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「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。
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Posted by ブクログ
【殺人出産】 生と死をテーマに4篇を収録。表題作での起承転結はさすがの一言。 価値観や常識は時代によって違う―それを意識させる内容で、読んで何を思うかが人によって大きく変わる作品になっていると思います。
正直に言うと、最初は読んでいて気分が悪かった。でも、世の中の状況に応じて「倫理」や「正義」って変わりゆくものであると感じ、もし世界がこうだったらこういうことを考えるのだろうと想像しながら読むことができた。
常識引っくり返る
この人の本初めて読んだけど、スゴいとしか言いようがない。常識?ナニソレ?そんな発想おんなじ人間なのに思い付きもしませんよって感じです。 他の本も読みたいですね!このぶっ飛んだ世界観にドッブリ嵌まりたいです。
これを気持ち悪いと思える感覚が、まだ完全な多様性を受け入れられてないと痛感させられた。 初めて小説で吐き気がした。
少子化対策のとんでもない設定に驚き、購入したが、思っていたほどの派手な展開にはならなかった。 そこがおもしろい。
現代の一般的な死生観とは異なる世界線が面白い。今の価値観では咎められるような価値観が当たり前で自然と受け入れられている世界。自由に選択できるライフスタイルの幅をそこまで広げられたらいいなを小説内で創り上げていた。
2026.08.19 ここではない世界でのお話。だけど何故か妙にリアルで、いつかこんな未来が来てしまうのかもしれないと思わせる文章たちが並ぶ。 2章目はちょっと性的な表現が直接的すぎて苦手だったが、それ以外はすごく引き込まれてあっという間に読み終えた。 私たちが今当たり前だと思っている習慣やル...続きを読むールや常識や流行も、100年経てばあり得ないと揶揄されてしまうものになるのかもしれない。 今の子どもたちが大きくなる頃には、どうか今より快適に生きやすい世の中になってるといいなと少し違う角度ながら願ってしまった読後だった。
めちゃくちゃ惹き込まれて一気に読んでしまった。 ぶっ飛んだ設定に感じるも、読み進めると実在するようなリアリティを感じてしまうのが面白い。 淡々とした表現も怖さを増していて、とても好みだった。
殺人出産: 10人産んだら1人殺せるらしい。殺される人のことを愛しているのかと思ったらそうではなく、ただ憎い人を殺すらしい。でも殺される人はリスペクトされながら?逝くらしい。うーん、殺される人に選ばれるほど人から憎まれているのにリスペクトを受けるっていうのがしっくり来ないなーーまあ現世を生きる私にし...続きを読むっくりくることはないか。 産刑っていうのが面白いなと思った。罪人の子供とか今だったら嫌煙しそうなものだけど、人格の遺伝とかそういう概念が否定された世界なのかな。
10人産めば1人殺していい世界になった日本の話。ぶっ飛んだ設定なのに生々しくわかりやすいのはさすが村田沙耶香さん。 短編の余命も良かった。自分の常識は常識だと思い込まされてるのかもしれないとか考え出す代物。怖いし気持ち悪い。好き
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殺人出産
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村田沙耶香
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