扈する市では、人には言えないものが全て揃うという。
って和ホラー好きには刺さりまくるような話。刺さったよ…。千と千尋の雰囲気や恒川光太郎さんの夜市が好きな人間に刺さらないわけがないじゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月22日
より本が好きになるきっかけになった本です。大きいサイズのほうも持っていますが、あちらは表紙やカバーが黒の分汚れに気を使うのですがこちらは小さいのでばりばり読めていいですね!
いろいろと自分なりに調べると、柴村さんが民俗学や漢字や言い回しについて調べたか、熟知しているんだなー、と口をぽかっと開けたく...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月10日
冬の間だけ開かれる不思議な市を舞台にしたダークファンタジー。前半はもはやホラーのようにこわい。「チョコレートスープ」など、背筋がぞっとしました。主人公であるカンナくんと赤腹衆のサザの交流がやさしくて切ない。こんな結末になると思っていなかったので、予想外に胸を締め付けられました。ナキの考えも正論だから...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
タイトル怪しくて読んでみようかと。
ファンタジック・ホラーとか言うジャンルみたい。(あんまり気にして読んだことないけどね)
日が沈んでいる間だけの何とも怪しい感じの市。手に入らないものはなし!人でも何でも売ってて…でも許される…この市では…
(でも、どっかの国の人身売買的な怖い感じではないで!)
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月12日
最初のチョコレートスープから一気に世界観に引き込まれた。
和洋混ざった不思議な世界に浸れるだけでなく、最後のトリックが明かされてから、もう一度初めから読み返すと同じ文章が全く違うように感じられ面白かった。
しかしまだ、細蟹(=蜘蛛の糸)の市というだけあって、もやもやすること、気づいていない伏線があり...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月08日
出だしの「チョコレートスープ」の印象が強烈。
不穏な歌だとは思っていたけれど、流石にそんなとんでもないスープだとは思いもよらなかった。
表紙のファンタジー感は何だったのかと目を疑うほど、気持ち悪い、絶対に飲みたくはない一品。
サザが登場するとはいえ、主人公らしきカンナに関わる話でもなしに、何でこれを...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月11日
素敵な装丁の本だなーと思って見てみたら柴村仁さんの作品だったので即買い。講談社BOXは初めて手に取ったが、なかなか素敵。そのままどこかに飾りたくなる。
細蟹の市をめぐるダークファンタジー。まともな人間は関わってはならない場所。関われば必ず普通ではいられなくなる。
チョコレートスープから始まり、どん...続きを読む
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