ギンイロノウタ(新潮文庫)

ギンイロノウタ(新潮文庫)

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

極端に臆病な幼い有里の初恋の相手は、文房具屋で買った銀のステッキだった。アニメの魔法使いみたいに杖をひと振り、押入れの暗闇に銀の星がきらめき、無数の目玉が少女を秘密の快楽へ誘う。クラスメイトにステッキが汚され、有里が憎しみの化け物と化すまでは……。少女の孤独に巣くう怪物を描く表題作と、殺意と恋愛でつむぐ女子大生の物語「ひかりのあしおと」。衝撃の2編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギンイロノウタ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    591137
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ギンイロノウタ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ひかりのあしおと: やっぱりムラサヤさん面白いなぁ。わたしてきには、合う言葉が見つからないんだけど、ちょっとコメディー要素入れはってるよね?と思ってるんだけど、、、だから面白い、奇妙でも読みやすい。そう思う人いるかな...?

    ギンイロノウタ: ステッキとか扉とかコンビニとか家族とか、他の作品とかぶってる要素は多いが、こんなに殺意を描写したものはあっただろうか…。
    途中ヒヤヒヤしたが、さくさく読み進められちゃうんだよなぁ、なんでだろうなぁ、
    この作品はコメディ無いか、いや、あるよ。

    0
    2026年06月11日

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香さんの作品を読むと、異質な激情を抱えて生きることへの憧れと畏れを毎回抱く気がする。同じ世界を見ているはずなのに、自分には到底認識できない視点や受け取り方を見せてくれる。それがいつもサプライズプレゼントのようにワクワクドキドキさせてくれる。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    人間は他者との関係の中でしか自己を定義できない側面が強いから、母親の役割を担わない純粋無垢な存在は最早概念に近いのかも。主人公は過剰適応の状態に近くて、慢性的な緊張だったり自己抑圧を強いられている。母親が肯定されなかったことで主人公の胸が躍る場面が印象的だった。ひかりが迫ってくることで高まる閉塞感は、太陽をじかに見た時の目の奥の鈍痛のよう 恐怖を宥めようとする時の手の平の湿り気や指のもつれ、迫る焦燥感の描写がリアルで読んでてしんど楽しい(ひかりのあしおと)


    生きづらさの言語化がすごい 周囲との不調和を感じる人間の内面を繊細に丁寧に描いているから主人公の狂気がじわじわ自分に浸食していくのを感じた。
    誰にでもその人自身の閉じられた世界があって、ひとりよがりに踠いては蹲って生きているんだなあ
    多くの人が白を切る部分に対して忠実すぎた主人公が様々な道具に縋って自分の居場所を模索し続けるその一貫性に惹かれる部分もある(ギンイロノウタ)

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    村田さんの作品を読むのは2回目ですが、こちらも気味が悪いほどのリアリティのある表現が巧みで凄く個性的で良かったです。病んでいる感じが自分にも共感できるところがあるので、表現しにくいドロドロしたものも描かれていて流石だと思いました。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香さんの小説に出てくる登場人物って確かに狂ってるけどなんかほんのちょっとのキッカケでそっち側に転がって行ってしまいそうな感覚が理解できてしまうのが怖い。
    特に思春期の自分なんか今思い出すとあの頃の自分て狂ってたなぁって思うもんね。
    誰でも抱えてる心の闇とか病的な部分を表現するのが上手いんだと思う。

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    衝撃。
    土壌によって、常識も倫理観も全く異なって成熟する。
    この本の主人公たちの常識も、実際成り立ち得るだろう。
    解像度の高さがすごい。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    少しずつ滲み出し現実となっていく少女の狂気。
    その狂気を醸成していった学校や家、バイト先での日常の出来事の一つ一つが身に覚えのあるものがあり、心が苦しかった。
    銀色の扉を開いた彼女はどこに行ってしまったのだろうか。

    0
    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    中編2作品収録
    2作品とも著者の独特の世界を感じさせる内容でした
    主人公はいずれも女性
    ひとことで言ってきもこわ系な感じでしょうか
    他にない世界観が好きです

    0
    2023年02月06日

    Posted by ブクログ

    2作品はどちらも未完成感はあるものの、やはり村田沙耶香は面白い。

    ギンイロノウタは最後はちょっとついていけなくなったが、性欲の描き方がリアルに感じた。

    0
    2022年06月19日

    Posted by ブクログ

    『ひかりのあしおと』
    ホラーだった。村田沙耶香作品では、良い人との出会いで自分を成長させていくという展開は期待できないので、普通に良い人っぽい蛍が出てきて逆にドキドキした。蛍にはどうにかなる前に逃げて!と言いたくなった。
    「光の人影は、私を狂わせるために追いかけてきていたのではなかったのでした。私の狂気を止めるために、ずっと追いかけてきていたのです。」がよくわからなかった。

    『ギンイロノウタ』
    凄みのある作品だった。
    指示棒のステッキなど、小物遣いが絶妙。最後、有里が銀色の扉を探すために家を出たところからドキドキが止まらなくて、事件が起こるに違いないと思った。サスペンスのようだった。

    0
    2026年08月03日

ギンイロノウタ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギンイロノウタ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    591137
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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