【感想・ネタバレ】殺人出産のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月19日

初村田沙耶香作品です
独特な世界観
生や死に着目した、4つの世界
こういった未来があるのかなと想像すると、私はどんな選択をするんだろうと考えました
これから、村田さん作品を読んでいきたいと思います

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Posted by ブクログ 2024年04月01日

村田沙耶香さんの本は初めて読んだ。読みやすくて面白かった。
未来であり得なさそうであり得そうな事を書いているんだけど、骨子がしっかりあって、?と思う部分が少ない。本当に面白かった

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月07日

常識が変わった世界、私だったらどう生きるか考えた。みんなが正しいと信じていることに対して、おかしいと声を上げることはできないと思う。過去10年を振り返ると、大なり小なり常識が変化していることはある。この先も少しずつ変わっていく世界に適応しながら生きていくしかないと思った。すごい世界を思いついたなと感...続きを読む動した。
清潔な結婚には共感した。個人的には合理的でいい関係だが、感情があるせいでどこかでうまくいかなくなるのではないかと思った。

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ネタバレ購入済み

2021年06月01日

短編集で、読みやすい一冊でした。

様々な法や価値観が存在する社会で生きる人々の物語は、どれもラストが予測できないものばかりで、楽しんで読むことができました。

#ダーク

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購入済み

常識引っくり返る

2017年03月06日

この人の本初めて読んだけど、スゴいとしか言いようがない。常識?ナニソレ?そんな発想おんなじ人間なのに思い付きもしませんよって感じです。
他の本も読みたいですね!このぶっ飛んだ世界観にドッブリ嵌まりたいです。

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Posted by ブクログ 2024年05月05日

『コンビニ』に続き、村田作品二作目。
「殺人出産」…『コンビニ』も大分ヤバイと思っていたが、それ以上のヤバさ。どんな人生を歩んできたらこんな作品描けるんだ?!少子高齢化を防ぐ一手になる(?)……って、んな訳ないッ!!笑
でも文学って本来こういうものだと思う。社会に疑問を投げ掛けるっていう——正義とは...続きを読む何か。常識とは何か。最後の○○シーンはもはや芸術のような美しさでした。
「トリプル」…これは恋人との関係性。二人か三人か。母と娘、新旧。どちらの意見も正しく感じてしまい…だからかやはり分かり合えないんだなぁと。ホント、常識って何なんでしょうね…。
「清潔な結婚」…新しい夫婦の形。クリーンブリード中の看護師たちの言葉が…これ、笑わない奴おる?ってくらい可笑しいw 発想がキ○ガイ過ぎて(褒め言葉です笑)ついていけないよ、村田さんwww
「余命」…死を扱ってはいるけれど、なんかとてもポップな印象。この世界は今とは違った常識に因って支配されているからかな。

これらを万人受けにマイルドにいたものが『コンビニ』なんだなぁと、しみじみ思った(^^; まあ私はこういうの好きですけどね。星四つ半。

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Posted by ブクログ 2024年04月27日

気持ち悪い。良い意味で気持ちが悪い。
「イキガミ」も若者の命を奪う事で、真面目に生きる人間が増える事を狙っていたが、この世界はもっと狂っている。
しかし、作中の台詞通り100年後はどうなっているかわらかないのだ。
昆虫食もトリプルも大流行するかもしれない。
それにしても、トリプルは気持ち悪い話だった...続きを読む
巷を騒がせたセカンドパートナーとはワケが違う。よく思いつくなーと思った。

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Posted by ブクログ 2024年04月20日

おもしろかった。
短編集だったのもあって、読むのが止まらなかった。
今は異常な価値観が、100年後には正常になっているだろうな。でも、その正常は誰かの異常であることはなくならなそう。
作中の「あなたが信じる世界を信じたいなら、あなたが信じない世界を信じている人間を許すしかないわ」にあっと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月17日

村田沙耶香の作品はどれも脳みそをぐちゃぐちゃにかき回されたような気分になる。タイトルからしてぎょっとしてしまうが10人産んだら誰か1人を殺せるという制度ができあがった世界からこちらの世界へ揺さぶりをかけてくる。10人産んでいないのに人を殺してしまうのは罪となり、その拷問にも出産である。妊娠出産って女...続きを読む性なら誰しもできるとかなんか子どもがほしいってことがあまりにも自然なこと過ぎてなんかどういう状況だとそんなに妊娠出産をすることが自分の人生に当たり前のように組み込まれるんんだろうと思う
私は自分の腹のなかに別の生き物が10ヶ月も居座って自分の体からあれこれ栄養を持っていく状況が怖いしおぞましいし気持ちが悪い。なんでそんなことを自然としたくなるように思われているんだろうか…村田沙耶香の作品は生殖についての話が多い。消滅世界もそうだった。私は妊娠出産をとても良いものだと思えなくて、よいと思う人とどう違うのかがずっと気になっている。彼女の著作をもっと読めば少しはヒントが得られるのかな

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Posted by ブクログ 2024年04月10日

 著者の作品を読むのは初めてだったが、10人産んだら一人殺せる「殺人出産システム」が確立された世界の『殺人出産』、カップルではなく三人で付き合うのが一般的になった世界の『トリプル』、性欲と出産、もとい家庭が完璧に別れた世界の『清潔な結婚』、病気による死が無くなり好きな形で自殺できる世界の『余命』の四...続きを読む編が収録されていたが、「何でこんな独特の世界観が書けるんだろう?」「個人的にこの作者は『ポスト小林泰三』だと思うなぁ。」というような感想が浮かんだ。他の作品も読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月30日

衝撃的な内容4遍。性のあり方を考えること作品だった。
・10人産んだら1人殺せるシステムがある100年後の世界
・カップルで付き合うのではなく、3人で付き合うのが流行りになった世界
・子どもを授かる行為と快楽のための行為を分けた世界
・自分の寿命をきめ、粋な死に方を考える世界
どれもが衝撃的です面白...続きを読むかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月29日

新しい発見をたくさんもらった。
倫理観という色眼鏡を外すと10人殺したら1人産めるというのはとても理にかなっている。
普通だったら考えないような世界線を覗くことができて大満足!

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Posted by ブクログ 2024年03月22日

10人産んだら1人殺せるという「殺人出産システム」で人口を保つ世界の話。「殺人は悪」だという価値観を持って読むと、恐ろしい話。でも昔は生け贄とかで人を殺してたわけだし、価値観も倫理観も時代と共にかわるものだということを思うと、あり得ない話でもないかと思えてきてまた怖い。

他の短編も強烈で面白かった...続きを読む

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

あなたは殺したいほど憎い人はいますか?
この世界は殺人が許容された世界。
表題作の殺人出産では10人産んだら1人殺してもよい。この世界観はなんだと思いながら読み切れた本。
ありふれた風景では想像できない思いもしない出来事を堪能してほしい。
殺人出産以外も少しずれた日常。すごい特殊な世界じゃないのに少...続きを読むし発想が変わるだけでこうも変わるかと思える作品ばかり。もしこうなったらと少しずれた世界観で展開されるどれも面白く読める作品。

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Posted by ブクログ 2024年03月12日

4編の作品が収録された短編集。
どの作品も今我々が住んでいる社会から見ると突飛で非常識だと思われる世界が舞台となっている。
単に「倫理的に問題がある」と言ってしまえばそれまでだが、「今私たちが生きている社会の常識って本当に常識なのか?」というもっと深く考えさせられるメッセージが込められていると感じた...続きを読む
雰囲気としては世にも奇妙な物語的なものだが、もしかすると100年後、200年後現実になっていてもおかしくないなと思うようなリアルさもある。
本著者・村田沙耶香氏の作品は初めて読んだが、斜め上の角度から一石を投じる独特のスタイルは中毒性があって面白い。他の作品も読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2024年03月05日

初めての村田沙耶香先生。
自分は女流作家の文章がどうも肌に合わなくて、これまで明確に避けて通り、たまに挑戦して途中で投げ出したりしてきましたが、村田先生の書く文章はとてもいい意味で男っぽく、ロジカルで、とてもスッと入ってきました。
それ故に、表現されている世界にあたかも自分が生きているような感覚に陥...続きを読むり、今の社会で悪とされている事がどうにも正のように感じてしまい、価値観が揺らぐというか脳みそグッシャグシャに掻き回されているようなそんな感覚になりました。

他の作品もどんどん読みたいです。

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Posted by ブクログ 2024年02月27日

現在のルールや常識とは全く違う世界線の奇妙な作品が4つ収録されている。

世の中の常識やルールが100年後には全く違う常識に置き換わってるかもしれない。自分が普通だとか正義だと信じて疑わないことも、誰かにとってはそうでないこともあるし、色んな意見があることに興味を向け極端に偏りすぎないことも大切かな...続きを読むと思った。

この作品の設定は極端だが、発想がとても面白くて個人的に好み。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月23日

★好きな表現と感想
【殺人出産】人殺しの感触は手から離れないものか
・「ぷちっという感触は皮膚が切れるところだったのかもしれないが、そのあとは柔らかく…」
→このシーンは物語に入り込み過ぎて脇腹に痛みを感じながら読み進めるのが苦痛になってしまった。「沙耶香さん、人殺したことあるでしょ?」って思ってし...続きを読むまった。読み進めるのが苦痛だったが先が気になる。さすが村田ワールド。この表現の仕方がとても好き。
・「殺意が未来に命を繋いでいく価値観」
→世間の多くの人々の持つ価値観を根こそぎひっくり返すような表現。これもほんとすごい。普通逆だってw

【トリプル】三人でのキスについて
・「まるで最初からそうなるための身体の仕組みだったように、三人でのキスはしっくりとうまくいく」
→この物語の主人公が感じる"普通"に対して我々読者へ吐き気を感じさせる表現。凄まじい。別世界。(語彙力がやられていく)

【清潔な結婚】性行為代行
・お互いに座った椅子が射精に伴い最後に近づくのを容易に想像できてしまった。
→まさに性行為のアシストか。そうなんだ、そもそものベースが"恋愛結婚ではない"村田ワールドの基本でしたw こんな医療機器が導入される未来もありそうですね。
(こういう企画のA○もありそうだが)

【余命】わずか5Pながらもやはり引き込まれる
・人の死について考えさせられる作品だった。しかし私が常々思う事は、どんなに辛いことがあっても自ら命を絶ってはいけないということだ。この世には絶対何かしらの使命を持って産まれてきていると信じているからだ。綺麗事に聞こえるかもしれないが、そう思わなきゃ、望まずに死んでいった人達の事を考えると自分を保てないよ。書いていて思ったが、それって故人に対してではなく、自分のためなのかもね。愚かであり、美しくもある?自分で言うなってねw

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月14日

10人産んだら1人殺していい、という「殺人出産制度」を設けて人口を保つ日本。

子を産む人は神聖なものとして扱われ、だけど出産自体は心身に負担をかける苦痛として、罪を犯した時には「産刑」という処罰が最も重い罰とされる。

何が正解なのか、何を正義とするのか。

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Posted by ブクログ 2024年01月31日

連作ではありませんが、『生、死、恋人、夫婦、家庭』といった身近なものの常識に、真っ向から『No』を突きつける作者の胆力と、そんな青くさい主張をグイグイと読ませてしまう構成力が光る短編集です。

「殺人出産」
SF作家のような緻密な設定はありません。村田沙耶香センセイは、ぶっ飛んだ設定の中に力技で読者...続きを読むを引き摺り込んでいきます。
語られるのは『生と死(もしくは殺意)』。読みながらよくメモを取るのですが、この作品で取ったメモは
「なんだ,,殺せばいいんだ!」のみ。
没入感がヤバいです。

「トリプル」
恋人達の新しいカタチの提示。青春小説のような女子高生の日常と恋人達の目眩く過激なセックスが綴られています。
恋人達の新しいカタチは、多様性にも対応した自由で柔軟なものに見えて、実はすでに様式化している点が悲しいです。

「清潔な結婚」
性的なものから切り離された清潔な家庭とはどういったものでしょう。
「夫は家では一切の性行為を禁じることを希望し、それは私も同じだった。 『性とは僕にとって、一人で自分の部屋で耽る行為か、外で処理する行為なんです。 仕事でつかれて、ただいま、と帰ってくる家にセックスがある。そのことに生理的嫌悪感があるんです』」
セックスレスの肯定でしょうか。お互いにセックスありの愛人が家庭外にいる清潔な夫婦。快適そうですが、夫は次のステップ(家庭=子作り)には進めなさそうです。その融通の効かなさが村田沙耶香っぽいと思いました。

「余命」
ラストは『死』でした。短い作品ですが、この短編集をしっかり締めています。

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購入済み

匿名 2023年09月03日

この先の未来に実際あり得るかも?と思わせる話しもあって自分ならどうするだろう?と考えながら一気読みしてしまいました。殺人出産はほんと怖かったです。

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購入済み

サクサク読める

2021年04月29日

何とも言えない読了感。
淡々とか読み進められて面白かったです。

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購入済み

2020年09月18日

世界観に引き込まれた。今の世界で生きている自分から見たらこの世界は異常と思うけれど、時間が経つにつれて適応していくのだろうか...。こうなることは有り得ないと言いきれない、絶妙に筋が通った世界だと思う。何度も読み返しています。

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Posted by ブクログ 2024年04月23日

最後の余命が一番好きでした

最近、避妊インプラントなるものを知り本当にいつか殺人出産のようにsexと妊娠が結びつかない世界が来るかも知れないなとぼんやり思いました

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

世にも奇妙な物語に出てきそうなお話でした。
途中で描かれている人物が変わり、最後どんなふうにつながって行くのかと思っていたけど、ただ短編が4つ入っていただけでした。薄い本だったので、てっきり1つの物語なのかと勘違いしてました。 そこちょっと残念でした。
そういう短編を集めた感じも、世にも奇妙な物語...続きを読むチックな本でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月22日

どの話も非現実的なんだけど、読み進めるうちに、これ、普通にありえてもおかしくないかもしれないと思わされました。
過去の普通が今の異常だったりするしなぁ。

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Posted by ブクログ 2024年03月21日

本の紹介できっと目を引く一冊。
僕らの中での当たり前の性や命の感覚がこの本の中では、全く別のベクトルの当たり前として存在す
る。
そんな異世界探検の本かと思いきや、町並みは僕らの世界とあまり変わらず。
結婚したら家族になるのだから、恋愛とは全く別の視点、例えば兄妹とか。っていう文があったけど、たしか...続きを読むに結婚相手って唯一自分で選ぶ事のできる家族だよね。いろんな、人それぞれの見つけ方があってもいいなあと思いましたとさ

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Posted by ブクログ 2024年03月19日

3冊目の村田沙耶香さん。耐性がついたのか、不気味とか怖いとかじゃなくて、すんなりと本の世界に入っていけるようになった感じがある。100年前の常識を言う登場人物が現れたら、余計なこと言わないでという気持ちになる。

100年前の常識は今の非常識。
10人産んだら1人殺していい。
2人じゃなくて3人で恋...続きを読む愛する。
医療の発達により死がなくなる。
世界はどんどん変わっていく。
どれもこれも、「普通」なら考えられない。でも、常識とは?なんていう説教くさい感じではなくて、ただひたすら非日常を体験する心地よさがあります。おすすめです。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

村田沙耶香さんの作品は2作目。
相変わらず、独特な世界線で、だけど「あれ?こういう世界が正しいんだっけ?」と思わせられる不思議でゾクゾクする作品。
殺人出産の話しは、人間の本能みたいなところを突かれるような感覚で興味深かった。

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Posted by ブクログ 2024年02月19日

エログロありの、はっきり言って気持ち悪い話である。
この本には異常者しか出てこない。

ただそれは、読者の「普通」の価値観からすれば、だ。
本の中の世界は「異常」な価値観が市民権を得たまたは普通になった世界。そして「こちら側」にいる登場人物、狭間にいる登場人物もいて、彼らの苦悩する姿も描かれる。

...続きを読む別に「普通を普通と思うな」なんて説教臭い話ではない(おそらく)。ただただ「向こう側」の在り方の描写が生々しく、読んだ後もしばらくは脳にこびりついた。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

生と性そして死を架空の世界の現実として
取り上げた短編集。
殺人出産は現代社会も少子化が問題
になっているが、それを逆手にとって
男女どちらも生み人になり10人子を産めば
誰か一人を殺しても良いと言う法律が
世間の常識となる異常な世界。
子供は人工的に量産されるので、一人位
人が死んでも何も問題にな...続きを読むらず
返って二人の姉妹は殺人に興味を持ち
人を殺す血や肉に性的な恍惚感を覚える
異常な世界。
トリプル、清潔な結婚、余命も生と性を分断
した思考と死への恐れが無い事が
おぞましく背筋がゾワゾワする。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月05日

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舞台は100年後。そこは「10人産めば1人殺してもいい」という驚愕のルールが罷り通った世界で…というお話。
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一言で言えば、「激ヤバ」な作品です!
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今の「当たり前」は時代遅れで、今の「違法」こそ「常識」という世界線。
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読む程にぞわっとなる。村田沙耶香さんの作品初めてだったけど、常識を疑...続きを読むう独特な世界観こそ村田沙耶香ワールドらしい。
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クセになる作家さんです
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この作品、どこがゾワっとくるかと言えば、完全なる異世界ファンタジーなようで、どこかリアル感が残ってるところ。
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例えば100年前は殺人が違法だったと現実の「今」が、過去の史実として作品にも描かれているところ。
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それによって、現実の「今」と、作品内の「今(100年後)」がひとつの世界として縦に繋がってしまい、まるで予言小説のような感覚を覚えてしまう。
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だから、さすがに10人産めばひとり殺めても…なんて事はないにしても、もしかしたら「産み人」という職業は将来的には作られたりして…なんて思ってしまう、妙なリアルを感じる作品です。
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他の短編も妙に現実味のあるゾワっとが詰まってます!ぜひ体感してみてください

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Posted by ブクログ 2024年01月29日

世界観に惹き込まれて一気読み。
今の常識が常識で無くなった世界。
こんな世の中が本当に来そうで妙にリアリティがあった。
サクッと読める短編集の割に色んな要素が詰め込まれていて面白かった。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

とても読みやすい。2時間で読める。
主人公の「あなたが信じる世界を信じたいなら、あなたが信じない世界を信じている人を許すしかないわ」この言葉は刺さった。共感。

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Posted by ブクログ 2024年01月27日

エッセイを読んで親近感湧いたから、なんだこの世界観、、、と驚きまくり
なくはない未来なのかと思うけど、私は今好きな人と幸せに長生きしたいな

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購入済み

なんてことだ

2019年12月31日

書き上げている世界や思想は読み物として完成度が高いのですが、生々しい痛みが苦手な人にお勧めできない本です。

私にはこれに耐える精神は持ち合わせていない。書物を読んで吐き気がするという体験は初めてです。

しかしながら、村田さんの書く力が読ませてしまうんですね。読んでいて、嫌な予感(私には合...続きを読むってない)がしていたのに、読み始めると引き返せなくなり、ページを閉じることができず、結局最後まで読むことになりました。

私はティムバートンが好きですが、彼の作品の中にも具合が悪くなるのでもう二度と観れない映画があります。この本も、そんな気分になる小説でした。


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