作品一覧

  • アイドルだった君へ(新潮文庫)
    3.7
    1巻605円 (税込)
    アイドルになりたくて仕方がなかったあたしとアイドルに憧れたことのない相方、元アイドルの母親のせいで注目される子供たち、親友の推しに顔を似せていく女子大生。アイドルは色んなものを覆い隠して、私たちに微笑みかけてくる。曖昧に乱暴に過ぎていく毎日に推しがいてくれてよかった。「女による女のためのR-18文学賞」読者賞受賞作を含む珠玉の短編集。『くたばれ地下アイドル』改題。(解説・吉川トリコ)
  • たぶん私たち一生最強
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    宇垣美里、酒寄希望(ぼる塾)、スケザネ、武田砂鉄、ヒャダイン、三宅香帆、宮島未奈、柚木麻子、吉川トリコ、吉田大助が惜しみなく絶賛、書店員からも称賛の声多数の話題作! 全員揃えばいつだってバイブス最高の女四人が泣きたい夜にひらめいた「一生最強」の人生とは!? 圧倒的センスで紡がれる、自由と決断の物語。
  • Paradox Live Official Fan Book
    5.0
    1~2巻1,485~1,672円 (税込)
    豪華声優陣と最高にドープな楽曲で話題沸騰。Paradox Live“初”の公式ファンブック。設定集&小説&漫画の大満足ラインナップ! 魅力的なキャラクターたちがHIPHOPで競い合う、注目のメディアミックスプロジェクト「Paradox Live」。世界観をより知ることのできる設定資料を大公開。居住空間や持ち物まで、初出し情報が盛りだくさん。Paradox Liveの軌跡を辿るヒストリーページでは、ディスコグラフィーとともにドラマパートのストーリーもおさらいできる。那多ここね先生描き下ろしの漫画と、小林早代子先生によるノベライズも。今まで応援してくださったファンも、これから知りたい方も必携の一冊。

ユーザーレビュー

  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて手に取った1冊。
    200ページちょっとでしたが、短編5話になっており、とにかく色んなアイドルに纏わるお話でした。

    アイドル側であったり、推している側であったり…

    どのお話も面白かったのですが、

    犬は吠えるがアイドルは続く
    アイドルの子どもたち
    寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ

    が面白かったです。

    アイドルになった2人のそれぞれの視点で話が進んでいくのも、新鮮でした。
    短いのに重みのある、それぞれの人生を見ていたような気持ちになりました。

    最後の寄る辺なく~は、もう全オタクに見て欲しい。

    違う話ではあるんですが、
    アイドルは娯楽として即効性がある

    0
    2025年10月31日
  • たぶん私たち一生最強

    Posted by ブクログ

    ありそうでなさそうな仲良し女子4人組の話。
    個々では色々あるけど4人集まれば最強な感じが爽快感があって楽しかった。6話目の子ども目線の話があるのもよかった。

    1
    2025年09月06日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    憧れるもの、追うもの、逃げるもの、そばにいたはずのもの。アイドルという存在に何故人類は振り回され続けるのか。様々な角度で同じものを見つめる短編集。
    率直な感想として、吸い込まれるくらい面白かった。読書集中力のない私がスラスラと読み進めるくらいには虜になった。どこからでも攻撃される現代社会に鋭く突きつける、曖昧で歪んだ愛の形。

    0
    2025年08月23日
  • たぶん私たち一生最強

    Posted by ブクログ

    2025.6.20発売の雑誌『CU』の書評コラムで紹介させていただいた短編集。

    仲良し女子4人組、うち1人が彼氏と別れたことで、「男と結婚じゃなく、この4人で住んだ方が楽しいよね」と思いつき、なんと実現してしまう。

    最強に楽しいはずだった暮らし。だが、メンバーそれぞれが悩みを抱え、言い出せずにいるのだった。果たして4人は思い描く『最強』に近づくことはできるのかーー。

    0
    2025年07月08日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    現代社会は「推し」という言葉で溢れています。あれもこれも「推し」と一つの言葉にくくられて、いつからか、「推し」や「推し活」が商品のように消費されている現代にある意味ピッタリと言える作品だと思います。こんなことを綴っている自分もちゃっかり「推し」というものがいるので、この本はしっかり心に刺さりました。特に、最後の短編での「推しにお金をかけているオタクと推しに入れ込みすぎていないオタク、どちらが推しに対して誠実なのか」という疑問は、うわ、と思いましたし、自分の推し活という一つの消費への向き合い方を考え直すきっかけになりました。推しがいる人、推し活をしている人にこそ読んでほしい一冊です。

    0
    2025年04月22日

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