無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
コンビニ人間よりよっぽど腑に落ちた。村田沙耶香さんは頭の中では色々奇抜なことを考えていたかもしれないけど、人間関係では奔放になれる奇天烈っぽい人に憧れてでもそうはなれないみたいな葛藤を抱いてきた人なんじゃないかと思った。
コンビニ人間は主人公が世間から白眼視されている人で、読んでいて特段納得感がないというか何か妄想の域を超えない浮ついた感じを覚えたけど、本作はめちゃくちゃ自然で語りと登場人物に違和感を覚えなかった。
それと社会性をテーマにしたシスターフッド的な話好きだなぁと思った。悩みや本心を赤裸々に共有することは裸を見せるより恥ずかしい、裸程度の度合いで開示しあってそれ以上は察し合う温度が気持ちいい。
Posted by ブクログ
どこが良かったのか?と言われるとうまく説明できないのだけど、すごく好きな種類の小説だった。
・先が気になる物語だったし、律と瀬里奈の関係性がとても良い
律に共感できる部分もあったし、律と瀬里奈の成長を見ているのも面白かったし、あとはくるみ割り人形のマリーが気になりすぎるので読みたい!
・ただクラスの男の子たちが意地悪?というか暴力的?すぎて、リアルに小学校ってこんな感じのことある???とちょっと現実味湧かなかった 現実にはあってほしくない
・村田さんにしてはポジティブな作品だという意見もいくつか見かけたのでぜひ他の作品も読みたいという気持ち
なんだか律は気づいていなさそうだったけど、瀬里奈が一貫して律だけは特別だと思っていそうなのも良かった〜
Posted by ブクログ
あまりにも良すぎて余韻がやばいです…!
私の感性は村田沙耶香作品とすごく相性が良いのですが、本作はその中でもかなり上位に入りました
元々シスターフッドが好きなので余計刺さったのかもしれません
王道のシスターフッドではありませんが本作も十分それに値すると感じました
自分らしく生きること、周りから異物扱いされないこと
そのふたつを共存させるのはとても困難な世の中です
自分が周りからどう見られているのか…周りの評価を気にせずに生きることができる人などほとんどいないと思います
誰だって他人から石を投げられるのは怖いはずです
私だって例に漏れずです
だからこそ本作の主人公2人に強く惹かれます
どちらの気持ちもわかります
だからこそ前半を読むのがとても苦しかったです
でも読後感があまりにも素晴らしくて…!
このラストを見るためならどんなに苦しくても最後まで読む価値があると思いました
Posted by ブクログ
芥川賞受賞作『コンビニ人間』の
プロトタイプ的な要素を感じた
マウスにはスラング的には
臆病・小心者という意味がある
一方で、可愛らしい・魅力的なという
ポジティブな意味あいが含まれる
登場人物の心の機微や、成長も経て
次第に魅力的になっていく
ダブルミーニング的な側面も感じた
更に言えば、
実験動物のように、
与えられたもので変わっていく様を
見受けられる読者目線としての
トリプルミーニングともとれる
非常に奥深い話に思えた
久々に村田沙耶香さんの本を読んだが、
今までで最も温かみを感じた
これは、ジャンルとしては
シスターフッドものになるのかな?
世界観、衝撃度、大作という点では
世界99が未だに一番だけど、
純粋な好みとしてなら、
これが一番好きかもしれない
村田沙耶香さんの作品を読みたくて
手にした方は、少し物足りなさや違和感を
感じるかもしれない
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。