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Posted by ブクログ
新年一発目に読む本としてふさわしい面白い本だった。コーヒーに惹かれて読んだけど、正解だった!
喫茶店を営む弓島大のもとへやってきた、近所の小学生からの依頼。
お姉ちゃんがいなくなったけど、両親は理由も話してくれない。
警察にも通報せず、学校にも虚偽の申告。色々と調べていく中で、他の事件や大の過去とも繋がりが生じてきて…。
謎が謎を呼び、夢中で読めた。
別に何か大きなトリックやミステリー大作って、わけではないけれど、読ませる作品だった。
それにしても、シリーズものとは知らなかった。
まぁ、どこから読んでもいいらしいからいいけど。
前作も次作もあるようで、また読んでみたくなった。
二つの事件の絡ませ方…
あゆみちゃん失踪事件&麻薬はどこから来た事件。二つの事件を絡ませてくるのは、小路さん時々やるけど、今回は長編だったからかスケールが大きくて、また絡まり方もなかなか複雑で、よくこんな流れを組み立てられるよなーと感心しました…!
Posted by ブクログ
魅力的なキャラクターが自らの意思を持って動き出すような感覚 - 小路幸也「コーヒーブルース」 ★★★★☆
非常に良いです。
とにかく登場人物たちをしっかり描けています。読んでいくと、この登場人物ならこう動くって感じで、登場人物たちが勝手に動いているような錯覚に陥ります。
物語としても、風呂敷の広げ方が上手で、この後どうなるのだろうとワクワクが止まりません。「20世紀少年」の前半を読むような感じです。
クライマックスも痛快で、ババア大活躍ですっきり!
ここまでは満点ですが、最後のたたみ方が雑だろうと。。。とある上司Aはないだろ。カツマタ君か!?
風呂敷を広げるために無理をしすぎたかな。。。
#引用
・怒りは確かに行動するパワーにはなるが、同時に冷静な判断力を鈍らせる。怒りを胸のうちに抱えるのはいいけど、表に出すべきではない。怒りや憎しみだけでは何も解決しないんだ。それは歴史が証明している。
Posted by ブクログ
舞台は1991年の北千住。
主人公の弓島大は、祖父母が住んでいた洋館を改築して
作った喫茶店「弓島珈琲」のマスター。
大のほか、母親の親友、丹下さんと二人で店を切り盛りしている。
五年前、同じ広告会社に勤務していた恋人を薬物がらみで殺され、その殺人の疑いをかけられるという過去を持つ。
ある日、近所の小学生の女の子から中学生の姉の行方を捜してほしいと頼まれる。
さらに、五年前の事件が再び姿を現し…。
小路幸也さんの作品は登場人物が多く、家族、あるいは家族に似た濃密な関係を持っている。
誰かが見守り、誰かに見守られ、そういった人との何気ない言葉や感情のやり取り、普通であることの大切さ、そんなものがギュッとつまっている。
どの作品を読んでも、人は一人では生きられない、誰かとつながって、一人で生きなくていいんだよという言葉が聞こえてきそうな気がする。
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