無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
祖父母が営む旅館で火事が起き、祖父母が亡くなり、さらに謎の焼死体2体も発見された。そして旅館を再開して店にやってくるのはなぜか探りを入れてくる常連客ばかり…
主人公と共に一体何が起きているのか?と謎を追い求めていく過程は楽しく、最後までするすると読み進められた。
大学生である主人公のあまりの勘の良さ、鋭さには感嘆させられた。磯貝は刑事になれると言ったが、きっとどの職種でも彼の特性は重宝がられるだろう。
一つ違和感を覚えたこととして、28歳の青河文は常連客だけでなく、身内である仁さんや光に対しても終始、言葉や口調が古臭かった。「町の名士」「〜わね」「〜かしら」と、偶然にも文と同い年の私は違和感を覚えた。
もしかすると、名家生まれは皆こんな口調なのだろうか?色んな媒体でエンタメに触れられるこの時代に、そんな純正培養な人たちがいるならすごいことだ。だからきっと、これを書いている著者の年代は高めなのだろうと勝手に納得しながら読んだ。
事件の収束はあっけなく、悲しさが残るものではあったが、これだけのヒントでそこまで辿り着ける磯貝はやはり刑事だ。結果的に文や銀の鰊亭を守ることができた。
続刊を先に読んでしまったため、この後探偵として働く彼も知っているが、自分の仕事や世の中に対していつも誠実であろうとする彼が、もっと活躍できることを願っている。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸