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しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと……。「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが……。杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。〈成風堂シリーズ〉短編集第二弾。
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Posted by 読むコレ
成風堂書店シリーズの3作目。ようやく読めた。
本当にこのシリーズは現在の仕事や音楽業界(販売メインのね)の
ダメさ加減を身につまされ、姿勢を正すと共に、諦めを感じてしまいます。
確かに音楽ソフト販売店員さんの中にもまだ気炎を上げ、戦っている人が
いないとは言いません。でも、圧倒的に少ない。少なすぎる。
カスみたいなバイヤーばっかり。そんな中で報われない孤軍奮闘は
だんだん音楽そのもを嫌いにさせる原因でしかない。
個人的にCD屋に行く事よりも書店に行くことの方が多くなった今、
どん底を見た分、書店の方が100000000倍興味ある店作りをしています。
今作の成風堂さんもその中の一店舗。
やはり、素敵な作品です。大好き。
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