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Posted by ブクログ
押すと心臓が止まるスイッチ。
それを持たされた子供たち。
そして、それを監視する大人。
残酷な現実の中で、それでも夢は叶うのか。
どうしようも無い結末の中で生きる、主人公や子供たちの気持ちが、とてもリアルで切ない作品です。
何が正しかったのか、やるせない気持ちが残ります。
感動と、切なさと、悲しさと、色んな感情が押し寄せてきて、気がついたら読み終わっていました。
また、私はJR横浜線沿いに住んでるのですが、作中、JR横浜線近辺の地名がよく出てくるため、なんだかドキドキしました。
住んでる地名が作品に出てくると、なんだか嬉しくなりますよね。
号泣した
パズルを読んでから、山田悠介先生の作品は2作目でした。
自殺を軸に進められていくストーリーには、1人、また1人と死んでいく中で、感情移入し、気づけば涙が止まらなくなっていました。
辻村深月先生の作品も好きなのですが、辻村深月先生とは違ったどんでん返しがあり、非常に面白かったです。
最後は、もう終わり!?という感じのあっという間感を感じました。
考えさせられるお話だったと思います。
Posted by ブクログ
スイッチ1つで命が尽きる。
あなたはどんな時、そのスイッチを押すだろうか?
国の自殺防止プロジェクトとしてランダムに選ばれた男女。彼らは独房に入れられ、毎日同じような生活を繰り返す。
そして手元にはスイッチ。それを押せば一瞬にして死んでしまうスイッチ。
同じ生活に絶望しスイッチを押す者。みんなで一緒に押そうとする者。家族の死を聞いてスイッチを押す者。
そんな中、7年間スイッチを押さずに生き残った男女4人がいた。
彼らはお互い支え合いながら、愛するもの、守るべきもののために耐え抜いてきた。
その監視員を務めることになった主人公の南洋平。
彼らの苦しみを感じながら、自分の命をもかけて大きな賭けに出る…。
自由な人生を送れることは幸せだ。
当たり前だけど、自らルーティン化した変わらない生活を送ってしまっていると反省させられる。
これでは自らスイッチをつけているのと変わらない。
死を目の前にしてから本当にやりたかったことに気づいたとしても、それは遅いかもしれない。約束が果たせないかもしれない。
少しでも自由のある今こそ、やりたいことやるべきなんだろうな。
スイッチをつけられた彼らの悲痛さと、それでも生きようとする姿勢には自然と涙が溢れた。
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