【感想・ネタバレ】地球星人(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

恋愛や生殖を強制する世間になじめず、ネットで見つけた夫と性行為なしの婚姻生活を送る34歳の奈月。夫とともに田舎の親戚の家を訪れた彼女は、いとこの由宇に再会する。小学生の頃、自らを魔法少女と宇宙人だと信じていた二人は秘密の恋人同士だった。だが大人になった由宇は「地球星人」の常識に洗脳されかけていて……。芥川賞受賞作『コンビニ人間』を超える驚愕をもたらす衝撃的傑作。(解説・小林エリカ)

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感情タグBEST3

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凄まじく村田沙耶香ワールドで、ギャー、うわぁーと悶えながら読むシーンもあったけど、凄く地球星人の表現に共感もする。
やっぱり村田沙耶香さんの小説好きだなと感じた。

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2026年10月25日

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ネタバレ

村田沙耶香さんの作品、まだ3作目ですが、とても好き。
普通、常識、みんなそうだから、同調圧力、生と性、社会、こう言ったテーマに対する問いの立て方と向き合い方がとても素敵。
地球星人では、前半のグロテスクさが異様な闇を放つために後半の合理性が強い光に感じられる点が、ストーリーとして精巧に練られていると感じられた。

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔読んだコンビニ人間を彷彿とさせる良作。
主人公が幼少期から自認宇宙人なので、終始人間に擬態している何かからの視点のような書き方なのだが、実は読み進めると、地球人ではないと暗示をかけることによって自我を保っている人間の主人公ということが分かる。

現代社会が異性愛規範をもとに成り立っていることを、その規範に染まれない側から描いた作品。主人公が自認する宇宙人=規範に染まれない人間、という図式で解釈した。
女性が「見初められる」ことが基本的には喜ばしいこととされる(男性が女性を眼差すことを当然視する)現象への不可思議さについても、浮き彫りにしようとしているように感じた。

主人公の幼少期に虐待を受けている描写がかなり胸を抉られるが、その背景をもって成長した後に「気にしすぎだ」的なセカンドレイプを受ける描写のインパクトがあり、よりグロテスクな印象を与えた。
魔法を使っているという自己洗脳によって塾講師を殺害するシーンの情景描写や心理描写が見事。心理的な防衛機制によってアドレナリンが出まくっていることが分かり、思わず「殺れー!」と思いながら読んでしまった。ポップでリリカルな文体が逆に残酷。

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2026年10月25日

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明け方まで一気読みしてしまった。
人には薦めにくいけど、文字で頭を殴られる感覚がする良書で、映画でも漫画でも表現しきれない文学の力を感じた。
普段は忘れてるような「普通に生きること」の圧力を思い出して、自分にも地球星人になりきれてない部分があるのかなと思った。

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2026年10月20日

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ネタバレ

最高。一気読みした。主人公が人を殺した過去を話した時の夫の反応に感動して涙が出た。最後の最後まで衝撃を与え続けてくれる素晴らしい作品。読み終わりたくなかったぐらい面白かった。

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2026年10月18日

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何か大きな社会の枠組みに飲み込まれる地球星人。大人になったら働いて社会の歯車に、適齢期で番と子供を産み育てる人類の生殖器に。それに抗う主人公、親戚で秘密の恋人だった由宇、プラトニックな結婚相手。地球星人じゃないから馴染めない、母性に還らないと。
何か莫大な社会が取り決めた人生のレールを踏まされることの違和感は誰にでもあると思う。なんもないなら大学には進学しとけ?結婚しなきゃいけないの?30とかには子供産まなきゃおそいの?働き始めたら自分の学費も払い途中なのに子供の学費なんてどうやって払うの?私個人にフォーカスするとそんな感じで、なんだか一般論みたいな人類が踏んできた道から作り出された「スタンダード」が、のしかかる違和感を見事に昇華した作品だと思う。

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2026年10月15日

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幼い頃の奈月の生き辛さの描写はとても胸に迫る。
バランスが壊れている母親を持つ子供の悲劇はそこここにあって、子供はみんな被害者だ。

それでも彼女は由宇と約束するのだ。
 
「なにがあってもいきのびること」

奈月も由宇も生きようとする。
 
二人とも自覚せずとも底力を持っているのだ。
どんなに辛くても生き延びようとする強い本能。

生きたいと思う。
それはエネルギーだ。

そして、それは智臣も同じであって、実は三人(3匹?)とも、身体的にエネルギーが強くタフな生き物であるという部分がとても面白かった。

身体はタフだから生きようとする。
でも、中身を逸脱させないと工場では生きていけない…


この上なく切ない物語。
これをこれほどまで猟奇的に描きながらもリアルを感じさせる力量。

村田沙耶香という人の才能は計り知れないと思った。

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2026年10月13日

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ネタバレ

本質かつ純粋な疑問ほど心動かされ思考を巡らすものはない。
現代を生きる人間のジレンマやもどかしさなど答えを見つけようとすればするほど答えの無いものになっていく、そんな心情を改めて突きつけられるそんな衝撃の走る1冊。
我々現代地球星人は「工場」の一部でありながら「ポハピピンポボピア星人」の血も流れている事を感じられる。
自分たちの理想を叶え、それが例え大衆に理解されなくてもそれを全うする心の強さを持ち「いきのびる」為にはと考えれば考えるほどそれに答えはなく酸素は薄くなる世の中。
この星には様々な星人が地球星人のふりをしながら酸素を求め、ひしめき合っているのかもしれない。

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2026年10月08日

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この本を読んで、世間と自分から見えている世界のズレの大部分を知ることができたかもしれない。自分にとって当たり前が書いてあるが、これが当たり前だと何かヤバいのだろうか?!笑

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2026年09月28日

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ネタバレ

村田さんの作品は現代社会を生きる上での「普通」に
メスを入れてくれる。今回も、結婚出産するのが当たり前、仕事をするのが当たり前という社会の認識を洗脳と表現し、洗脳された側を地球星人、洗脳されなかった側をポハピピンポボピア星人と区別しているわけだが、どちら側も「気持ち悪い」という感想を持った。主人公がポハピピンポボピア星人の場合、どうしてもポハピピンポボピア星人に肩入れしてしまいがちだと思ったが、決してそうではなかった。洗脳されなかった人たちに勇気を与える本ではない。自分はどちらの星人なのか、どうすれば共生していけるのか考えさせられた

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2026年10月25日

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ネタバレ

村田先生の作品は息つく間もなく面白い!
気づいたら読み終わってしまいます。

今作は人間というものを、人間ではない星人として描いており、今までの人間としての普通や考えを星人として考えるというか、星人として生きることを描く。

自分で書いてて人に伝えれない…けど、この作品が面白いことだけは伝えさせていただきます笑
もう一回まっさらな状態で読んでみたいと思わせる作品です。

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2026年10月25日

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ネタバレ

面白
読んでる時に主人公に対して視点が二転三転した。
あなたは地球星人だ。皮肉にも、いや、この言葉遣いは正しくないかもしれないけど。主人公は皮肉にも地球星人だった。なったね。
コンビニ人間読んでみよーっと思った

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2026年10月23日

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人間社会の気持ち悪さを上手く凝縮していると感じた。同調圧力や身内の気味悪さ、社会への適合の難しさが書かれていた。私は主人公の考えにも理解できる部分もあった。しかし、村田沙耶香の書く登場人物は皆形容し難い狂気さがあり、とても異様であると感じた。それが著者が感じる世界への違和感なのだろうかと思った。自分のこれからの人生を見つめ直す一冊となった。

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2026年10月22日

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「繁殖したり労働したりして、世の中に貢献しなければならないなんて辛すぎ〜。頑張り続けることが前提の世界で、生きるか生きないかすら実質選べないなんておかしいよね〜。もう全部降りちゃいたい」

みたいな気持ちが助長されます。

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2026年10月14日

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「人間はなぜ結婚し、働き、子どもを産み、社会を再生産するのか」という根源的な問いを読者に突きつける衝撃の一冊。偏狭的な登場人物、繰り返される奇行、『コンビニ人間』に見る村田沙耶香の独特な世界観は本作も健在ですが、扱うテーマがより高度な哲学になっているという点で芥川賞受賞作を遥かに越えていきます。

フランスの哲学者ミシェル・フーコーは、学校や家族、結婚制度といった社会の仕組みを、人々を「正常な存在」へと導く規律装置として分析しましたが、作中の奈月は、周囲から結婚、出産、社会適応を当然の義務として求められる一方、彼女はその規範に馴染めず、自らを「地球星人ではない」と位置づけます。これは単なる空想ではなく、「私は社会が求める正常な人間ではない」という抵抗の表明として読むことができるのではないでしょうか。

一方、「労働力の再生産」を唱えたマルクスの視点に立てば、家族や結婚は次世代の労働力を再生産する装置として機能します。奈月が作中で「工場」と呼ぶものは、人々が働き、結婚し、子どもを産み、その子どもが再び社会へ組み込まれていく循環そのものです。社会は商品だけでなく、人間そのものを生産し続ける巨大なシステムとして描かれています。

『地球星人』の衝撃は、猟奇的とも言える過激な展開にあるのではなく、読者自身が知らず知らずのうちに、その「工場」の一部として生きていることを突きつけられる点にあります。奈月の狂気は社会からの逸脱ではなく、社会の構造を極端なまでに可視化した結果なのかもしれません。村田沙耶香は、人間社会そのものを問い直すために、「地球星人」という異物の視点を用いたのだと感じました。

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2026年10月12日

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地球星人の営みにもつ違和感の差はあれど、回り続ける社会に対して感じている閉塞感に寄り添ってくれる作品でした。「工場」の中で存在するには自分を変えることが必要だと思っていたが、もしかするとそのほかにも方法はあるのかもしれない。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

エログロ

主人公の描き方は面白い。社会の常識から大きく逸脱した特異な価値観を持っており、共感することは難しいが、幼少期の苦境や周囲との断絶を踏まえると、そうした考えに至る過程には納得できる。

主人公は社会の規範を拒絶する一方で、他者とのつながりや、自分を理解してくれる居場所を求めている。

主人公以外の登場人物は、言動の動機が見えにくく、理解しがたい。
作品のテーマを表現するために人物が記号的に描かれている印象があり、主人公の思想を成立させるための、ご都合主義的な展開に感じる。

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2026年10月08日

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地球、人間、日本…
この世界の中で生きていくなら当たり前だと思われてる環境、勉強して賢くなって役に立つ、子供を産み育てる、そこから外れたものは糾弾される。

昔よりはきっと生きやすい世界になっているんだろうけど、上記から外れてる人間を変人扱いしたり、可哀想な目でみられたり。
やっぱり大多数派に属している方が安心する気持ちはわかる…。

物語前半は少し読み進めるのがしんどかったし、後半も後半でしんどかった…
けど、やっぱり惹きつけるものがあって、村田さんの作品は好きです。

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2026年10月06日

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村田沙耶香さんは感性が人間離れしてらっしゃるな、と。コンビニ人間もそうだけど、見てる世界を根本から揺るがせる。

「ここは巣の羅列であり、人間を作る工場でもある。私はこの街で、ニ種類の意味で道具だ。
一つは、お勉強を頑張って、働く道具になること。
一つは、女の子を頑張って、この街のための生殖器になること。」

「どうして私と誰かをセックスさせずにはいられないのか、私にはわからなかった。」

工場(現実世界のマジョリティも)の人間は(実際には無意識でも)生殖に向かわない人を異物として見るところがある。もちろん、生物としては正解の行動なのだろうけど、奈月らから見るとただの宗教。

にしても、最後は気持ち悪かった…地球星人の自分から決別したことを示しているんだろうけど、お腹いっぱいの状態で見たらゲロ出る。

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2026年10月08日

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社会が押しつける「普通の幸せ」や「家族のあり方」に疑問を投げかける作品です。
主人公が周囲の価値観から外れていくにつれて、物語もどんどん不穏で過激になっていきます。
生き方を決めるのは社会なのか、自分なのかを考えさせられる重くて衝撃的な一冊。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

前の【コンビニ人間】の時は[普通とは何か?]がテーマやったけど、これは[生(性)とは何か?]がテーマになるのかな?最初から話がぶっ飛んでて面白かったけど、後半からもかなりぶっ飛んで衝撃的やった。
でもハマればクセになる面白さがあるね☝️

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

自分の中の常識を打ち砕いてくれる考え方がたくさん出てくる。村田沙耶香さんの作品はいくつか読んだけどやっぱり衝撃を与えられた。
世間体を気にする自分がちっぽけに思えてくる部分がたくさんある。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

気持ち悪いのに読む手が止まらなかった。世界99もそうだったが、意味がわからないありえない世界線なのにどこか共感するところというか、身近に感じるところもあり、不思議な感覚に陥る。この類の本を読むと、多様性という言葉だけで一括りにできないほど、人間の種類は多いのではと思わされる。一体村田沙耶香の脳内はどうなってるのだろうか。宇宙人の目ではなく、村田沙耶香の目が欲しい。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

読むのが苦しかった。特に、後半は目を瞑りたいくらい苦しかった。でもどうしても読み進めてしまった。
主人公に共感できたわけではなかったが、「他人の靴を履く」感覚ははっきりとあり、だからこそ没入したんだと思う。
人間は、確かに一つの動物であるというところから驕っている生き物である、過大評価しすぎである、という点は、確かになぁと感じた。だが、この小説はこんなにチープな言葉で片付けてはいけない小説だ、ということははっきり覚えておきたい。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

前半100ページくらいは、内容がキツくて読見進めるのが辛かった。中盤以降は、なぜか夢中になって読めてほぼ一気読み。コンビニ人間と同じく、社会で普通、常識、一般的とされていることに対して疑問を投げかけている作品。普通に生きていたら、疑問に思わないような視点を与えてくれる作品だと思う。宇宙人の目を持って世の中を見ることは大事だと思う。

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2026年09月10日

匿名

購入済み

少し大人びた少女の恋を描いた物語かと思いきや、全然違った。人間の壊れ方を見てしまった気がした。
狂気で震えた。

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2025年05月20日

匿名

ネタバレ 購入済み

地球星人

読んでいて不愉快だか探究心がくすぐられるようなそんな内容だった
コンビニ人間とは違う不愉快さが堪らない

#怖い #ダーク

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2024年07月15日

購入済み

すごい世界が…!

社会という工場の中で主人公たちは道具として生きることに疑問を感じているのだけど、
それは今を生きる私たちにも通じる部分があり、
理解したくないという思いとその一方で納得できる自分もそこにいて、
いっそ道具として生きるということを消化してしまった方が楽に生きていけるだろう。

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2021年04月19日

購入済み

不思議な感覚

社会などの物事の捉え方、それを表現する言葉・文章などかなり独特
オーウェルの1984的なフレーバーも感じさせます
確かにちょっと踏み込み過ぎの部分はあるけれど総合では◎!
次は「コンビニ人間」を読んでみます!😊

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

ブッ飛び小説
主人公の言う魔法というのは、ストレスからくる体や心の防衛なんだろうな、と思いながら読んでいて、この生き方を選ばざるを得なかった、こうするしかなかった、こうすることでしか自分として生きられたなかったのだと思うとあまりにも辛くて途中読んでいられなかった。
普通ってなんなんだ、こうなったのって誰が悪かったんだ何が悪かったんだどうしたら良かったんだ、普通になるにはどうしたら、って思ったけど、そもそも普通って……みたいなループになって怖い。
常識に縛られて自分の人生を生きられなくなるなんてやだなーってのをめちゃくちゃ猟奇的に、かつ穏やかに書かれてた

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2026年10月16日

Posted by ブクログ


なかなかヘビーな内容だった。

可愛らしい表紙のデザインからはあまり想像できない、主人公のショッキングな体験が続くが、後半にかけてさらに想像を超えてくる。

この本で伝えたいことは、〝自分にとっての当たり前は、少し視点を変えたら当たり前ではなく、当たり前を共有しない他者からは気持ち悪いものにさえに見える〟ということなのかなと思った。

〝自分にとっての当たり前は、少し視点を変えたら当たり前ではない〟だけを現すのであれば、正直、ここまでショッキングな描写を出さなくても伝わる気がする。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

後半にかけて坂道を転がるように、地球星人の感覚で言えば間違っていることが沢山起こって、ずっと不気味で怖かった。
私たちは社会の溶け込んで工場の一部になって毎日を生きているけど、たまにはこういうぶっ飛んだ作品(褒めています)を読んで、当たり前の感覚を見つめ直す瞬間があってもいいんじゃないかなと思う。
明日からまた工場の部品としてお仕事頑張ります!

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

不気味で終始怖かった。
起こってほしくないことがずっと起き続けていて読んでいて辛かった。

社会を工場として私たちを部品とする部分に共感してしまって、自分の中にも奈月達と同じ感覚が少しあるのだなと思うとゾッとした。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

既成の社会通念を人間工場と断罪したのは見事。
しかし、ラストの展開2関しては、ここまでの展開を精神撹乱というわかりやすい事由に貶めてしまっている気がして少し残念だった。

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2026年09月07日

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