恋するフェルメール 37作品への旅

恋するフェルメール 37作品への旅

743円 (税込)

3pt

3.8

ボストンではじめてフェルメールを見ようと訪ねた美術館では、<合奏>は盗まれていた! 1990年に始まった世界各地の作品を訪ね歩く旅に、新たにフェルメール作と認定された<ヴァージナルの前に座る若い女>が加わった。絵の具によって描かれた光に魅了され、絵と向き合う歓びがあふれるエッセイ集。

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恋するフェルメール 37作品への旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年12月16日

    フェルメール版の「三国志男」といったら失礼にあたるだろうか.
    私自身にはそういう位置づけの書籍である.

    フェルメール愛する著者がフェルメールを求めて旅をする.その旅で起こった出来事,感じたことをつづったエッセイです.

    フェルメールを観に最初に訪れた美術館では,絵は盗難されていてフェルメール作品に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月21日

    特にフェルメールに興味があったわけではないが、西洋美術に興味があるので本書を手に取った。
    期待以上に面白く、フェルメールについてなにも知らなくても十分に楽しめる。
    著者のフェルメール愛に、こちらまで顔がほころぶ。
    有吉佐和子氏の娘というだけあって、とても読みやすい文章で、素敵なエピソードが綴られてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月07日

    玉青さんのフェルメールへの愛がひしひしと伝わってきます。美術に関してなんの知識も無くても、美術館に行っても良いんだよ、と思わせてくれました。

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    Posted by ブクログ 2011年01月02日

    フェルメールと言えば、真珠の耳飾りの少女(著者も言うようにあの瞳!)と、レースを編む女(やっぱりあの小ささに最初はびっくり)しか知らなかったのですが、著者のフェルメール愛にやられてしまいました。これを読んだ直後、今年地理学者とデフルト展があることを知り、ぜひ行ってみようと思いました。
    絵の写真が中ほ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月18日

    フェルメール作品が好きで古本屋で手に取りました。

    フェルメール作品を愛しつつも自然な構えで、正直に楽しんでいる著者の様子が伺えて楽しいエッセイだと思います。

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    Posted by ブクログ 2016年11月02日

    まさしくフェルメール絵画への想いの詰まった作品。結局「芸術について語った」訳ではなく、そこに源泉を発する様々な、そして行き着く所は熱い感情の素直な吐露です。
    それくらい愛を感じる対象があるっていうのは羨ましいもんですし、まぁお父上の願いそのままを具現化した愛娘のエッセイではないでしょうかね。

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    Posted by ブクログ 2011年01月29日

    旅の記憶を辿って読み始めた本。
    作者のフェルメールへの深い愛が感じられて好感が持てる。
    少し暑苦しい気もするけど、作者自身がフェルメールへの逢瀬を重ねるうちに、考え方も変化して行くのを見て取れて「好きになるってそういうことだよなぁ」と感じさせられる。

    それにしても、ハーグに行ったのにフェルメールに...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月25日

    フェルメール展を観にいく前に読んだ一冊。
    この本で私のフェルメールを見る目は大きく変わった。

    フェルメールの全作品を見るために世界を旅する人々がいる。作者もその1人。
    フェルメールへの溢れんばかりの愛をこの1冊から感じることができる。

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