キャベツの新生活

キャベツの新生活

628円 (税込)

3pt

3.3

出張から帰ってみると、思い出がたくさんつまった自分の部屋がきれいさっぱり消えていた。そんな衝撃的な経験をした青年は、戸惑いながらも0(ゼロ)からの新しい生活をスタートする。恋人との別れ、コンビニで出会った女の子との同棲を経験し……。愛し方を忘れた恋人たちが織りなす、ちょっとせつない恋愛小説。

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キャベツの新生活 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    思い出す
    記憶の反芻

    キャベツは死者
    キウイは半死者
    夏帆は生者
    幽霊たちの、晩餐

    小説世界は整合しすぎているかのように透明で、無菌室的な雰囲気
    それが何か不安にさせる
    不安定な雰囲気を醸す

    これは恋愛小説ではない
    生きる意味とは何なのか、その物語だと思う

    自分の生きた意味なんて、死んだ後に

    0
    2010年10月03日

    Posted by ブクログ

    うーん、とにかくびっくりしました。
    おもしろかったけど、最後の最後にあんな結末になるとは思ってなくて、その衝撃ばかりが心に残りました。
    でも終盤のキャベツの語りは感動したなぁ。

    『愛されたこと、忘れる奴はいないよ。』

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    この本は結構好きです☆何もない部屋に、物を増やそうとする男女の物語と思いきや、最後にびっくりなしかけがあってびっくりしました(*^_^*)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    今読み終わったところ、解説を読んで評価出来なくなった。アパート焼失とか湾岸デザイナーズマンションで寝袋生活とかリアリティーがなくシラケながら読んでいたのは迂闊だった。

    0
    2022年06月25日

    Posted by ブクログ

    何年か前に読んだ本を改めて読んでみた。
    最後の最後で、ああそうだったのかと思い、それなら、これまでの物語はどういうことだったのか、もう一度事実を分かった上で読み直すと、別の観点で面白いかもしれない。

    0
    2021年07月27日

    Posted by ブクログ

    最後がまさかそうきたか~って感じですね。
    そして、読む前に解説を読まないでくださいという解説を読み終わった時に読んで、よかったなって思いました。

    0
    2015年08月13日

    Posted by ブクログ

    「覚えておかなくちゃ。キャベツのこの腕の感じ、私の顔のはまり具合、暖かさ、香り、ぜんぶぜんぶ覚えておかなくちゃ」

    本を読むにあたってこんな注意はおかしいけれど。
    一冊まるごと読むこと。
    飛ばしたり、流したりしないで、きっちり一冊。
    それがこの小説を愉しむために必要なこと。

    最初に先ず、自分の住ん

    0
    2010年05月23日

    Posted by ブクログ

    あれあれあれ、ってかんじだったけど、
    なんだか伝わってくるなにかには共感するような。
    さいごのほうの八木沼の人生観というか、自分とのつなぎかたという概念はとってもすき。
    というか、そう思ってきたから、そう思いついた瞬間があったから、それが言葉になってて、うれしかった。
    有吉玉青さんの考え方が、たぶん

    0
    2009年10月28日

    Posted by ブクログ

    始まりが唐突でずるずる引きずってすとん、って感じ。そう来るのかあ。もう一回読もうって気にさせる。けどちょっと遠いな

    0
    2009年10月04日

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