地球星人(新潮文庫)

地球星人(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

恋愛や生殖を強制する世間になじめず、ネットで見つけた夫と性行為なしの婚姻生活を送る34歳の奈月。夫とともに田舎の親戚の家を訪れた彼女は、いとこの由宇に再会する。小学生の頃、自らを魔法少女と宇宙人だと信じていた二人は秘密の恋人同士だった。だが大人になった由宇は「地球星人」の常識に洗脳されかけていて……。芥川賞受賞作『コンビニ人間』を超える驚愕をもたらす衝撃的傑作。(解説・小林エリカ)

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地球星人(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    強烈である。どうすればここまでたどり着けるのか。
    宇宙人って感染症なんだ、と笑えた。
    世間とのズレに自分を閉じ込めて
    魔法で蓋さえしてしまえば、
    そこはもう完璧な宇宙なのだろう。

    主人公の生い立ちのようなものに
    少し自分と重なる部分を感じて苦しくなった。
    この苦しみがわかってしまうと、
    もう彼女を

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    コンビニ人間よりも鋭利な感じで良い。
    地球星人として「工場」の中で生きていくのが難しければ、自分をポハピピンポボピア星人と思い込んでこの世の中を生きていかなければならないのかもしれない。

    自分も地球星人とポハピピンポボピア星人の間で常に葛藤している。自分は後者の人間であるものの、それは危うさでもあ

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    こういうのでいいんだよ、こういうので。
    まさに自分が求めている物語でした。

    自分の中にポハピピンポボピア星人を住まわせることが出来れば、少しはこの社会を宇宙人の目を通して、自分らしく生きれるかもしれない。

    また、他では経験できないゾクゾクを味わえるから村田沙耶香さんの著書が大好きです。

    0
    2026年01月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙のポップさからは想像できないような狂気と混沌に満ちた一種のサイコホラーとも捉えられる小説だった。

    主人公は魔法少女に憧れる小学生の少女。
    その少女が魔法の習得に励むファンタジーものかと思いきや、話が進むにつれ、少女は家庭内で虐待を受けていてる事実や塾講師から性加害を受けていた事実が明

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    「常識は伝染病なので、自分一人で発生させ続けることは難しい。」 私はマイノリティ側の人間にもマジョリティ側にもどちらにも共感できていないことを自覚する作品になった。自分が納得できるロジックがあって、たまたまそれが世に言われている「常識」と当てはまってるだけだ。私も考え方次第で、ポハピピンポボピア星人

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    置いてけぼりを食ったような、でも、なんだか面白かった……。

    村田沙耶香は、沼正三から安部公房、筒井康隆へと続くシュール小説の正統的(?)後継作家だと思った。

    シュールレアリズム小説って理知的で硬質な文体が多いけど、村田さんは柔らかくて人間味溢れる(?)作風で、そのせいで、気持ち悪い話なのに、どこ

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    まさしく地球星人の話
    変すぎる話だけど面白かったのかも…
    幼少期可哀想すぎて、地球星人になれてむしろよかったよ。大人になっても、仲良ししなくてもいいんじゃない?と誰も言ってくれなかったし、同志が2人も見つかって、本当によかった

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    面白すぎて一気に読めた。
    消滅世界を読んだときにも感じたような、恋愛結婚出産みたいな世の中の人々が当たり前のようにしている行為を、逆に異常に感じている主人公の視点が面白くて
    私たちが当たり前のようにしていることを、なぜそれが当たり前のように行われ、同じようにしないと異常者のように扱われるのか疑問に感

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    何この小説!最初から最後までずっと心がざわざわ、しんどい、な内容だった。
    どうやったらこんな内容が思い浮かぶんだろうと本気で気になった。
    ものすごい読書体験をさせてもらった作品。

    「巣」「人間工場」っていう考え方、奇妙だけど絶妙に分かるというか、確かにって思ったりもした。

    けど、とにかくずっとし

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ。
    終盤少しファンタジーになって緊張感が薄れてしまった。
    自分の奥底にあるものを出せたわけだからすごいことには変わらないんだけど、読者から離れて行ってしまった感は否めない

    0
    2026年01月04日

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