【感想・ネタバレ】サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ3のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年03月13日

いきなりシリーズ第三弾から読んじゃったけどじゅうぶん楽しめた。
こっちは本屋さんの立場でのミステリー。おもしろかったあ!!!
本屋ってやっぱりちょっとだけバイトしてた、あの空気そのまんまの仕事なんだなー。大変だなー。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年10月08日

成風堂シリーズ第三弾5編。表題作『サイン会はいかが?』 「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。『取り寄せトラップ』同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがない...続きを読むと……。『バイト金森くんの告白』杏子が幹事となった飲み会で各自受けるネタ披露。多絵の「付録の悲劇」の流れから金森くんの失恋?告白が鈍い男の相談になる。

『君と語る永遠』母親と暮らす少年の話が心に沁みる。

今回は、舞台が駅ビルの六階にある書店・成風堂に戻り書店の裏話。しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のほほえましいやり取りが再開。短編集の方が内容が絞れて構成にスピード感があり、読みやすくわかりやすかった。『本屋の謎は本屋が解決』多絵ちゃんにまた会いたい。

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Posted by 読むコレ 2013年02月28日

成風堂書店シリーズの3作目。ようやく読めた。
本当にこのシリーズは現在の仕事や音楽業界(販売メインのね)の
ダメさ加減を身につまされ、姿勢を正すと共に、諦めを感じてしまいます。

確かに音楽ソフト販売店員さんの中にもまだ気炎を上げ、戦っている人が
いないとは言いません。でも、圧倒的に少ない...続きを読む。少なすぎる。
カスみたいなバイヤーばっかり。そんな中で報われない孤軍奮闘は
だんだん音楽そのもを嫌いにさせる原因でしかない。

個人的にCD屋に行く事よりも書店に行くことの方が多くなった今、
どん底を見た分、書店の方が100000000倍興味ある店作りをしています。

今作の成風堂さんもその中の一店舗。
やはり、素敵な作品です。大好き。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月04日

成風堂通信を同梱している。
サイン会が11月10日だというが、曜日が書いていない。
何年かも書いていない。今年の11月10日に訪問してみよう。
ところで住所は何処なんだろう。

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

シリーズ3作目ですね。
本屋限定のミステリーなんですよね。
本好きには共感すると思います。
次が読みたいですね。

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Posted by ブクログ 2023年05月29日

コミックを先に読んでしまったので、なんとなくの内容はわかっているけれど、やっぱり小説でも読みたいっ!
当たり前だけれど、コミックよりも詳しく描写とかが書かれていてワクワクした。コミック先もありだな。金森くんのお話はコミックの方がドキドキ感が伝わるかも。サイン会を脅かす正体は?!

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Posted by ブクログ 2022年12月20日

シリーズ3巻。今作はまた短編もの。このシリーズは日常ミステリーと警察行きになるものとのバランスが良い。

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Posted by ブクログ 2022年09月19日

多絵ちゃん、杏子さんに再会出来て嬉しい。このシリーズに出会って書店がより一層好きになりました。書店を応援したくて前より雑誌やコミックを購入する様にもなりました。出来る事なら成風堂の常連さんになりたい!

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Posted by ブクログ 2015年02月23日

成風堂シリーズ3作目♪前回の長編から短編に戻っています。お父さんとの約束、過去の因縁、淡い恋に、美術品を巡る殺人?まで。一つ一つの物語が本当に面白くて、謎解きが終わった後は「なるほどねー」と唸るものばかり。てか、その後二人はどうなったの?と悶々としておりますが・・・☆長編も短編もどちらも好き。謎解き...続きを読むだけに終わらず本、本屋への愛情、人への愛情が細部に伺えて読んでいてほっこりします。面白かった-。

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Posted by ブクログ 2013年11月26日

今回は短編集ということで、読みやすくてよかった。
表題作「サイン会はいかが?」「取り寄せトラップ」のようなシリアスあり、「バイト金森くんの告白」などの私の好きなほのぼのミステリーあり。
特に「君と語る永遠」はとてもよかった。ぜひ大きくなったら本屋でバイトしてほしいなぁ。
そしてリンクするようで、リン...続きを読むクしない井辻くんとのシリーズ。いつかあっちの登場人物が出てくるのでは、と期待しているのですが・・・。

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Posted by ブクログ 2013年08月04日

書店・成風堂を舞台に書店員・杏子ど勘の鋭いアルバイト店員・多絵のコンビが成風堂に持ち込まれる謎を解く短篇集。事件と言うほどでもない出来事だが推理を展開していく過程が読んでいて楽しい。そしてホロッとするところも。最後の「ヤギさんの忘れ物」が特に気に入った。
コミックのビニール掛けとが付録付雑誌の紐掛け...続きを読む、返品作業に発注など書店の裏側も見れて面白い。

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Posted by ブクログ 2013年07月25日

 杏子さんと多絵ちゃんシリーズは、短編の方がいい。ほのぼのとしていい話だった。君と語る永遠は、本屋を通じての父と子の物語で子どもの健気さに打たれた。金森君の告白は、ほんのりとした恋愛話でほのぼのしい。サイン会はいかがは、「自分が目指したいのはすごくなくてもいいから身近な人が笑顔をのぞかせてくれるよう...続きを読むな棚だ。」というところに共感。ヤギさんは、そういう人と人がつながれる本やさんっていいなあ。私ならどこがあるかなあと考えた。大崎さんって本を通じてのほんのりとした人のつながりを書くのがうまいなあと思った。

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Posted by ブクログ 2013年06月11日

シリーズ第三弾。この作品は短編の方が飽きずに読みやすい。書店の裏側も同時に描かれていて、現実味に添った探偵物だと思う。

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Posted by ブクログ 2013年03月25日

やっぱりこのシリーズは短編の方が好き(^^)♪推理だけでなく本屋さんの苦労もよくわかって、毎回読んでて楽しい(^∀^)もっとシリーズ続いて欲しい!

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Posted by ブクログ 2012年12月17日

やっぱり本屋の謎は本屋でおきて本屋で解いてもらいたいね。
表題作の「サイン会はいかが?」サスペンス要素が強くておもしろかったし、
「君と語る永遠」がとてもよかった。
ほろりとさせられました。
あとは、金森くんに微笑ましくなったり。

ミステリーとしてはまぁまぁってとこですが、次も出たら読みたいです。...続きを読む
本屋さんの日常のさまざまな労力を垣間見るとともに、本屋の活用法や楽しみ方も学べるのがうれしいです。

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Posted by ブクログ 2012年10月30日

書店の日常業務がさらっとわかる。探偵の女子大生は、正義感一杯。ミステリーもほのぼのとしている方が多く緊張せずに一日で読めてしまった。

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Posted by ブクログ 2012年10月01日

〈内容〉四件の重なった取り寄せ依頼。しかし連絡すると、四人ともそんな本は頼んだ覚えがないと……。駅ビル内の書店を舞台に描いた短編五本を収録。好評本格書店ミステリ、第三弾。

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Posted by ブクログ 2012年05月08日

成風堂シリーズ第3弾。今回も多絵ちゃんの推理が冴える。
最初の短篇が人の生き死にまで関わる事件だったので、ちょっと今までと毛色が違うぞ、と思い身構えたものの、その後はそこまで深刻にならずに済むものだった。
表題作の「サイン会はいかが?」は途中で犯人が判ってしまったのが、少し残念だけれど。
「バイト金...続きを読む森くんの告白」にちょっとほっこり。

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Posted by ブクログ 2011年09月19日

今回も多絵ちゃんは大活躍。私の中では「君と語る永遠」がよかったなぁ。広辞苑を片手でつかもうとするあたり、泣ける。
また、表題作も面白かった。立場が変われば、感じ方も違うし
決めつけてしまう先入観。それが、いろんなことを狭くする。
少しだけ、自分の場所を変えれば気づくのかというと案外、そうもいかない。...続きを読む人ってかたくなだなぁ。
でも、気づかされるのも人によってなんだ。人って柔軟。
書店員のキャラがわかりやすくていろんな人がしっかり見えてきた。これからも、楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月05日

前作の長編では評価を下げたけれど、気を取り直して再挑戦。うん。やっぱりこのシリーズは短編の方が断然面白い。主人公の書店員・杏子を通して、知られざる書店員の日常が描かれ、一見小奇麗で穏やかで整然としていそうな本屋さんの仕事も、実は重労働なうえに時間に追われていて大変だということがとてもよく伝わる。この...続きを読むリアリティと、平凡そうな日常に起こる取るに足らない(でも不可解な)謎を書店員が解くところが一番の魅力だと思う。【以下ネタバレ含むあらすじ+ひとこと感想のため未読の方はご注意】『取り寄せトラップ』同じ書籍の4件の取り寄せ依頼。だが4件の依頼主に連絡をとると、だれもそんな注文していないという。再び同様の間違い依頼があったのち、書店を訪れた女性が「自分に関係しているかもしれない」と相談に現れる。多絵ちゃんの架空取り寄せトラップで見事解決。『君と語る永遠』社会科見学に訪れた小学生グループ。その中のひとりが高い棚にある分厚い広辞苑に手をのばす。少年の心を思うと切なくて胸を打たれた。『バイト金森くんの告白』成風堂の飲み会でバイトの青年・金森くんが過去の恋話を突然告白。野次馬根性丸出しの仲間にせっつかれて披露した話の中に、違和感を覚えたのは多絵ちゃん。金森くんの恋に未来はあるのか?付録付きでパンパンに膨れた女性誌を書店で見かけるたびに(全然興味ないけど)大変だなぁと思ったのを思い出した。ええっ!?パンツが付録って…どんな狙いなんだーーー!?(笑)『サイン会はいかが?』これは読みごたえ・満足度で断トツの秀作。人気上昇中の若手ミステリ作家が「匿名でメッセージをくれるファンの正体を見破れる書店員のいる書店でサイン会を開きたい」と要望をだしているという噂を耳にして、成風堂店長は声高に名乗りをあげる。初めての大規模サイン会に浮かれる最中、多絵ちゃん頼りのファン探しの方は不穏な雲行きに…。ファンではなく実は嫌がらせを続けるストーカーに悩まされているというのだ。自分の名推理にうぬぼれた作家の若さ、思慮の足りなさが無邪気に友人を傷つけてしまったという苦い話。一方的に犯人扱いされた人の気持ちがわかりますか?と作家を責める多絵ちゃん。あれ?でもその後の「相談してくれたなら百倍有効な仕返しを考えてあげたのに」って…誰に?(これ解らない自分って頭の悪っ)間違いは誰にでもある。知らずに傷つけてしまっていることも。自分の傷には敏感でも人の傷には鈍感になりやすい。それを忘れちゃいけないなぁ。『ヤギさんの忘れもの』常連客の老人と書店員との心の交流。ラスト近くの「(好きであることさえ忘れるようなめまぐるしい毎日は厳しいけれど)本を介してのささやかな出来事は、ときに楽しくときに刺激的でときにほろりとさせてくれる」という杏子のモノローグがいい。ところで、1作目では気にならなかったけれど、2作目を読んで以来、書店限定名探偵・多絵ちゃんの謎解き、種明かしの「焦らし」がどうも感じ悪く、しっくりこない。真相がわかってもなかなかネタを割ろうとしないのがもどかしくてちょっとイライラする。普通の名探偵キャラだと、高慢・偏屈さ(ホームズ系)、奇人変人型の天才(御手洗系)、自分で真相を明かせない事情(コナン系)などで、ネタ割までのヤキモキ感も楽しめるのだけれど、多絵ちゃんの場合はなんとなく焦らして楽しんでるように感じるのは一種の僻みだろうか。

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Posted by ブクログ 2011年10月11日

「君と語る永遠」は涙ぐんでしまいました。やっぱり表題作が頁数もあって読み応えがありますが、「ヤギさんの忘れもの」がほのぼのとして好きです。

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Posted by ブクログ 2023年10月01日

「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの三作目。
表題作を含む五編が収録された短編集です。

本にまつわる謎の解明と、書店員の仕事内容が並行して描かれ、ミステリとお仕事小説の両面で楽しめるのではないかと思います。

好きな本に囲まれて仕事が出来るのは羨ましさを感じますが、携わる方々にしか分からない...続きを読む苦労も多そうですね。

本や書店に対する思いが伝わってくる、坂木司さんの解説もとても素敵でした。

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Posted by ブクログ 2014年02月18日

本好き、本屋好きのための小説。
成風堂書店でおこる不思議なできごとを書店員が
といていく、いたって平和なミステリーだ。
表題作の「サイン会はいかが?」が一番おもしろかった。
売れっ子作家に届いたファンレターにまつわる謎をとくため、サイン会を開いてほしいと要望があり
書店員たちはサイン会開催に向けて動...続きを読むき出す。
謎のヒントとして、サイン会をする作家の本が
作中に出てくるのだが、自伝的エッセイ「宵宮」がおもしろそうで読みたくなってしまった。

なぞがとけて、作家が「すごい作家と周りに思われたいが為に大切なものをストンストンと落っことしてきたよ」というシーンがある。
しかし、作家は失敗から引き返し、また前進するという。引き返すことで、前進することを誓う姿はよかった。
売れっ子作家がさらに素晴らしい小説を発表してくれるのは、架空の話とはいえうれしい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年06月20日

成風堂書店シリーズ3作目。短編集に戻った。表題作は中編くらいの長さだったけど。その表題作がイマイチ。高校からの友達がこれしきのことで、ここまでの嫌がらせができるものだろうか。こんな嫌がらせをしながら、表面的には友達づきあいをするってなー。ないことはないだろうけど、そういうキャラっぽくないんだよね。犯...続きを読む人とされた人が。妬みとかもあったってことかなー。多絵がここまで怒るのも何か違和感だし。亡くなったお父さんとの思い出『君と語る永遠』はいい話だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月25日

シリーズ第三弾。
気負いせずに楽しめるこのシリーズ。
今回も多絵ちゃんが大活躍して、杏さんがあたふたしてた。

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Posted by ブクログ 2012年09月25日

書店シリーズ第3弾。今日も本屋さんは大忙しです。
一緒に謎解きを始めてしまう癖がついてしまった。
このシリーズははまる人ははまります。特に本屋好きにはいいかも。日常感がたまらない。

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Posted by ブクログ 2012年07月17日

書店を舞台にした日常のミステリー。シリーズ三作目だが、読むにつれ主人公の書店員が鼻につく。探偵役のバイトに頼るくせに、すぐ口を挟んだり、自分の狭い世界での価値観で物事を断定したり・・・ 探偵役の女子大生の爽やかさと、書店の知られざる裏側がよくわかるというところで読める。

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Posted by ブクログ 2012年05月29日

成風堂シリーズ三冊目。今回は短編集。
相変わらず謎は小粒なわりに事態はシリアス。でも当人たちはコミカル。そこらへんのギャップが一冊目より薄れたような気がする。慣れたからかもしれないけど。そしてやっぱり短編の方がいいね…。
お手軽に読むにはぴったり。最後の話は和んだ。
あと、杏子さんはもうちょっと落ち...続きを読む着いて冷静になってほしい…

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Posted by ブクログ 2011年12月01日

 しっかりものの書店員・杏子さんと、名探偵アルバイト・多絵さんのコンビが活躍する"書店"ミステリの第2短編集。

 同じ書籍を4人の人が取り寄せし、そのどれもが実際には取り寄せを希望していないという謎を描いた「取り寄せトラップ」から、人気ミステリ作家に届いたファンレターを書いた相...続きを読む手の正体を探る「サイン会はいかが?」など5編の短編小説。
 日常の謎から、書店を舞台にした本格的な事件まで、振れ幅は大きいのですが、探偵役・多絵さんのほんわかとした雰囲気(でも、結構鋭いトゲをもっていたりしますが)に、すっと物語の世界にダイブできる作品です。

 表題作の「サイン会はいかが?」も楽しいのですが、個人的は社会科見学で書店を訪れた小学生の謎の行動を解き明かす「君と語る永遠」が心に染みます。
 絶賛ではないのですが、次の作品も読んでみたいなぁと思える作品です。

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Posted by ブクログ 2011年09月28日

シリーズ第三弾。「取り寄せトラップ」 TさんってどのTさん??名前の順からするとあの人かな。「君と語る永遠」 良い話だ。「バイト金森くんの告白」 タ絵の失敗談がインパクトある。『私はパンツを持ち歩く女で、受け取った相手は、パンツで顔を拭く男ですよ』不意打ちでしたので、私のツボにストレートに入りました...続きを読む。「サイン会はいかが?」 自分の行動を見つめ直さなくては。「ヤギさんの忘れもの」 かわいい郵便屋さん。

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Posted by ブクログ 2022年08月05日

楽しみに待っていた威風堂書店事件メモシリーズ第三弾です!毎回謎が解けるのと同時に、混沌とし、陰を落としていた人の感情もほぐされていき、そして最後には心地よい読後感が残る。そんな作品たちばかりです。

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