僧正殺人事件

僧正殺人事件

638円 (税込)

3pt

だあれが殺したコック・ロビン? 「それは私」とスズメが言った――。四月のニューヨーク、マザー・グースの有名な一節を模したかのごとき不気味な殺人事件が勃発した。胸に矢を突き立てられた被害者の名はロビン。現場から立ち去った男の名はスパーリング――ドイツ語読みでシュペルリンク――スズメの意。そして“僧正”を名乗る者が、マザー・グース見立て殺人を示唆する手紙を送りつけてきた……。史上類を見ない陰惨で冷酷な連続殺人に、心理学的手法で挑むファイロ・ヴァンス。江戸川乱歩が称讃し、後世に多大な影響を与えた至高の一品。

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僧正殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっこい

    新薬ずっこい!いや新薬て!おじいちゃん今は新しいお薬が出来てずいぶん楽になったわね〜か!だとしてもそんなに離れてないわ!( ゚д゚ )クワッ!!

    新訳です(わかっとるわ!)

    はい、ね
    「多重解決」の元祖バークレーの『毒入りチョコレート事件』に続き、「見立て殺人」の元祖ヴァン・ダインの

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    劇的にどんでん返しがあるとかではないが探偵役ヴァンスの知識量がえげつない。
    つまり作者本人の知識量がえげつない。
    ヴァンスの頭の良さをこれでもかと説得力たっぷりにえがいてくれる。

    0
    2023年03月03日

    Posted by ブクログ

    「僧正」とはよくわからないけど、チェスのビショップのことらしい。

    登場人物は、数理物理学者、数学の准教授、科学者など理系揃い。
    学者さん達が専門的なことを語りだすと、もう何言ってんのかさっぱりわからない(^_^;)

    この作品は童謡見立て殺人の原点らしい。
    この作品の10年後にクリスティーの『そし

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    非常にウィットに富んだ古典ミステリーの名作。 本作を読み終わった時、これと同じ犯罪手法を描いた作品がいくつも思い浮かんだ。名作とは、そういう作品のことを指すのだろう。

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    騙された。やや地理的な面やアリバイなどに関する時系列がややこしいので、解きにかかったわけではなかったが、まんまとトリックにかかった感じ。

    しかしヴァンスが探偵としてさほど有名でないのは、やはり異彩を放つ魅力のような点ではホームズやポワロたちに一歩劣るからかなと失礼ながら考えた。
    骨組みやトリックの

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

     小学生の頃から知っていたのにようやく読んだ見立て殺人の元祖。登場人物を覚えるまで読みにくかったが、事件が次々と起こるうちにのめり込んでいった。結末のヴァンスの行動は、コナン君で育った私にとって度肝を抜く展開。それアリなの?当時のアメリカ人の感覚ってこんなもの?と疑問符がいっぱい飛び交う。動機が理解

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    見立て殺人。探偵役のヴァンスの深い(何をいっているのか分からないくらいに専門的といってもいいくらいには)知識。「そうくるか!?」のような感動はありませんでしたが、全体的にまとまっていて読みやすく、事件の不気味な雰囲気、探偵の魅力ともに後年のミステリーに大きな影響を与えたことが分かる作品でした。

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    最後まで引っ掻き回されたが、しっかり終わった。数学のパートは全くわからなかったが別に分からなくても読める。分かるべきところはちゃんと明言されている。だから数学パートは読み飛ばしても大丈夫だ、安心して読め。
    誰目線の物語か最初はわからなかったが、特筆して書くようなことでもない。この作品の鍵となるヴァン

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    マザーグースを多少知ってると、話の面白さがわかる。「おぞましく、狂気に満ちた」と書かれているけどずいぶんこじつけのようで、しかもトリックも簡単なわりに有名な本だと思ったら、どうやら初の見立て推理小説らしい。トリックや推理に主眼をおかず、読み物として殺人の方法に趣向を凝らすタイプの。

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    学術的な話や芸術作品の話が合間にちょくちょく出てくるので難しく、最初は読み進めるのに苦労したけど後半は一気に読んでしまった。

    確かにこれはミステリを読む上で読んでおかないといけない一冊、という感じ。
    そして最後のダークな終わり方が後味良すぎなくてよい。
    なるほど乱歩が絶賛した理由も分かるかも。

    0
    2021年05月24日

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