病葉流れて

病葉流れて

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

4.6

十八の春、大学に入った梨田雅之にとってすべてのものが未知だった。酒場も、そして女も。だが、運命的に出逢った麻雀に、梨田はその若さを激しくぶつける。次第に彼は博打こそ自分の天運と対峙するものと考え、この道で生きていくことを決意する。そして果てしなき放蕩の日々が始まった――。無頼派作家が描く自叙伝的ギャンブル小説の傑作!

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病葉流れて の一覧

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1~4件目 / 4件
  • 病葉流れて
    660円 (税込)
    十八の春、大学に入った梨田雅之にとってすべてのものが未知だった。酒場も、そして女も。だが、運命的に出逢った麻雀に、梨田はその若さを激しくぶつける。次第に彼は博打こそ自分の天運と対峙するものと考え、この道で生きていくことを決意する。そして果てしなき放蕩の日々が始まった――。無頼派作家が描く自叙伝的ギャンブル小説の傑作!
  • 朽ちた花びら 病葉流れて II
    715円 (税込)
    大学入学を契機に放蕩の限りを尽くすようになった梨田雅之は、裏社会の本流に漂着した。博打以外に生き甲斐を求められない彼は、借財の果ての破滅的な賭博にのみ身を焦がし、次第に朽ちていこうとしていた――。前途に光明を見出せず死に急ぐ梨田が辿り着く場所は? 鉄火場で生まれた類例なき青春小説の傑作『病葉流れて』続編!
  • 崩れる日 なにおもう(上) 病葉流れて III
    605円 (税込)
    遊蕩無頼の大学生活を終えた梨田雅之は、就職を機に大阪で新生活を始める。だが社会の枠に鬱積するばかりの日々の中、彼の胸中にあった真っ当に暮らす決意は崩壊し、再び巨額を賭けた博打に溺れて精神の均衡を保つしか生きる術がなかった……。更なる自滅への道程で彼が開いた活路とは? 自伝的賭博小説の傑作『病葉流れて』激動の第三部!
  • 崩れる日 なにおもう(下) 病葉流れて III
    605円 (税込)
    会社組織に身を置いて社会の枠を知ったのも束の間、放蕩生活に拍車をかけた梨田雅之は遂に大手企業を退職。ひたすら生きる実感を欲して、新たなる大博打・先物取引の世界に飛び込む――。痺れるような感覚だけを求め自ら毀れゆき朽ち果てようとした男が、必死のあげく漂着した世界とは? 自伝的青春賭博小説の傑作『病葉流れて』感動の完結編!

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病葉流れて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お客さんの薦めで読んだ青春麻雀小説。麻雀好きにはたまらないこのスピード感。盲牌の感触に関する記述などもリアルで臨場感がある。
    高校の時、博徒になりたいと半ば本気で考えていたので少し血が騒いだ小生でありました。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    この小説は伊集院静の『海峡』三部作とともに僕の中では双璧をなすものです。『流星たちの宴』の梨田雅之の大学~社会人になるはじめまでを描いたものですが、今の学生にこういう人はいないでしょうね。

    かつて新葉だったことがある。
    かつて新芽だったことがある。
    青い色をした仲間たちは、季節がうつろっても、
    輝きを失うことはなかった。
    仲間たちは、陽の光を、風の香りを、
    ごく自然に受け止めていた。

    ある日、ふと、疑問が頭をもたげた。
    自分の葉脈のなかに流れているものが、
    他の仲間たちのそれとは、
    どこかちがうのではないか・・・・・。

    疑問はふくらみ、やがてはじけた。
    樹から落ち、腐葉土のなかに身を置いた。
    そして自覚した。
    病葉・・・・・。

    そのときから時間の水脈に身を任せた。
    どう流れゆこうと、しょせん、
    病葉は朽ちるだけだから。
                      
    ―白川道『病葉流れて』より


    僕がここ最近で感動した小説が白川道の『病葉流れて』三部作です。この本はその三部作の内、第一作になります。内容は『流星たちの宴』の主人公だった梨田雅之の大学時代から物語は始まります。実は、この作品は映画化されているのですが、そっちはなるたけ見ないほうがいいです、しかし、原作は間違いなくオススメです。

    18歳で親元を離れて大学寮に入った梨田を待っていたものは麻雀の牌をかき混ぜる音でした。それにすっかり魅了された梨田は永田という男に麻雀の手ほどきを徹底して受けるようになり、美人喫茶で働くウェイトレスであるテコと付き合うようになり、女を知ることになります。ここで描かれている大学生活はさわやかさとは対極をなすもので、確実に今の学生が読んでも理解は難しいと思います。

    作中に出てくる新宿、歌舞伎町の町並みはぎらぎらした姿で描写されていて、僕はこの小説を読むたびに、その姿をありありと思い浮かべることができます。そして、レートの高い麻雀や競輪場などに足を運ぶにつれて、梨田の感覚が確実に毀れていく兆候がはっきりとわかります。そのにおいをかぎつけた姫子という女性とも梨田は関係を持ち、この本でのハイライトである彼女の店でバーテンを勤めるレフティとの裏社会の住人を交えたこうレート麻雀の戦いへと突き進んでいきます。

    この結末はご自身の目で確認してほしいのですが、『彼らの世界』でいうところの「けじめ」ということはどういうことかを理解するには格好のテキストだと思います。おそらく、作者はこういう体験をしたことがあるのでしょうね。だからこそかけるのでしょう。僕は麻雀をはじめとするギャンブルの類は一切やらないので、麻雀活字を多用して展開される対局の様子がわからないのが難ですが、年収の何年かの金が一気に手元に入ってきたりまた、吹き飛んでいるのだな、ということはよくわかります。

    大学時代にここまでムチャクチャなことは経験しなくても、行く当てもない、流れ漂うような時期を送った人間なら、僕のこの小説を勧める理由が理解していただけるであろうということを信じています。

    0
    2011年10月25日

    Posted by ブクログ

    名作『麻雀放浪記』に勝るとも劣らない、青春ギャンブル小説の傑作。圧倒的な筆力を持って語られる闘牌が、読む者を魅了する!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    説明

    そして青春が終わり、明日なき放蕩が始まった。競輪場のジャンが鳴り、麻雀牌の音がする。血を騒がせるギャンブラーとの勝負に、今日も日が暮れてゆく…。一時は株の世界で巨額の資金を転がしたこともある著者の、奇想天外な自伝的小説。

    0
    2019年11月05日

    Posted by ブクログ

    麻雀放浪記を読み終えて少し寂しかった思いがありましたが、またこの様な作品に出会えて嬉しくなりました。

    0
    2009年10月04日

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