カナリア殺人事件

カナリア殺人事件

652円 (税込)

3pt

3.3

ブロードウェイで男たちを手玉に取りつづけてきた美しきマーガレット・オウデルが、密室で無残に殺害される。カナリアというあだ名の元女優殺人事件の容疑者は、わずかに四人。彼らのアリバイはいずれも欠陥があるが、犯人の決め手の証拠はひとつもなかった。矛盾だらけで不可解きわまりなく、ほかに類を見ない犯罪に挑むのは、名探偵ファイロ・ヴァンス。独自の推理手法で犯人を突き止めようとするのだが……。『ベンスン殺人事件』で颯爽とデビューしたヴァン・ダインが名声を確固たらしめたシリーズ第2弾。/解説=三橋曉

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カナリア殺人事件 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年02月04日

    捜査に行き詰まり、ポーカーで犯人を推察するシーンがハイライト。
    1920年代アメリカの上流社会が舞台ですが、時代の空気が感じられて興味深かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月06日

    カナリアと呼ばれた元女優が密室で殺された謎を追う。
    探偵役のヴァンスは癖のある人物だけどそれがまた良い。
    心理学的見地で事件を読み解く様は面白く、特にポーカーの場面が興味深い。
    まさに精神分析学だなと。
    劇的な展開はないけれど、つい読んでしまう一冊。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    中学生の頃挫折した古典的シリーズ。
    物質的事実と心理学的事実の矛盾。
    心理学的事実の議論はとても興味深かった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月04日

    ヴァン・ダイン2作目。
    かなり冒頭の方で、まさかこんなトリックじゃないよね?と思ったのがまんま正解で、ちょっと拍子抜け。後、警察の捜査が雑すぎる気がしたのだが、当時はこんなもんだったのだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月27日

    トリックはわかってしまえばいたって単純なものであった。犯人に不運が続いていなければ不可能犯罪になっていたと考えると、面白くもあり、恐ろしい事件であった。ポーカーによる心理的推察はファイロヴァンスを象徴しているようで記憶に残った。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月26日

    ファイロ・ヴァンスシリーズ2作目。

    カナリアと呼ばれる女優が密室で殺されます。
    この時代独特の雰囲気とか、職業とか
    そんなのも面白くてサクサク読めます。

    ヴァンスの蘊蓄に慣れたのか、
    今回は少なかったからか、読みやすかった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月26日

    ファイロ・ヴァンスシリーズ2作目。
    カナリアというあだ名の美人女優が密室で殺された。容疑者の4人の男にはそれぞれアリバイがあるという状況。1927年という古い作品なので、密室及びアリバイのトリックは当時としては驚嘆するものだったのだろうか。容疑者の性格を知るためにポーカーをするという手法も斬新。

    0

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