臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体

792円 (税込)

3pt

第19回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品! 法医学者・真壁天は、人間と関わるよりも死体を解剖して分析する方がマシだと思っている生粋の人間嫌い。しかし、教授から児童虐待を鑑定する仕事を押し付けられ、さらにそこで、死体分析で鍛えた優秀な観察眼を発揮して、能力を見込まれてしまう。いやいやながら様々な親子の闇に関わっていく真壁だったが、ある日から、彼が虐待を指摘した親たちが、次々と首吊り死体で発見されていく。死体の状況を聞いた真壁は、自身が小学生時代に目の当たりにした、親友・ハルの首吊り死体を思い出す――。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに泣ける作品だった。

    最終盤からの怒涛の追い上げが一気に涙腺を崩壊させてしまった。
    最初は法医学者の主人公が淡々と職務に応じて警察からの死体を検案していくのだが、児童相談所からの折り合いから段々と主人公の心の奥にある過去や思いが掘り起こされて最後は感動のラストで綺麗な終わり方をしたと思う。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    読書録「臨床法医学者・真壁天
        秘密基地の首吊り死体」4

    著者 高野結史
    出版 宝島社文庫

    p169より引用
    “ 教育熱心といえば聞こえは良いが、自尊
    心を満たすため息子にエリート街道を歩ませ
    たいだけの人間に見えた。”

     法医学者を主人公とした、長編ミステリ小
    説。第十九回「このミステ

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    分類としてはミステリーというよりもサスペンスという印象の、法医学者を主人公とした殺人事件物語。
    風変りな主人公が犠牲者の解剖を通して事件に関わりますが、図らずも事件の渦の中心にどんどん引き寄せられると同時に、本人に関する以外な事実が徐々に明らかになっていくので、飽くことなくドキドキしながら読み進みま

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    臨床法医学者の真壁先生が虐待の容疑にある者と
    関わると、何故かその物が不審な死を迎える
    物語が進むにつれて、16年前の小学校時代に起き
    た、ハルの死がチラつき、さらに真壁先生には、
    思い出すだけでめまいや嘔吐を及ぼす程のトラウ
    マになっている様子
    妹の繭の存在、児相の職員、誘拐されたと思われ
    る子供

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    一気読みでした。
    全てが繋がった時の恐怖で
    電車で一旦読む手が止まりました。
    でもすぐまた最後が気になってしまい本当に一気読み。

    映像化も見てみたいけどちょっと怖い気もする。

    0
    2024年07月17日

    Posted by ブクログ

    ちゃんと整理しながら読んだら、あーーーここがポイントになるのかってなりながら、サクサク1日で読み終えれた。

    犯人はちゃんと文章読んでたら当てれた。わーい。

    0
    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    人嫌いの主人公は、児童虐待の仕事を押し付けられた。

    言葉を選ばずサクサクと。
    読んでいる方としては楽ですが、これ現実でされると
    腹が立つ状態なのは確かです。
    結果が全て、ではありますが、過程も大事。

    過去の首つり、今の首つり。
    一体何なのか、どうなっているのか。
    主人公の過去が出て来た瞬間、どう

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    生きている人間よりも死体の相手の方が性に合っている設定の医大の助教、真壁さんは結構子供好き。

    大学のポストを巡る汲々とした事情とか、いい人そうなんだけど組織の建前からか距離感の縮まらない刑事一課の小野田美姫との関係とか、読んでいてちょっとやるせない気分になる。

    子供の虐待を指摘された親が自殺を装

    0
    2023年03月15日

    Posted by ブクログ

    法医学者の助教授真壁天は死体にしか興味がないのだが、児童虐待児の臨床鑑定を言いつけられる。ところが、これが連続首つり事件に絡んでいき、真壁天の立場も危うくなり、警察を差し置いて調査に乗り出す。最後に驚くべき真相が待っている。それにしても主人公の真壁天は可哀そうだなあ。泣けてくるぜ。イマジナリーフレン

    0
    2022年11月06日

    Posted by ブクログ

    このミス大賞の「隠し玉」として刊行された本作品。
    臨床法医学というジャンルは新しいと思いますが、法医学を駆使してというよりも真壁先生の観察眼で解決している感じでした。
    伏線の回収は面白かったです。

    0
    2021年07月20日

臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

宝島社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

高野結史 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す