愛が嫌い

愛が嫌い

小説・文芸
1,527円 (税込)

7pt

3.5

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おおきくなる、つよく逞しく、この夜を越えてゆけ。

自分の、ひとつひとつの輪郭がぼやけて、危機感をもてないまま
今日も一日をやり過ごす。就職して恋愛結婚して、その先に何があるだろう。
地震に金融崩壊。カタストロフに満ちた社会で、丁寧な明日をうまく保てない。
ある日、夜の川のたもとで出会った少年。女友達の幼い子ども。
そして舞い込んできたルームメイト。時を重ねて、夜の時間がほどけてゆく。

黄昏日本の、みずみずしさをたたえた青春物語。
「しずけさ」「愛が嫌い」「生きるからだ」の3作を収録した
新芥川賞作家の飛翔作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    愛が嫌い
  • タイトルID
    :
    627207
  • ページ数
    :
    280ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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愛が嫌い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おだやかな日常の中に確かに存在する、寂しさや、言い様のない不安、暗さ、ねじれとも呼べないくらいのねじれ。日向と日陰のあわいを読む印象。

    0
    2019年09月08日

    Posted by ブクログ

    ひらがな表記が多かったり、表現がすらすら読めないところが多いが、うつ病や精神的に悩みがある人の思考回路を表現しているのかな?

    0
    2023年04月24日

    Posted by ブクログ

    読書開始日:2022年3月12日
    読書終了日:2022年3月19日
    所感
    自分には合わなかった。
    多分経験した人にしかわからない部分が多い。
    自分はそういった人に寄り添えないのかと悲しい気持ちになった。
    いつもの読書のような共感が本作からはどうしても得られなかった。読む速度がそれを物語る。
    いざそういった人と対峙するとこんな感じなのだろうと思う。
    ただ【生きるからだ】でも一文「人格より優先したいものが強くある」と言う部分はわかる気がする。ここ数ヶ月だ。自分も自己同一性をロストして、人格の不必要の可能性に気付いたのは。ただ上松程掘れてはいない。
    書いているうちに共感がたくさん出てきた。以前の自分に戻るのが怖いこと、人格を失くすことで支障をきたすものが少なからずあること、人間味がなくなること
    でも、自分が好きだと思える範囲を大切にするなら有効な手立てだと思う。
    また読みたい。

    【しずけさ】
    大人ってのは、自我がない
    話を自分で拓いていく人は、どれだけ語っても自分に辿り着けない。終着点が向こうから来ると思ってる。その逆はある程度が終着だと折り合いがつけられる人
    粒子のこぼれで字を見る
    ゆううつがために自分の欲望に沿った浪費ができないのがいま。だからこそ逆、適度な浪費
    寝袋
    【愛が嫌い】
    感動
    喃語
    地震や不倫や金融崩壊。そういったカタストロフを想像せず築く丁寧な明日をうまく保てない
    鬱は今が強い
    ただそう言う雰囲気のことを言いたいだけ
    憩えない
    惹句
    世間からすると「ふつう」の域に閉じ込められ、その中で稼ぎに育児にとフル稼働する真菜加
    ひろ
    【生きるからだ】
    感慨の記憶
    鬱はかなしみすら感じることの無い無感覚の蓄積
    営業は相手の欲望を言語化し、それを叶えず自分の願いを相手に通すスキルが要求される
    モネ、睡蓮
    しろいうつわの底で水に浸っている鱈を見て、身につけた白い半袖シャツからのびた腕が涼しい
    困難宗教という磁場
    自己同一性なんてくそ、幻の自分でいい
    人生の自己同一性をロストしている
    なんかだれかを手本にして生きたくなった
    仰臥
    むした
    生きがいで誰かを虐げている場合じゃ無い
    生きがい=自暴自棄
    夕餉
    人格より優先したいものが強くある

    0
    2022年03月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    埼玉、少年期に過ごした昭和のマンション、元荒川、出版社勤務、男性、ゆううつ。
    条件を共有した三つの"かれ"は、もしかしたら同一人物でないのかもしれません。そのぐらい自己同一性を失ってしまったという暗喩なのかも。
    かれが語る言葉は、ぶつ切りになった時間の中を漂うように虚ろで幼く感じました。身体は新陳代謝されるのに、思考や感覚や記憶が代謝されないとは限らないよね?と問われた気がします。
    過去と現在と未来、昨日と今日と明日。
    実家と自宅と会社、家族と友人と恋人。
    ペルソナを使い分ける社会性のほうが、もしかすると不健全だなあと思います。記憶や関係性や、誰かに同化してしまえたら楽なのに・・・そんな自我のゆらぎを捉えた連作でした。

    0
    2022年01月18日

愛が嫌い の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    愛が嫌い
  • タイトルID
    :
    627207
  • ページ数
    :
    280ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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