小説の検索結果
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猫曰く、エスパー課長は役に立たない。
小生は猫であります。名前はらっきょ。主人の千川兆介は、恐妻家のしがないサラリーマンです。だがお待ち頂きたい。小生の鼻がひくひく動く。どうやら主人には、傷に触れるとその過去が分かるという“超能力”なるものがあるようで。はて、これは? 食い逃げ事件に非行少年、OLの恋愛相談。主人が語る愚痴によりますと、何やらいつも大変な目に遭われている様子。だがしかし。主人に関わった人々は皆、なぜかちょっぴり救われているようで? 疲れた心に贈りたい、あったか人情物語。 -
決定版 山本周五郎全集
時代小説、人情小説の名手・山本周五郎の初期から最晩年までの傑作小説を、長編・短編100作品以上収録した山本周五郎全集の決定版です。 ■目次 【長編小説】 青べか物語 青べか日記 赤ひげ診療譚 狂女の話 駈込み訴え むじな長屋 三度目の正直 徒労に賭ける 鶯ばか おくめ殺し 氷の下の芽 栄花物語 思い違い物語 季節のない街 虚空遍歴 五瓣の椿 さぶ 正雪記 新潮記 ちくしょう谷 天地静大 ながい坂 柳橋物語 日本婦道記 阿漕の浦 壱岐ノ島 糸車 梅咲きぬ 尾花川 おもかげ 髪かざり 菊の系図 郷土 笄堀 小指 忍緒 障子 萱笠 墨丸 竹槍 二十三年 花の位置 春三たび 風鈴 襖 二粒の飴 不断草 頬 松の花 蜜柑畑 桃の井戸 箭竹 藪の蔭 雪しまく峠 横笛 寝ぼけ署長 花も刀も 彦左衛門外記 風雲海南記 風流太平記 明和絵暦 樅ノ木は残った 第一部 第二部 第三部 第四部 山彦乙女 楽天旅日記 【短編小説】 雨あがる いさましい話 鵜 嘘アつかねえ 落ち梅記 おばな沢 おもかげ 和蘭人形 おれの女房 女は同じ物語 蒲生鶴千代 菊屋敷 菊千代抄 桑の木物語 寒橋 しじみ河岸 しゅるしゅる 城中の霜 末っ子 歔欷く仁王像 戦国会津唄 だんまり伝九 ちいさこべ 契りきぬ 竹柏記 梅雨の出来事 つばくろ 伝四郎兄妹 峠の手毬唄 年の瀬の音 鳥刺しおくめ 泥棒と若殿 長屋天一坊 七日七夜 日日平安 はたし状 初午試合討ち 花宵 春いくたび 半之助祝言 半化け又平 美少女一番乗り ひとごろし 百足ちがい 屏風はたたまれた 梟谷物語 武道宵節句 誉れの競べ矢 身代り金之助 水戸梅譜 めおと蝶 夕靄の中 夜明けの辻 陽気な客 義経の女 -
暗闇のセレナーデ
有名彫刻家に嫁いだ姉の家を訪ねた、美大生・美和と友人・冴子。そこで瀕死の状態の姉・雅子を発見する。病院に運ばれた雅子は、一命は取り留めるものの記憶喪失に陥った。雅子が運び出された後のアトリエは密室状態、そして夫は行方不明。自殺未遂、殺人未遂の両面で警察の捜査が進む中、美和は、冴子とともに独自の調査をはじめる。姿を消した義兄の行方を追う中で、事件の意外な真相が明らかになっていく。美術界の暗部で起こった事件に、女子大生コンビはいかなる推理を導き出すのか――。軽妙なタッチでつづられた黒川博行の初期本格作品。 ※本作品は東京創元社、徳間書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 -
仔羊の巣 ひきこもり探偵シリーズ2
季節はめぐり、僕、坂木司と鳥井真一の間にもゆっくりと変化の兆しは訪れていた。ひそやかだが確実な羽ばたきの予感、それが僕を不安にさせる。鳥井がひどい風邪をこじらせたある日、僕は同僚の吉成哲夫から、同期の女性の様子がおかしいと相談される。病気の鳥井に代わって慣れない探偵役をつとめることになった僕は・・・・・・。また、木工教室を開くようになった木村栄三郎さんのもとで出会った男性、そして地下鉄の駅構内で見掛けた少年が抱える悩み、そして僕自身に降りかかる悪意の連続、それらの真実を鳥井はどう解くのか――。坂木と鳥井に加わる、新たな仲間と風。ひきこもり探偵シリーズ第二弾。 -
SPA!文庫 坂口杏里をデリヘルで呼んだ男、涙の全記録・・・【完全版】
総移動距離1000キロ!費用総額10万円!平成最後にして最低の恋物語! 2018年5月、webサイト「日刊SPA!」にある体験記事が掲載されると、瞬く間に拡散され話題となった。その記事名とは、「坂口杏里をデリヘルで呼んだ男、涙の全記録…会話から驚愕サービスまで」。ナント、彼女に会う(プレイする)ためだけに、千葉から勤務先のデリヘルがある神戸まで(費用は友人から借りて)駆け付けた男がいるという・・・ webでは語られなかった「その後」も完全収録 ※本書はwebサイト「日刊SPA!」に2018年5月29日に公開された記事を電子書籍化したものです。 -
不機嫌な恋人
三条油小路に住む小侍従は、宮廷きっての美女、という噂。香を調合したり、染め物をしたり、ちょっとした縫物をしたり、というのがとても上手。蓄財の才に長け、女一人で生き抜くのにもそつはない。今、年下の恋人・二条の少将に首ったけ。男と恋が楽しみなのだ。少将は名うてのプレーボーイ。恋の冒険に明けても暮れてもうつつを抜かして倦むことを知らない。ほんの遊び心でかいま見た女(ひと)は、暗い妖しい情趣と愛らしい少女の雰囲気を合わせもつ子持ちの未亡人だったが……。恋、背信、心がわり。――揺れる大人の恋を美しい季節の移ろいとともに描く、王朝の長編恋愛小説。 -
桜大の不思議の森〈新装版〉
昔はどこにでもあった少し不思議で大切な何か、 そんな何かを思い出させる優しさあふれる日常物語。 不思議と感動がいっぱい。 都会から遠く離れ、豊かな自然に囲まれた黒沼村。 村の傍にある森の奥には〈禁忌の場所〉があったが、 村人たちは森を愛し、そこにおわす神々の存在を信じていた。 村で生まれ育った中学生の桜大(おうた)も、不思議なできごとをいくつも体験してきた。 「センセイ」と呼ばれている謎の男に導かれ、桜大が森で見出すものとは--。 日本の原風景を鮮やかに描き出す、優しく心温まる物語。 〈目次〉 四季うつり センセイ あとがき -
三日間の幸福
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。 未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。 ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。 (原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』) -
小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~
2009年1月~2009年8月放送の仮面ライダーディケイドの小説版です。9つの異世界を旅して、仮面ライダーとともに世界を救おうとする門矢士。彼は“通りすがりの仮面ライダー”ディケイドとなって、電王、クウガ、カブトと出会い、ともに力を合わせて大きな敵に立ち向かっていこうとする……。 -
逆転裁判
名作ゲームが原作の法廷バトル映画を小説で! 20XX年、ますます増える凶悪犯罪に対処するため、政府は「序審裁判」という新たなシステムを導入した。それは裁判をスピード化するため、検事と弁護士を直接対決させて、3日で判決を下すという制度だった。弁護士になりたての成歩堂龍一、彼のよき理解者でもあった優秀な女性弁護士・綾里千尋が、長年追いかけていた重大事件の証拠を見つけたというメッセージを残して、殺害されてしまう。逮捕されたのは、千尋の妹で霊媒師の卵・綾里真宵。成歩堂は彼女の無実を信じて、弁護を引き受ける。法廷で成歩堂に対するのは、冷酷な天才検事と言われている御剣怜侍。二人は法廷を舞台に熾烈なバトルを繰り広げる。その裁判の後、御剣が殺人容疑で逮捕という報が入る。成歩堂は御剣の弁護を引き受けるが、相手の検事は40年間無敗を誇る伝説の男・狩魔豪。法廷での審理を重ねていくうち、御剣の父が殺された15年前の事件が深く関係していることが明らかになっていくのだった。 -
八月の母
『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ています――早見和真 長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が確かに蠢いた。――池松壮亮(俳優) 私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。――長濱ねる(タレント) 自分の奥底に隠しておきたい暗い何かをわかってくれている、という書き手がこの世に一人でもいること。そのことに救われ、気持ちが軽くなる読者は少なくはない。――窪美澄(小説家) 容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。――石井裕也(映画監督) ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。――北上次郎(書評家)(「カドブン」書評より抜粋) 八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。 -
逢う日、花咲く。
13歳で心臓移植を受けた僕は、それ以降、自分が女の子になる夢を見るようになった。 きっとこれは、ドナーになった人物の記憶なのだと思う。 明るく快活で幸せそうな彼女に僕は、瞬く間に恋をした。 それは、決して報われることのない恋心。僕と彼女は、決して出逢うことはない。言葉を交すことも、触れ合うことも、叶わない。それでも―― 僕は彼女と逢いたい。 僕は彼女と言葉を交したい。 僕は彼女と触れ合いたい。 僕は……彼女を救いたい。 -
少女妄想中。
「こういうのが初恋なんだなって、思いましたっ」 いつも背中を追いかけていた、あの人への『憧れ』。夢の中で一緒に過ごした、海辺でのあの子との『友情』。傷つけてしまったあの人への、伝えられない内緒の『想い』。私の好きな人は、私以外の人も好きなのだろうか。たくさんの人と物の中で、その女の子を好きになっただけ。もどかしい想いを描く、少女たちの可憐な物語。 -
すらすら読める歎異抄
「悪人のままに生きなさい」 一度は読んでみたい『歎異抄』。 総ルビつき原文と、ていねいな対訳、著者による解説もたっぷり。 読みやすさ、わかりやすさNo.1の「すらすら読める」シリーズを文庫化。 わたしたちは憤るべきです。 『歎異抄』は、親鸞聖人の没後に、その教えが歪められ、曲解され、親鸞聖人の教えとは異なったものになっている現状を歎いてつくられた書物です。では、「歎く」というのは、どのような行為でしょうか。辞書によりますと、”歎く”は「深く悲しむ」とありました。ところが、ある辞書には、「悲しくいきどおる」という意味が出ていました。それを見て、わたしは気づきました。われわれは悲しむだけでは駄目なんだ。『歎異抄』を読むことは、憤ることなんだ、と。ーーひろさちや -
SAT-light 警視庁特殊班
SATを出すまでもないが警官には危険と思われる、凶悪事件に発展しそうな事案を担当する組織が新設された──新・警察ミステリー誕生! 警視庁特殊班は新設部署である。庁内では「SAT-light」と呼ばれている。SATやSITなどの特殊部隊が出動するまでもないが、一般の警察官が対処するには危険すぎる事案を担当する。具体的には、カジノや裏風俗店への着手支援、一般人の身辺保護、反社会勢力の組織の摘発などだ。そんな特殊班が今回出動したのは、都内で起きた地下アイドルへのストーカー案件。生活安全課ストーカー対策室からの要請を受け、対象女性の保護に出向いたものだった。ナイフを向けて保護対象に接触しようとした被疑者を班員が無事確保。ミッションは完了したかに思われた。だが、被疑者の自供から芸能事務所による「管理買春」の疑惑が持ち上がる。SAT-lightは真相究明に乗り出すことになった……。 -
小説王
小説をめぐる熱きドラマ、ついに文庫化。 大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、華々しいデビューを飾ったものの鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼馴染みだった。いつか仕事を。そう約束していたが、編集長の交代で、企画すら具体的にならないまま時間だけが過ぎていく。やがて、俊太郎の所属する文芸誌は、社の経営状態から存続を危ぶまれ、豊隆は生活すら危うい状況に追い込まれる。そんな逆境の最中、三流編集者と売れない作家が、出版界にしかけた壮大なケンカの行方は!? 小説の役割は終わったのか? 物語に生かされたことはあるか? 単行本刊行時、作家・編集者・書店員の方々など業界の内外をざわつかせた問題作が、ついに文庫化。 『イノセント・デイズ』で大注目の作家が放つ、小説をめぐる、男たちの熱きドラマ!! -
狼の義 新 犬養木堂伝
第23回(2019年度)司馬遼太郎賞受賞作! 「極右と極左は毛髪の差」(犬養毅) 日本に芽吹いた政党政治を守らんと、強権的な藩閥政治に抗し、腐敗した利権政治を指弾し、 増大する軍部と対峙し続け、5・15事件で凶弾に倒れた男・犬養木堂。 文字通り立憲政治に命を賭けた男を失い、政党政治は滅び、この国は焦土と果てた……。 戦前は「犬養の懐刀」、戦後は「吉田茂の指南役」として知られた古島一雄をもう一人の主人公とし、 政界の荒野を駆け抜けた孤狼の生涯を圧倒的な筆力で描く。 最期の言葉は「話せばわかる」ではなかった!? 5・15事件の実態をはじめ、驚愕の事実に基づく新評伝。 「侵略主義というようなことは、よほど今では遅ればせのことである。どこまでも、私は平和ということをもって進んでいきたい」 (1932年5月1日、犬養首相の日本放送協会ラジオ演説より) 真の保守とは、リベラルとは!? 明治、大正、昭和の課題を、果たして私たちは乗り越えられたのか?? ※本書は2019年3月に小社より刊行された単行本を文庫化したものであり、2017年に逝去された林新氏が厳格なノンフィクションでなく、敢えて小説的な形式で構想し、着手したものを、堀川惠子氏がその意志を受け継ぎ、書き上げたものです。 【目次】 序章 古老の追憶 第一章 戦地探偵人 第二章 政変とカミソリ官吏 第三章 憲法誕生 第四章 帝国議会の攻防 第五章 国粋主義の焔 第六章 孤立する“策士” 第七章 革命 第八章 「憲政の神」 第九章 「神」の憂鬱 第十章 普選の代償 第十一章 見果てぬ夢 第十二章 最後の闘争 第十三章 テロルの果て 終章 五月の空 あとがき 参考文献一覧 解説 橋本五郎 -
官能文学電子選集 丸茂ジュン『痴女伝説』
北海道の繁華街・ススキノに次々と男たちを路地などに連れ込んで犯す痴女が現れた。その痴女の正体を追う新聞記者の運命は・・・・・・。 「ススキノに痴女現る」という新聞記事が街中に大反響を呼んだ。記事を書いた記者・北見の行きつけの小料理屋でもその話で持ちきりだった。痴女といっても、電車の中で男の下半身を触るなどという単純なものではない。酔っ払った男を深夜、路地などに連れ込んでホルマリンをかがせて犯すという強烈なものだ。おまけに犯された男は何も覚えていないのだが、目を覚ますと下半身に生えている恥毛が1本残らずそり落とされているのだ。男たちは熱狂した。「自分も犯されてみたい」と・・・・・・。記事が反響を呼んだために、北見は特集を組むことを命じられる。取材を進めてみると、痴女は色白の美人で、サングラスをしている。年齢は30歳前後で襲われる男は決まって10代後半の若い男だ。北見は知り合いである特殊浴場勤務の女の情報を元に取材を進める。そして、ついに警察が動き始める。第5の被害者が持っていた現金を痴女に奪われたというのだ。しかし、その被害者は32歳ということに加え、恥毛も剃られていない。これまでとは違うパターンだ。狂言だったのだ。振り出しに戻ったわけだが、ある夜、北見は背後から声をかけられた。ハスキーな声だった。出た!と思った時には、もう意識がなかった。北見が発見された時、まわりには深夜とは思えないほど人垣ができていて、無残に剃りとられた恥毛の上に口紅が1本と使用済みコンドームが落ちていた。シャツをめくるとお腹には「これから冬眠。春まで待って!」と口紅で書かれていた。痴女は一帯誰なのか!? 表題作「痴女伝説」に加え、「とまどい」「ウエディングベルが鳴る前に」「夜の指」など9作からなる短編集。美人官能作家として時代の寵児となった著者の会心作である。 -
キングの身代金
野心家のキングは窮地に追いこまれた。彼の息子の誘拐を企てた犯人が、誤って運転手の幼い息子を連れ去ったのだ。身代金の要求は五十万ドル。もし支払えば、キングの一生の夢である会社乗っ取りの賭けがうてなくなる。拒絶すれば、罪のない生命が……! 誘拐事件に真向うから取り組んだ力作 -
空白の時
都会の片隅で女が死んでいた。家具付安アパートで何者かに扼殺されて。ところがその被害者には二つの銀行に合せて六万ドル以上もの預金が眠っていたのだ……上記表題作をはじめダイイング・メッセージの名篇「J」と犯人の意外性を秘めた「雪山の殺人」の三篇を収録する初の珠玉中篇集。
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