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県民マラソン大会のコースを駆け抜けてくるのは「ダチョウだって?」――そして発見された焼死体。捕獲したダチョウと被害者とをつなぐものとは? キリン飼育員・桃くんにツンデレ女王・鴇先生、変態(?!)・服部くん、アイドル飼育員・七森さんら、楓ヶ丘動物園の怪しく愉快な面々が活躍する動物園ミステリー第2弾!
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Posted by ブクログ
「ダチョウは軽車両に該当します」なんてキャッチーなタイトルなのに内容は本格的なミステリ。冒頭から公道をダチョウが疾走。そこに居合わせた動物園飼育員チームが取り押さえる。 ダチョウを取り押さえただけなのに、非日常な展開に巻き込まれるなんて想定外だった、動物園の飼育員たちのお話。
前作がとても面白かったので、迷わず選択(^ ^ いや〜、間違いない面白さ(^o^ 前作で登場した動物園で働く面々が、 マラソン大会に出場する同僚の応援に行く。 と、マラソンコースを疾走する一羽のダチョウ(^ ^; 導入部分から度肝を抜かれ、そのまま最後まで一気読み。 今回も、愉快な仲間たちとわち...続きを読むゃわちゃしながらも、 起きる事件や展開はシリアスそのもの(^ ^; 主人公達は「命の危険」にさらされるし(^ ^; 謎多き獣医の鴇先生の過去も垣間見える。 いや、そんなもんじゃない、過去のしがらみが 今回の事件の遠因としてつながっていると言える。 前作に続き、主人公の「飄々さ」にごまかされがちだが、 起きている事件はかなり「パニック小説級」(^ ^; そのためか、今作では動物園の外のシーンが多く、 飼育員の日常成分が少なめなのが、やや残念(^ ^; でも、文句なく面白く読める一冊です(^o^
小さくて可愛い七森さんは、案外大胆で頼もしい!好感度大幅UP!!動物達の様子と桃さん達のやりとりに夢中になっているうちに、あれよあれよと事件が解決してしまってた。うっかりミステリーであることを忘れてしまう楽しさ?服部君は桃さんが好きすぎるっ。
話がややデカめな第2弾。 犯人当て小説としての純度は前作の方が好みに合ったが、やはり面白い。 どうやら著者の御家芸っぽい注釈小ネタが冴えている。よい。 あとがきは…ちょっとテキトーすぎるかもしれない 笑
似鳥さんの楓ケ丘動物園シリーズ第2作。ダチョウが軽車両に該当するなんて知りませんでした。ほのぼのとした動物園飼育員のみなさんの物語ではありますが、死人も出て前作よりはだいぶ凄惨さが増していました。でも、ベースが幸せな雰囲気に包まれているのは、登場人物のキャラと筆者の豆知識的な注釈のおかげですね。
午後からワニ日和の動物園シリーズ第二弾。普段から色々と思ってることがちょろちょろと描かれていたりして(動物園は動物学施設であるとか、そんな系の)共感する部分が多い。ともかく、第二弾はセンセーショナルなことにウイルスがテーマ。脱走ダチョウの捕獲からスタートして、実は悪の製薬会社が野鳥や家禽を新型インフ...続きを読むルエンザに罹患させて、ばら撒こうとしているという陰謀を暴いて阻止するという、007も真っ青な大活劇。罹患させられた鳥たちが殺処分という非常に現実的で悲しい結末だが、大変示唆に富んでいて、たっぷりと考えさせられた。モモくん、服部くん、鴇先生、七森さんのキャラクターに愛着がでてきた。 ここ10数年のウイルスの活躍ぶりはちょっとヤバいと感じるねぇ。もしかすると、今回の新型コロナはダチョウが救うかもしれないねぇ。
自分にとっては、本の少しだけ回りくどさも感じる部分はあったが、面白かった。タイトルも、導入のダチョウの事件も、何だろうと思いつつ、気にせず読んでいったところ、最後にあっと言わせられた。
動物園という犯罪の匂いがしない場所が舞台なのに、いつもタフな事件が発生する。 個性的な飼育員たちの活躍もさることながら、動物に関する薀蓄と、何故か妙に可愛らしいキャプションが魅力の楽しい作品です。
タイトルが気になったので手に取ったけれど、まさかのシリーズ第2弾だった。うっかり。 人間関係の紹介があまりなかったので、その辺りが第2弾なんだろうな、という印象はあるものの、シリーズものであることは特に気にならず、一つの作品として充分に楽しめる作品だった。 似鳥鶏さんの作品に触れたのは初めてです...続きを読むが、この人の目の付け所と文章の雰囲気にはどことなく服部君感が漂っていて、とても面白いなと思った。それから、註釈が地味に面白い。
★鴇先生は頬に流れた血を親指で拭って捨てた。(p.26) (一)市民マラソン大会でダチョウが悠々と走っていたことから明らかになりはじめるおそろしい企て。国家レベルでなかっただけマシでしょうか。 (二)たまたまやけど今現在の状況に重なります。いろいろと。 (三)スカイエマさんカバー絵&挿画。 ■楓ヶ...続きを読む丘動物園についての簡単なメモ■ 【第一巻 一行目】動物園の飼育員は腰のベルトに様々なものをぶら下げている。 【第二巻 一行目】三人の男が話している。 【アイ】ミニブタの雌、六歳。 【安達/あだち】大山動物園のダチョウ担当。 【あにまる通信】飼育員たちによる動物園ブログ。 【井坂/いさか】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターの守衛。鴇先生の顔見知り。 【イサミ】オオワシの雄、十八歳。ややフレンドリー。 【ウァレフォル】謎の人物。元の意味はソロモン王が使役する七十二柱の悪魔の一柱。手持ちのド=プランシー『地獄の辞典』によると天使の姿ないしは、ライオンの顔にガチョウの脚、野兎の尾という姿で現れ人間に才気と大胆さを与えるとなっている「ヴァラファール」がこれになるか。他の説では人間に盗みをそそのかす悪魔というものもあった。 【馬刑事】名前不明。都筑とコンビを組んでいるようだ。二足歩行の馬を思わせるルックス。 【ウララ】シマウマの雌、六歳。 【江川】獣医兼レッサーパンダ担当。 【N作戦】「泣いた赤鬼作戦」の略。友人のためにあえて悪役をするという憧れのシチュエーション。服部くんがしたがっていた。 【遠藤】広報係。女性。プライベートでも広報係という厄介なお人。 【大久保】南署の若い刑事。 【オードリー】フタコブラクダ。もうじき出産。 【大山動物園】近隣の動物園らしい。桃くんたちが捕獲したダチョウを引き取ってくれた。 【落合】ペンギン担当。 【楓ヶ丘動物園】舞台となる動物園。 【感染症】珍しいペットを欲しがり多様化して輸入動物から感染症が広まることが増えている。ヒトの無責任さの一例。動物園でも危険回避のために種々の手段が取られている。野兎病、エボラ出血熱、カンガルー病など。ペットとは限らないけど鳥インフルエンザなんかもありますね。 【北村】「週刊文椿(しゅうかんぶんちゅん)」の女性記者。 【ギンジ】イヌワシの雄、二十二歳。警戒心が強い。 【グレゴリー】たぶんフタコブラクダ。雄。 【コータロー】グレービーシマウマの雄、八歳。 【ココ】ダチョウの雌、十六歳。おとなしい性格。 【コン】イリエワニ。一番小さく一メートル二十センチ。 【佐世保修/させぼ・おさむ】三代目園長。長身で上品な白髪、知的なまなざしの紳士。アフリカゾウの飼育を二十年間担当した職人肌の飼育員だった。 【サトシ】イリエワニ。二番目に大きいがルディとそう変わらない。 【飼育員】二割は動物好き。三割は動物マニア。五割は動物バカ。現代の飼育員は明るさ、朗らかさ、トーク力、演技力が求められる。当然飼育の知識と能力や研究する能力も。厳しい・・・ 【ジェシカ】アミメキリンの雌、九歳。 【ショコラ】モルモット。 【仁堂製薬株式会社早瀬川研究センター/じんどうせいやく】鴇先生が以前勤めていた研究所。 【ソロモン】怪盗。イリエワニのルディを盗んだ。 【高橋】庶務。 【都筑/つづき】南署の刑事。カエルに似ている。 【ディオゲネス】服部君ちの犬。ボクサーとエアデール・テリアと何かが混じった雑種。桃くんと出会い興奮のあまり正体を失った。 【テレビカメラ】《テレビカメラというのは、向けられる人にとっては銃口のようなものだった。》p.131 【動物園】犯罪現場には向かない現場。言うことを聞かない生き物がぞろぞろおり危険だしいろいろ制限もあるのでとても捜査しにくい。 【動物園不要論】根強く存在する考え方ではある。個人的にはぼくも「なくてもいい」とも思っているのですが、その教育的価値の高さは認めています。ただ教育的価値のために動物の自由を奪うのがゆるされるのかとか、でも実のとこ動物園で飼われている動物たちは野生よりもシアワセなのかもとか、まあいろいろ考えて結論は出にくいです。 【鴇佐恵子/とき・さえこ】獣医兼猛禽館担当。髪をひっつめにしている。長身で姿勢がいい。思い切りと度胸もいい。この人に指示されると誰もがつい姿勢を正してしたがってしまう。格闘能力も高い。以前は仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターに勤めていた。 【時田】渉外係。 【トップ】鴇《トップだからあんななのよ》第二巻p.63 【七森さや/ななもり・さや】ふれあい広場担当。園のアイドル。動物の名前にも「さん」をつけて呼ぶ。油断すると折り紙をしてる。 【盗まれた動物】イリエワニ一頭ルディ。ミニブタ二頭アイとハナ。インドクジャクの雌一羽。 【服部樹/はっとり・いつき】爬虫類館東側担当。文学青年だったゆえか作中一番の変人ゆえか「あにまる通信」に載せる文章もときおり耽美に走ったり変態的なのでむしろ評判がよかったりする。《服部君の辞書にデリカシーという単語はない。》第一巻p.230。他人の困っている顔を見るのが好き。どうやら金持ちらしい。 【ハナ】ミニブタの雌、十一歳。 【はにかみ屋】飼育係御用達の弁当屋。何を選んでも必ず異常に塩辛い謎の漬け物がついてきて皆が他の人に押しつけようとする。 【BL】ブリーディング・ローン。動物園同士での動物の貸し借り。 【菱川】リスザル担当。 【伏見】爬虫類館西側担当。 【ププル】オランウータンの雄、二歳。 【ふれあい広場】動物に触れるスペース。 【北斗】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センター創薬安全性研究室勤務。鴇先生の知人。 【ボコ】ダチョウの雄、十七歳。なぜか人間の雌を見分けることができ求愛する。 【本郷健助/ほんごう・けんすけ】先輩。どこの動物園にも一人はいる熊ヒゲの飼育係。ランニング好き。 【マラソン】本郷いわく「ランニングの体力は別腹」(第二巻p.10)なんだとか。どんなに仕事で疲れていてもランニングのペースは落ちない。 【村田】広報係。以前は工場に勤めていた。 【メイ】アミメキリンの雌、三歳。人懐っこい。桃くんの顔を舐めたがる。 【モモ】ミニブタ。 【桃本/もももと】語り手。3連「も」が言いにくいので、だいたい「桃さん」とか「桃くん」とか呼ばれる。オランウータンとミニブタに「モモ」がおり他園に引っ越したコビトカバにも「モモ」がいるので「人間の方のモモ」と呼ばれることもある。アフリカ草原ゾーン担当。動物に舐められやすい。皮膚から美味しそうな何かを分泌しているのかもしれない。 【モルコ】モルモット。 【ヤヨイ】ミニブタ。 【結城明彦/ゆうき・あきひこ】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターに勤務している。鴇先生の元カレらしい。デリカシーがなく自信家のようだ。ルックスも悪くないしある意味鴇先生に似合っている。 【リリィ】シマウマの雌、五歳。コータローを物憂げに見ている。 【ルディ】イリエワニ。 【ワリー】イリエワニ。その中でも一番大きく二メートル近い。 【第一巻 第一章 のたのたクロコダイル】二メートル近くある危険なイリエワニが「怪盗ソロモン」とやらにさらわれた。いつ、どうやって、なんのために? 桃くんが疑われてるみたい? 【第一巻 第二章 ごろごろポットベリー】七森さんの周囲が不穏な感じがしたので食事に誘ってみたが・・・。そしてふれあい広場のミニブタ二頭がさらわれた。鴇先生とのコンビ誕生。 【第一巻 第三章 ばさばさピーコック】鴇先生と桃くんの捜査と危機。そして桃くんが襲われた。 【第一巻 第四章 がっかりホモサピエンス】七森さんとの会話から少しずつ謎がほどけてゆき鴇先生、服部くん、園長なども参戦。 【第二巻 第一章 公道上のダチョウ】市民マラソン大会でなぜかダチョウがゆうゆうと走っていた。そいつをなんとか捕獲したせいで・・・? 【第二巻 第二章 業務上のペンギン】鴇先生が襲われる。かなり不穏な状況なのに皆けっこうお気楽だったがえらい目にあう。 【第二巻 第三章 捜査線上のオオワシ】動物園まわりで無視できるような小さな異変が重なっている。いったい、なにが起こっている? 【第二巻 第四章 掌の上の鳥たち】ダチョウが逃げ出した施設があるはずなので探そうとする桃くんたち。服部君ちの犬ディオゲネス大興奮。
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