臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

792円 (税込)

3pt

3.6

第19回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品! 法医学者・真壁天は、人間と関わるよりも死体を解剖して分析する方がマシだと思っている生粋の人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられ、さらにそこで、死体分析で鍛えた優秀な観察眼を発揮して、能力を見込まれてしまう。いやいやながら様々な親子の闇に関わっていく真壁だったが、ある日から、彼が虐待を指摘した親たちが、次々と首吊り死体で発見されていく。死体の状況を聞いた真壁は、自身が小学生時代に目の当たりにした、親友・ハルの首吊り死体を思い出す――。

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臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月29日

    ちゃんと整理しながら読んだら、あーーーここがポイントになるのかってなりながら、サクサク1日で読み終えれた。

    犯人はちゃんと文章読んでたら当てれた。わーい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月15日

    生きている人間よりも死体の相手の方が性に合っている設定の医大の助教、真壁さんは結構子供好き。

    大学のポストを巡る汲々とした事情とか、いい人そうなんだけど組織の建前からか距離感の縮まらない刑事一課の小野田美姫との関係とか、読んでいてちょっとやるせない気分になる。

    子供の虐待を指摘された親が自殺を装...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月06日

    法医学者の助教授真壁天は死体にしか興味がないのだが、児童虐待児の臨床鑑定を言いつけられる。ところが、これが連続首つり事件に絡んでいき、真壁天の立場も危うくなり、警察を差し置いて調査に乗り出す。最後に驚くべき真相が待っている。それにしても主人公の真壁天は可哀そうだなあ。泣けてくるぜ。イマジナリーフレン...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月20日

    このミス大賞の「隠し玉」として刊行された本作品。
    臨床法医学というジャンルは新しいと思いますが、法医学を駆使してというよりも真壁先生の観察眼で解決している感じでした。
    伏線の回収は面白かったです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月02日

    初読みの作家さん。
    自分が鑑定した虐待した親が首つり死体で発見されたという所から始まるミステリー作品。安定している「このミス」シリーズだが今回も面白かった。
    16年前の自殺事件が発端となり様々な事件が目まぐるしく起こっているため、クライムサスペンスのような印象を受けた。
    衝撃を受けたのは妹の繭が実は...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年08月30日

    読んでてしんどいとこも多々あったけど、面白かった。
    途中「この妹実在するのか…?」と思ったりもしたけど、近堂の存在によりいろいろ騙された。
    かすみちゃんいいこ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年07月18日



    ・イマジナリーフレンド、という聞き慣れない言葉
     、これがかなり大きな伏線となっている

    ・妹の繭の存在は、やや不自然さはある、
     が、父以外で残された家族として、
     関わり方としては、自然でもある

    ・違和感を最初に感じたのは、
     「小野田刑事」と、説明もしていない
     刑事の名前を繭が言ったシ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    読みやすかった。
    法医学者 真壁天は人間像と接するより解剖しているほうが性に合う人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられる。
    様々な親子の闇を暴いていく真壁。ある日、彼に虐待を指摘された親会社首吊り死体で発見される。
    死体の状況を見た真壁は、小学生時代に目の当たりにした首吊り死...続きを読む

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