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受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「――ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
村田沙耶香のデビュー作「授乳」 村田沙耶香は、マイノリティから見た「普通」の世界、そしてその「普通」を謳う世界の異様さを描くのが得意な作家だと思っていたが、やはりデビュー作ということもあり、そうした作風と微妙に異なっていた。 「授乳」で驚いたのは、主人公の微妙にサディスティック的な性格だった。村...続きを読む田沙耶香といえば、主人公に攻撃性などなく、むしろ外の世界に対して無関心的であったり、無感情、どこか感情の鈍麻したところがある主人公ばかりだ。その中で、サドに快感を抱いてそうな少女が主人公として描かれるのは驚いた。 他の作品でも、「マイノリティ」が描かれているのはあまり変わりないものの、「マイノリティ」のおびる、生きながら滲み出てくる狂気が目立った。「普通」の異常性より、「普通」の世界に馴染めず、苦しみ、浮き出てくる腫れものを描いているようだった。 どの短編も面白く、やっぱり村田沙耶香は天才だなと思った。他の作品も全部読みたい。
面白い。これを読めるのが読書の醍醐味だと言ってもいい。自分だけでは触れることのない価値観、世界観をSFではなく、想像の範疇として捉えることができる。 皆、自分の独自性と異常性を抱えながら、世間の枠の中に納めながら生きているのだと思う。 各人の異常行動よりも、それを社会に染み込ませる作業に本当の怖さを...続きを読む感じた。 "あたしは思う。たとえば自慰の才能があって、自分の性欲を完全に満たすことが出来る人がわざわざセックスなどしなくてもいいように、あたしのように愛を自己生産できる人間は、わざわざ他人との人間関係なんていらないんじゃないか。あたしはホシオをポケットにいれてさえいれば、誰もいない海の上に一人で浮かんでいたって、少しも寂しくなく生きていける。それどころか誰にも邪魔されずに思う存分満たされ続けることができるだろう。"
【禁じられた遊び】 恋とも愛とも呼べないなんとも形容しがたい歪な関係性が描かれた3つの短編集。村田沙耶香さんに思春期の女の子を書かせるのは危険だ。表題作『授乳』の多感な中学生女子が家庭教師の年上男性に仕掛けた不埒なゲームとは?その引き金は好奇心か?母性か?性に対する嫌悪感か?それとも?デビュー作から...続きを読む人道に悖る行為や発言をここまでイノセント且つグロテスクに描写するとは、さすが村田さんは表現の仕方に容赦がない。加減というものを知らないのか?ただそこに私はとてつもなく惹かれ虜になっているのも事実なのだ。
群像新人文学賞受賞作のこの書は、芥川賞受賞作の『コンビニ人間』より、ずっと面白いぞ?? 狂気の女性を表現させたら天下一品だな。村田沙耶香さんは。 狂気ではあるんだけど、我々にも理解できる一般性もあって、非常によい!星⭐︎5、文句なし。
授乳ーー真似てはみるが
この小説では、大人も模範になれない。 子の行う、母親の真似は、慈愛とは程遠い。 唾液、蛾の体液。血液。(ああ、そして母乳なのか?) 『謎の彼女X』という漫画では、恋人の唾液が絆の状態を 知らせる印として働き、愛は死を乗り越える手段と言えた。 一方、この小説のような、仮借なく描かれた破滅を 目にすると...続きを読む、生き方を問われていると感じる。 周作先生の『深い河』では、女性に対しては「授乳」 どまりの中途半端な交わりが、キリスト教に対しては、 異端とも、ある意味徹底しているとも言える生きざまが 描かれる。
#切ない #タメになる #ダーク
日々の生活が嫌になってくると村田作品を読みたくなる。御伽の部屋は特にガツンと来て、主人公と一緒に夢中になったり絶望したりした。要二の部屋に依存する様子を、主人公にドアの枚数を数えさせることで表現したシーンがすごすぎてどうやったらそんなこと書けるんだろうと思った
授乳:母性、みたいなものが描かれていて、先生には申し訳ないが(とはいえ先生も享受できてたか)母の愛がおもいのほか全うだった。 先に読んでいたタダイマトビラと比較して考えた。 コイビト:美佐子は幻想幻覚なのかと思いきやそうではなかった。幻想なのはホシオのほうなのか。でもまたきっと生えてくる?ぶん投げ...続きを読むたのはよっぽどのことだと思うよ。 御伽の部屋: 要ニが謎。要ニ側からの物語も読みたい。 ムラサヤさん8冊目に読んだデビュー作、全作読んでないから何とも言えないし、上手く言語化できないが、、なんて言ったら良いのかなぁ、オブラート感。だから全部読みたい。一回読んだやつもまた読みたい。凄いなぁムラサヤさん。 とりあえずこれは2005年に書いてたのかぁ、凄いなぁ、、尊敬しかないわ。。
沙耶香さんに沼ってます。 この生々しくてグロい感じ、思いもよらぬ発想、展開、癖になります。 ずっとじゃなくて時々求めてしまうんです! わかるかな?わかんねぇだろうなぁ〜
前の方の話はあまり好みじゃないと思ったが、最後の話は、さすが村田沙耶香と言わざるを得ない狂気だった。
周りの環境を変えることができないから、自分の中で完全な世界や絶対的な世界を作ることで、心のバランスをとる。 そうした結果、他者との隔絶、むしろ、他者は人ではない物体としての認識で、世界が作られていく。 これまでの世界のモラルに当てはまらない人が主人公になっているけど、もしかしたら未来のこの世界の姿か...続きを読むも、とも思った。
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