【感想・ネタバレ】殺人出産のレビュー

あらすじ

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。

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Posted by ブクログ

【殺人出産】

生と死をテーマに4篇を収録。表題作での起承転結はさすがの一言。
価値観や常識は時代によって違う―それを意識させる内容で、読んで何を思うかが人によって大きく変わる作品になっていると思います。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

正直に言うと、最初は読んでいて気分が悪かった。でも、世の中の状況に応じて「倫理」や「正義」って変わりゆくものであると感じ、もし世界がこうだったらこういうことを考えるのだろうと想像しながら読むことができた。

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2026年07月20日

ネタバレ 購入済み

短編集で、読みやすい一冊でした。

様々な法や価値観が存在する社会で生きる人々の物語は、どれもラストが予測できないものばかりで、楽しんで読むことができました。

#ダーク

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2021年06月01日

購入済み

常識引っくり返る

この人の本初めて読んだけど、スゴいとしか言いようがない。常識?ナニソレ?そんな発想おんなじ人間なのに思い付きもしませんよって感じです。
他の本も読みたいですね!このぶっ飛んだ世界観にドッブリ嵌まりたいです。

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2017年03月06日

Posted by ブクログ

これを気持ち悪いと思える感覚が、まだ完全な多様性を受け入れられてないと痛感させられた。
初めて小説で吐き気がした。

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2026年08月28日

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少子化対策のとんでもない設定に驚き、購入したが、思っていたほどの派手な展開にはならなかった。
そこがおもしろい。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

現代の一般的な死生観とは異なる世界線が面白い。今の価値観では咎められるような価値観が当たり前で自然と受け入れられている世界。自由に選択できるライフスタイルの幅をそこまで広げられたらいいなを小説内で創り上げていた。

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2026年08月21日

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2026.08.19

ここではない世界でのお話。だけど何故か妙にリアルで、いつかこんな未来が来てしまうのかもしれないと思わせる文章たちが並ぶ。

2章目はちょっと性的な表現が直接的すぎて苦手だったが、それ以外はすごく引き込まれてあっという間に読み終えた。

私たちが今当たり前だと思っている習慣やルールや常識や流行も、100年経てばあり得ないと揶揄されてしまうものになるのかもしれない。

今の子どもたちが大きくなる頃には、どうか今より快適に生きやすい世の中になってるといいなと少し違う角度ながら願ってしまった読後だった。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ惹き込まれて一気に読んでしまった。
ぶっ飛んだ設定に感じるも、読み進めると実在するようなリアリティを感じてしまうのが面白い。

淡々とした表現も怖さを増していて、とても好みだった。

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2026年08月14日

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ネタバレ

命とは何か、がテーマ
「命が大切」っていう時に、個々の命が大切なのか社会を維持する装置として命が一定数存在することが大切なのか。
「常識」はグラデーションで時代と共にどんどん変化しているはずなのに、みんなそれに気づかない。常に今が絶対正しいと思ってる。それは信念と言えるのか。
後半の短編ほど性的描写が生々しかった。

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2026年08月09日

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殺人出産: 10人産んだら1人殺せるらしい。殺される人のことを愛しているのかと思ったらそうではなく、ただ憎い人を殺すらしい。でも殺される人はリスペクトされながら?逝くらしい。うーん、殺される人に選ばれるほど人から憎まれているのにリスペクトを受けるっていうのがしっくり来ないなーーまあ現世を生きる私にしっくりくることはないか。
産刑っていうのが面白いなと思った。罪人の子供とか今だったら嫌煙しそうなものだけど、人格の遺伝とかそういう概念が否定された世界なのかな。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

10人産めば1人殺していい世界になった日本の話。ぶっ飛んだ設定なのに生々しくわかりやすいのはさすが村田沙耶香さん。
短編の余命も良かった。自分の常識は常識だと思い込まされてるのかもしれないとか考え出す代物。怖いし気持ち悪い。好き

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2026年08月01日

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ありえない設定のように見えて、今後おこりうるかもしれないと思った。現在の倫理観として、許されることではないが、社会構造的には合理的な面はあるように感じた。

最後の主人公はどういう心情でその決断を下したのか、自分の中で色々と思いを巡らせている。

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2026年08月01日

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10人産んだら1人殺せる世界。私は殺したいほど憎い人なんていないのがしあわせだなと思った。トリプル(3人で恋愛)もおもろかった。

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2026年07月26日

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表題作、この物語のような秩序が生まれる可能性は極めて低いと思うし思いたいけど、命が愛憎から外れたシステムの中に組み込まれてしまうような構造は今後十分起こり得る(既に起こっている?)ことを突きつけられるようだった。主人公の姉や従妹のような純なるものの存在がその恐怖を際立たせる。

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2026年07月23日

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すごいものを読んじまったぜ。
前に読んだ消滅世界が面白かったので読んでみた。二話目のトリプルは前に変愛小説集で読んだことあるやつだった。人を殺す描写をこんなに美しく、不気味に描くのはこの著者特有の才能というか技法だなと。それにしても、産刑が怖すぎたな。清潔な夫婦?みたいなやつが、消滅世界に似ていたので、この短編集で書ききれなかったことをまとめたのが消滅世界なのかなと思いました。さきにこっちを読むべきだった

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2026年07月21日

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面白かった、当たり前とはを考えさせられる
こんだけ(あえてこの言葉を使うけど)気持ち悪い設定を考えられるの天才

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2026年07月09日

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性別関係なく、10人出産すれば1人殺すことができる社会のお話。それに産み人は社会的に素晴らしいことだと捉えられていることにかなり違和感を感じた。結局、誰かを殺したいという根本があるのにそれが美徳と捉えられているのが個人的に気持ち悪かった。
他の3つのお話は、どれも半分ぐらいしか理解できなかったがどれも「私と違う世界(価値観)」が共通のテーマなんじゃないかなと思った。

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2026年07月08日

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性と生と死。
サラッと読める内容なのに考えさせられることが多かった。内容だけならばグロテスクに感じることもあるだろうが、そこにいやらしさのない性が入ることで拒絶感は無くなっていた。
表題になっているものだけではなく、残りの作品にも同じような題材が取り上げられており読み終わった後に少し後味が残るような作品ばかりだった。

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2026年07月06日

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「世界99」を読みたいのだけど予行演習にとずっと興味のあったこの本を読んでみた。村田沙耶香さんの作品はエッセイが好きで2冊読んで、小説はコンビニ人間しか読んだことがなかった。

「殺人出産」は短編集なのだけど、どれも生と死や性がテーマになっている。性についての小説は苦手だけど、どれもそれを切り口に倫理観や道徳感、「普通とは?」という問いかけが共通しているので読みやすかった。

表題作が一番衝撃的で、淡々とした語り口で狂った世界が描き出されていくディストピア小説。少しだけHandmaid’s Taleを思わせる世界観。彼女の世界観が独特だという評論をよく見かけるけれど、その正体は恐らく「気味悪いのにするすると読ませる筆力」で、それによってその世界にどっぷり浸かった末に「‥なんでこれがダメなんだっけ?」と現実世界の倫理観にも疑問を抱かせてしまうことにあるんだと思う。

他三作は表題作ほどの引き込み力はないものの、最後の「余命」は数ページにギュッと詰まった不思議な世界が余韻を残す。

村田沙耶香さんの作品に中毒性があるということを、身をもって体感した。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

命を奪ったものは命を生み出す刑に処される。←画期的にも程がある。何でこんなの思いつくんだ。
女が子供を産まないせいにして少子化に危機感感じるくらいなら、男だろうが女だろうが罪を犯したら一生子供生み出す機械になってもらうのある意味いいのかもしれない。人口子宮って実現しないの?!?!?!早くつくって!!!!!!
トリプルも清潔な結婚もなくはないかもな発想で面白いし、余命はある意味安楽死的な話?死ぬことができなくなった人間たちの最期を選ぶ権利みたいな。自然にやってくる死の方がいいのか、自ら選ぶ死がいいのか。考えさせられるな〜。短編だから読みやすくていい!!

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

よくこんな倫理観の世界を生み出せたなと思います。
生と死、善と悪、生命の神秘を足蹴にするような作品だと思います。

コンビニ人間が好きで読みましたがとにかく尖りすぎていて、万人におすすめできるものでは到底ありません。

命とは。殺人とは。

あまり考えたくはない部分を淡々と書くのは凄まじいものを感じます。

※信仰を読んで少し編集しました。
ぜひ、信仰も読んでみてください。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<備忘録・ネタバレあり>
現実の倫理観で考えるとあきらかに不気味で残酷な、架空の世界の話。けれどベースには現実の世界線に通じるものがあり、合理性も成立していて「もしかするとこんな未来もありえる?」と思うような現実味がある。4つの短編すべて、まったくの異世界と思えない恐ろしさを感じた。

・殺人出産
避妊技術が進んだことでセックスは快楽を得るだけの行為となり、子供は人工授精して産むのが主流の世界。偶発的な妊娠がなくなり人口がみるみる減少する中ではじまったのが、殺人出産システム。産み人となり10人産めば1人殺してもよい。男性でも人工子宮を埋め込んで妊娠出産できる。産み人の産んだ子供はセンターに預けられ、センターから子供を引き取り育てる人も多い。そのため産み人は崇められる存在である。殺される側は事前に通知を受け、1カ月後のその日を待つ。

殺人行為が正当化されているわけではない。この手続きをせず殺人を犯すと「産刑」に処され、一生牢獄の中で命を生み続ける。死刑など非合理的なことはせず、命を奪うものが命を造る役目を担う。
いずれにしても「誰かの殺意が新しい命を繋いでいく」というのがパラダイムなのである。

職場の上司や同僚が産み人となったり、同僚が殺される側になったり、姉が産み人のノルマを達成し殺人執行日を迎えたり、非現実なあらゆる描写に現実味が織り混ざり、引き込まれる。

自然な出産がなくなった世界では、「命」の尊さを感じるきっかけが「殺人」へ切り替わった。この世界が循環するための正当性、合理性は思わず納得してしまうほどものすごく手が込んでいて、そのリアルさが恐怖に拍車をかける。

・トリプル
10代の間ではカップル(二人)ではなくトリプル(三人)が交際の主流となっている。ただし親世代ははしたないと感じる人も多く、まだまだ転換期の世界線。トリプルの婚姻を認めろというデモも多発している。
どうして交際や婚姻は二人と決まってるのか?誰が決めたのか?三人で結婚すれば家事は楽だし育児があっても二人が働けば良いではないか。…今の自分の道徳感、倫理観からするとありえないのだが、それを取っ払うとわからなくなってくる。
トリプルの性交渉の描写は奇妙で気持ち悪く感じたが、それもまた通念による先入観なだけかもしれない。

・清潔な結婚
恋愛や性感情を抜きにしたパートナー、として結婚した夫婦の話。主人公の女性が言う「性欲は自分でオンオフしたいし、家ではオフにしていたい」という言葉には、自分にも少し同意する感情がある。
「クリーン・ブリード」の描写はあまりにも滑稽であほらしかった。最後公園で夫が吐き気をもよおしたあの描写の意味が理解できなかった。夫側が妊娠したということ?それとも公園の母娘と何か因果があったのか?
全然関係ないが「ごぼり」という擬音がぴったりで感動した。

・余命
この世から死がなくなって100年ほどたった世界。
医療が発達し老衰も事故死も他殺もすぐに蘇生できる。
だから自分が「そろそろかな」と思ったときに死亡許可証を取り、薬を買い、好きなように死ぬようになった。本屋には死に方に関する本が並んでおり「女子にぴったり!可愛い死に方100選」などのタイトルには笑ってしまった。こんなに発展した時代にまだ本で情報を得ているのも面白い。
土に還るのが人気の死に方だとか、死に方のセンスを問われるからそれなりにお洒落に死にたいだとか、「死」のことを話してるとは到底思えないワードの組み合わせが奇妙だった。
そして主人公は「かつて死は向こうから勝手にやってくるものだったという。楽でいいなぁと思う」「来世では自然な死が復活しているといいな」と思いながら死を迎える。
いつかこんな時代が来そう…いや、ないか。と、なんだかこの世界を身近に感じるこわさがあった。

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2026年07月24日

匿名

購入済み

この先の未来に実際あり得るかも?と思わせる話しもあって自分ならどうするだろう?と考えながら一気読みしてしまいました。殺人出産はほんと怖かったです。

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2023年09月03日

購入済み

サクサク読める

何とも言えない読了感。
淡々とか読み進められて面白かったです。

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2021年04月29日

購入済み

世界観に引き込まれた。今の世界で生きている自分から見たらこの世界は異常と思うけれど、時間が経つにつれて適応していくのだろうか...。こうなることは有り得ないと言いきれない、絶妙に筋が通った世界だと思う。何度も読み返しています。

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2020年09月18日

Posted by ブクログ

「フィクション」って感じのストーリー。ちょっと先の未来に、あり得るかもしれない話。「倫理観」ってなんだろう、と考えさせられる。
薄くてサクッと読める構成だが、内容は重く描写もグロさや生々しさがあり、好みがかなり分かれる作品かなと思った。

面白かったけど、誰かに感情移入して小説を読むタイプなのであまりハマりきれず。設定が特殊・ストーリーも短いのでなかなか共感できる登場人物には出会えなかった。
社会派のショートショート?落ちはないか。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

どの話も、生と死の概念が今と異なる世界。本の中の普通がいいのか、はたまた今の考え方がいいのかは、誰にも決められない。でも、今の当たり前が急に小説の中の様に変わってしまったら、ヒトはどうなってしまうんだろうか。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

表題作他3篇からなる短編集
どれもこれもよくこんな設定思い付くな!と感心する
ありえない!と思いながらも受け入れながら読み進めてしまえるのはさすが村田さんだなと思う
自分の倫理観や価値観をぶっ壊されるような力のある作品

表題作『殺人出産』は100年後の設定
10人出産したら1人殺せる『殺人出産システム』により日本の人口は保たれている
育子の姉は『産み人』となり、10人目の出産を控えていた

10人も産み続ける…ということは最短でも10年は掛かるだろう
そこまでの恨みを持った相手がいたのか?というとそうではない
せめてそこは10年掛かってでも殺したいほど恨んでる相手がいてほしかった
そうじゃないことがかえってうすら気持ち悪い

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

一気読みしてしまいしました、、相変わらず自分の凝り固まった価値観とか倫理観にスライディングで突っ込んで物申してくれるのが村田沙耶香さんという感じで止めることができず一気読みでした。基本的に一度読んだ本はほとんど読み返すことはありませんが、この作品をもう一回読み返そうと思う時が来るのなら、きっと自分の価値観や倫理観が誰かの行動や意見で揺るぎそうになったときなのかなあと思います。

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2026年07月30日

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自分の倫理観、固定概念、常識を考え直した。

10人産んだら1人殺せます。
確かに、言っていることが理にかなってはいる。

あと文体もめっちゃよかった。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

この世界ではない物語が描かれていて少し難しかった。普通について考えさせられた。トリプルが面白くて生々しくて好き。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

評価:3.0
本の中だけど、やっぱり理解できない短編部分とかあって、納得はできなかったな。章によって理解が追いつかなくて、内容は薄すぎる気もしたかな

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村田沙耶香は今生きるマイノリティたちがこの現代社会で感じることの少ない差別や偏見の感情を浮き彫りにさせてしまう作家だと感じる。

「トリプル」での恋愛観。この世界では3人で付き合うことが普通とされ、3人での性交渉も“マウス”の穴をすべて塞ぐという想像するだけでグロテスクな状況。
現世で生きる性的マイノリティの読者も真弓たちを偏見の目で見てしまう。
僕らも性的マジョリティに偏見の目に晒されるというのに。

村田沙耶香はこういった人間のどうやっても拭い取ることのできない醜い感情を今ではありえない世界を描くことで浮き彫りにさせてしまう。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

もしこの世界に自分がいたら、"産み人"になってまで殺したい人がいるだろうかと考えたりした。
殺人出産制度があるから、いつでもこの人を殺せるんだという確証があり、苦しみを照らす光になっているというのがリアルだった。
こんなこと現実に起こらないけど、きっとそうなんだろうと思った。
定が現実離れしていながら、その細かく丁寧な描写がそれを感じさせない、そういう書き方が上手い。
ただ、物語の斬新で面白い設定に惹かれて読み始めただけに、実際の中身との落差にガッカリした。

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2026年06月14日

購入済み

なんてことだ

書き上げている世界や思想は読み物として完成度が高いのですが、生々しい痛みが苦手な人にお勧めできない本です。

私にはこれに耐える精神は持ち合わせていない。書物を読んで吐き気がするという体験は初めてです。

しかしながら、村田さんの書く力が読ませてしまうんですね。読んでいて、嫌な予感(私には合ってない)がしていたのに、読み始めると引き返せなくなり、ページを閉じることができず、結局最後まで読むことになりました。

私はティムバートンが好きですが、彼の作品の中にも具合が悪くなるのでもう二度と観れない映画があります。この本も、そんな気分になる小説でした。


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2019年12月31日

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