アイドルだった君へ(新潮文庫)

アイドルだった君へ(新潮文庫)

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

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アイドルになりたくて仕方がなかったあたしとアイドルに憧れたことのない相方、元アイドルの母親のせいで注目される子供たち、親友の推しに顔を似せていく女子大生。アイドルは色んなものを覆い隠して、私たちに微笑みかけてくる。曖昧に乱暴に過ぎていく毎日に推しがいてくれてよかった。「女による女のためのR-18文学賞」読者賞受賞作を含む珠玉の短編集。『くたばれ地下アイドル』改題。(解説・吉川トリコ)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アイドルだった君へ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1789697
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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アイドルだった君へ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アイドルの子どもたちがすごく好き
    なんというか淡い
    寄る辺なくはない…も好き
    私はアイドルには人間らしく生きていってほしいと思ってるので共感できないところもあるけど、読んでてなるほどと思った

    積んでないで早く読めばよかった作品だった

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて手に取った1冊。
    200ページちょっとでしたが、短編5話になっており、とにかく色んなアイドルに纏わるお話でした。

    アイドル側であったり、推している側であったり…

    どのお話も面白かったのですが、

    犬は吠えるがアイドルは続く
    アイドルの子どもたち
    寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ

    が面白かったです。

    アイドルになった2人のそれぞれの視点で話が進んでいくのも、新鮮でした。
    短いのに重みのある、それぞれの人生を見ていたような気持ちになりました。

    最後の寄る辺なく~は、もう全オタクに見て欲しい。

    違う話ではあるんですが、
    アイドルは娯楽として即効性がある。
    小説も映画も労働ですり減った頭には回りくどいんだよ。いい作品でも気が滅入ることも多いしさ。
    アイドルは、血管に無理矢理ぶち込むみたいに効くから。

    っていう文面同意の激しい頷きしてました。

    最後の短編の最後の終わりもまたそれで面白かったです!
    そういうところですよね。

    見応えあって楽しかったです。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    憧れるもの、追うもの、逃げるもの、そばにいたはずのもの。アイドルという存在に何故人類は振り回され続けるのか。様々な角度で同じものを見つめる短編集。
    率直な感想として、吸い込まれるくらい面白かった。読書集中力のない私がスラスラと読み進めるくらいには虜になった。どこからでも攻撃される現代社会に鋭く突きつける、曖昧で歪んだ愛の形。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    『アイドルマスター シャイニーカラーズ』が大好き(いまは飽き期に来ている。悲しい)なので読んでみた。正直に言うと、同世代のこういう感性の人(作者)がこんなに良い短編小説たちを書けることにムカついたが、しかし良いものは良いと認めざるを得なくて悔しい。

    どの小説もフリッパントでいい具合に乾いた一人称語りで進んでいき、ドライブ感のある文体で読みやすかった。綿矢りさに通じるものを少し感じたが、影響を受けていたりするのだろうか。最後の収録作「寄る辺なくはない〜(タイトルが長すぎる。割愛)」については同時代性をひしひしと感じるとともに、なんとなく今までうまく心情的に理解できていなかった推し活文化の感性に触れた気がする。先日、黒木ほの香の結婚発表を受けて、喜ばしい反面、少し寂しい気がしてしまったことなどを思い出しつつ、あの感情ってここで描かれていることと響き合っているのかもしれない、と考えた。

    個人的に好きだったのは「犬は吠えるがアイドルは続く」「君の好きな顔」。「アイドルの子どもたち」も好き。でもほとんど比べられないくらいどの短編も良かったと思う。読んでいるときは基調として明るくユーモラスなのに、時折切なさが垣間見え、意味があるのかないのか判然としない終わり方をして、読後にはなんともいえない明るい憂愁が漂う。そういう、アーヴィングやフィッツジェラルドの作品などを読んでいるときに感じる、「これこそが良い小説だ」という感覚がどの短編にも備わっていた。少し20代に戻りたくなった。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    5つの短編集。推しを持つファン目線の最後の一編が秀逸。
    彼ら彼女らの人生を消費し搾取し適度に自分の生活を彩っている我々。「誠実なファン」に正解はなく、アイドルと自分の距離感を試行錯誤するぐるぐる思考があまりに鮮やかで胸が痛い。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

     推し活民の端くれとして、巷間溢れるアイドルブームを論んじた記事や推し活の功罪を考察した文章などを読む機会が多い。
     推し活は我に返ったら終わりだと思っているが、心の何処かでは常に我に返っている部分があって、己を冷静に俯瞰している。
     上記のような記事を読む度に、その冷静な部分が反応し心の中で幅を利かせ始めて、推しのための財布の紐を締めにかかる。
     このままでいいのか、アイドルに使うお金を別のことに使うべきではないのか、などなどが頭の中でグルグル回りだすのだ。
     だが、推しと過ごす尊い時間を守ろうとする心が冷静になることを拒否しだんだん巻き返して、結局は推し活継続と相成る。
     そんなことを繰り返している自分に嫌気がさしてしまうこともあるが、推しに何もかもを注ぎ込む時間を有意義と感じる以上、もはやこれは信仰や麻薬に近く抜け出せない。
     普段から推し活の功罪にうだうだしているから「寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ」が大変刺さった。
     あまりの高解像度に「もうやめてくれ!」となる瞬間が何度もあったが、最後には救われた気持ちになり、不思議な読後感だ。
     締めの1文で心が軽くなった。うだうだ考えるのはやめよう。端から見れば何も解決していないように思えるかもしれないが、好きなものを好きな気持ちを止める必要はないのだと、エールを送られた気でいる。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    好きだったのは『犬は吠えるがアイドルは続く』と『寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ』の2作。
    ちょっと哲学的な作品が好きなんだと思う。読書会に向いてるかも。
    アイドルには特別興味はないけど、男と女だと全然違うのかなぁと考えたりした。
    女は搾取されるっていつも思う作品が多くて、実話怪談ばっかり読んでいたけど。
    アイドルのはなしはわかっている搾取のはなしではないか。
    与える側と与えられることについてではないか。
    とにかく年齢的なものや絶対的なアイドルとはなんぞや?みたいなことをずーっと考えてる。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    最後に推しがいたのはいつだったか思い出せない。
    中学生の頃だった気もするし小学生の時だった気もするけど、誰かの活動を追ったり一生懸命応援する楽しさみたいなものだけは覚えてるな。グッズや新曲が出るとか配信があるとか推しが与えてくれるそういうイベントで日常が潤ったし学校や嫌なことを頑張れていた事を思い出した。

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    割とゴチゴチにオタクで推しも数人いるので、共感しにくい登場人物もいるが、まぁそんなもんだよなと理解してしまった。なかなか面白かったです。

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    エモい。エモいという言葉でしか表せずボキャブラリーの少なさに歯噛みするほどのエモさ。アイドル自身もファンも、楽しそうで、大変そうで、なんだか眩しい。ドルオタの解像度が高くて共感したり、へーっ!てしたり。アイドル文学でしか得られないエモさがある…。

    0
    2025年04月06日

アイドルだった君へ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アイドルだった君へ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1789697
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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