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Posted by ブクログ
読み終わるまで有吉佐和子の娘の作品と気づきませんでした。びっくり。
美妙と秋雨は異母兄弟として出会った。辛い幼少期を送る秋雨を哀れに思う美妙は、なにくれと秋雨の世話をするが、いつしか姉弟としての感情以上のものを抱くようになる。お互い姉弟としての領分を超えることなく年を重ねて行った。
55年の年月が流れ、2人の育った家は取り壊される事となった。
年老いた二人は家族に内緒で、出会った日にあの家で待ち合わせをしようと約束をするのであった。
二人の自分を律しながらも惹かれあってしまうのがなんとも切なく、そしてその抑制の効いた底に燃える愛情がとても美しいです。物心つくかどうかの時期に出会って、唯一優しくしてくれた姉が、吉永小百合ばりの美貌で心優しく、毎日弁当を作ってくれて毎日お見送り。そりゃあ結婚しても姉の面影を吹っ切るの難しいかも。
ちなみに題名の 一日は いちにちではなくいちじつです。素敵ですね。
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