1R1分34秒(新潮文庫)

1R1分34秒(新潮文庫)

作者名 :
通常価格 539円 (490円+税)
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作品内容

デビュー戦を初回KOで華々しく飾ってから、3敗1分けと敗けが込むプロボクサーのぼく。そもそも才能もないのになぜボクシングをやっているのかわからない。ついに長年のトレーナーに見捨てられるも、変わり者の新トレーナー、ウメキチとの練習の日々がぼくを変えていく。これ以上自分を見失いたくないから、3日後の試合、1R1分34秒で。青春小説の雄が放つ会心の一撃。芥川賞受賞作。(解説・町田康)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2021年11月27日
紙の本の発売
2021年11月
サイズ(目安)
1MB

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1R1分34秒(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月26日

    町屋さん、芥川賞受賞のボクシング小説

    プロボクシングの試合って、独特だ
    何ヶ月も準備して、命を文字通り削って試合をして、それまでの準備の全てが、たった数分の試合で試される
    だからこそ、負けの記憶は全ての否定として残る
    だからこそ、勝負に上がることはとても怖い

    その全てを、曖昧化した主人公の一人称...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月23日

    強さとは優しさとは何か。オードリーの若林さんがボクサーをしたらこんな感じになるだろう。優しさと甘さに片足をツッコミ勝負に勝てない主人公。ウメキチとの出合いで変わっていく。

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    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    久々に、引き込まれる作品。一般人にとっては想像もできないボクサーの日常。その感情や、こだわりやこだわりのなさや、執着や無頓着やさまざまなものがリアリティを持って、生きている感じがしたんだと思う。文章もなんだかボクサーのダッキングを思わせる流れ方で、よかった。

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    Posted by ブクログ 2022年01月18日

     2019年芥川賞受賞作品。駆け出しボクサーの心情の推移を描く。
     自分の才能への懐疑や負けることへの恐怖を小手先でごまかそうとしていた小心な「ぼく」が、先輩ボクサーのウメキチとの出会いによって変わっていく様子が面白い。
     「ぼく」用に考えられたトレーナー・ウメキチのトレーニングメニュー。試合が近付...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月03日

    自分を見失ってしまっていたボクサーが自らを掴み直す。
    何もないように見えるほどカラになっていたようで、その実、閉ざし、なにものかを抱えこみ過ぎていた主人公。
    おかしなトレーナーの出現で、自らを取り巻く色々なものを捉え直す。

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    Posted by ブクログ 2022年05月07日

    ボクシング経験者としては共感できる部分も多くあった。勝敗どうこうよりもその道程を人間臭く描くのは純文学らしい。

    ボクサーとは純粋な生き物だと思う。曖昧な世の中に対比させるとなんとも悲哀を感じる。

    生きているのか生かされているのかわからなくなる。そんな感覚を思い出した。

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    Posted by ブクログ 2022年01月30日

    生の拳にグローブをはめて、決闘をするように。 消えてしまいそうな主人公の自我にボクシングのストーリーをはめて、語られている。 ここにある言葉に、破壊的なアッパーカットなんてない。気づけば自らの弱さを投影してしまうほど、柔らかな水面のような言葉がある。

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