あらすじ
宇垣美里、酒寄希望(ぼる塾)、スケザネ、武田砂鉄、ヒャダイン、三宅香帆、宮島未奈、柚木麻子、吉川トリコ、吉田大助が惜しみなく絶賛、書店員からも称賛の声多数の話題作! 全員揃えばいつだってバイブス最高の女四人が泣きたい夜にひらめいた「一生最強」の人生とは!? 圧倒的センスで紡がれる、自由と決断の物語。
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ありそうでなさそうな仲良し女子4人組の話。
個々では色々あるけど4人集まれば最強な感じが爽快感があって楽しかった。6話目の子ども目線の話があるのもよかった。
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2025.6.20発売の雑誌『CU』の書評コラムで紹介させていただいた短編集。
仲良し女子4人組、うち1人が彼氏と別れたことで、「男と結婚じゃなく、この4人で住んだ方が楽しいよね」と思いつき、なんと実現してしまう。
最強に楽しいはずだった暮らし。だが、メンバーそれぞれが悩みを抱え、言い出せずにいるのだった。果たして4人は思い描く『最強』に近づくことはできるのかーー。
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すごくおもしろかった。女友だちとシェアハウスというコンセプトは昔からあるけど、2024年7月に発行されてるだけあってより今っぽくなっている。4人で子どもを育てるという設定も誰かのできちゃったではなく、意図して産み育てるというのが新しい。最後のエピソードは子ども目線のストーリーになっていて、これもよかった。
差別とか偏見のない、ハッピーな話になっていて現実にこんなことになっていたらもっと暗くなるかもしれないけど、これからの新しいかたちを具現してるようで楽しかった。
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女4人でノリノリ同居しながらも、それぞれが人生に悩みや思いを抱える‥
ヘル日本?で生きていくアラサー女性の楽しみと葛藤、性生活(これが多い!笑)を描く。
全部取りはできない、持っているもの持っていないもの、、女性の生き方さまざまなだからほんと共感するし、考えさせられる。
作者小林早代子は13歳下のワセジョ。解像度高いな〜!サクサク読めて面白い!
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あーー最高だった!
昔からの遠慮ない友達があつまったらあんなもん
と思う反面そうそう。シビアな部分はなんか言い辛いとこあるよね。って安心したり
かく言う私自信も結婚にあまり興味がないから共感する部分が多かった。
というか別に結婚しようがしまいが
子どもいようがいまいが
私頑張って楽しく生きてる!
って思えればなんでもありじゃね!?
テンションぶちあげいぇーい!
ってなったし
なんかSATC思い出して
この本読み終わった日の夜は
コスモポリタン飲みにいった!!笑
元気でます!
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SATCのようなお話。
あるいは、東村アキコの漫画のテンション。
高校時代からの友人同士4人で一緒に暮らすことを選んだ女たち。
一応4人それぞれのターンがあるものの、少女漫画家の花乃子のターンの厚みが違うよね。
プロローグでは、朝という赤ん坊が生まれたとき、「うちらの時代は終わった」、とこれからは主役ではなく子どものための人生を歩んでいくような書き方になっていたものの、
終章「女と女と女と女」では、成長した娘のえまが、これは母達の物語であって主役は自分ではない、と覚めてるところが矛盾してておもしろい。
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結婚と子供は、単なる生きがいの延長とひとりで死ぬことの回避策であることに、何の意味ももたない女性たちの物語。確かに憧れはある。しかし、男性ならあり得ない。元気をもらった、というよりは完成度の高いコントを見終わったような爽快感がある。る
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6話からなる連作短編集。
同世代の女4人が集まると、自然と会話中心となるのだが、もう最初っからその勢いに圧倒される。シニカルで辛辣で遠慮のない物言いは、スピード感も抜群で圧倒的に面白い。仲間内だけで許される類の会話が小説に持ち込まれて世界に晒されている感が楽しかった。
一方で、この手の会話は、シリアスな話題になると、茶化したりはぐらかしたりして深刻化を避ける傾向がある。深刻な話は主に独白や一対一の会話で進められる。この辺のバランスがうまいところだと思う。
4人揃うとスーパーガールのような彼女たちも、個々にはそれぞれ等身大の悩みを抱えている。誰の悩みに共感するかは読者によって異なるのだろうが、悩んでいる本人たちはみな真剣である。唯一、亜希の解決策だけは納得がいかなかったのだが、残りの3人も受け入れたのであれば、仕方がない。
結びの話『女と女と女と女』では彼女たちの娘「試験管生まれシェアハウス育ち」の恵麻が登場するのだが、彼女もまた、前世代の人間と同じように人生に悩みを抱え、戸惑っているのが妙に嬉しかった。
パンチライン
「セックスで生まれた前時代的な人間」
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小説で出てきた4人はたぶん一生最強だろうな〜と、タイトル通りの感想になった。
この小説で出てくる人物が、進学校出身者で、かつ大学入学し、その後就職(あるいは独立)という人生であることから、いわゆる「普通」の人とは少し異なる経歴を持ってると言える。一番大きいのは進学校出身であるということだと思う。それなりの知識と能力、自信を備えているからこそ、本書内での人生を選び取ることができただろうし、世間の当たり前を打ち破り、自分たちなりの人生を考えることができたのだろうと思う。
そういう意味では、この小説の内容に全くの非現実性を感じる人がいるのも無理はないだろうと思うし、面白くないと思う人もいるだろうなと思う。
個人的には、ここで出てくる人の性格があまりにもパリピすぎて、面白かったけど。
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面白かった。いつかこんなシェアハウスがある程度当たり前になる未来もあるんだろうか。面白いよね。
わたし自身セックスの話をするような相手も、男遊びするような友達もいないので世界が違くはあるんだけど、妙に頷いてしまう考えが幾つもあるのが面白かった。アラサー、めちゃくちゃ人生悩むよな。女ってなんでこんなタイムリミットに追われないといけないんだって思うよな。わかる、わかるよ
自分って原始人から進化してないんだなと思った、みんな好きに生きて自分で幸せ掴めばいいんだよ
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単純にいいな、羨ましいと思った。
仲のいい女友達と一緒に暮らして、子育てして、仕事して、恋もして…サイコーじゃん。
今までの常識に捉われた、男女での結婚子育て…そんなものより何十倍も合理的で魅力的だ。
よく出来過ぎたおとぎ話なのは分かっている。
4人とも優秀で、生まれて来た子も優秀。
女の子じゃなくて男の子が生まれていたら?
4人の母親と折り合いが悪く、一般的な出生ではない自分に劣等感を抱く場合もあるかも?
でも、例えおとぎ話だったとしても、こんな選択が出来る近未来への期待感が持てた。
中盤は性に関する話が赤裸々過ぎて、ちょっとお腹いっぱい感もあったけど 笑 次女目線で書かれた最終章は、青春小説としても甘酸っぱい気持ちで読めるし、4人が中年になってどういう暮らしをしているか垣間見れたのも良かった。
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この友達と一生一緒に生きていきたいなと思ったことがある人にはこの本の内容はとても魅力的に見えると思う。私のその1人で、本の中でも想像できるように誰かが男を外に作って出ていってしまうのではという不安を感じている場面もあった。4人とも性格が全然違っていてキャラ立ちしていて面白かったが人に勧めるにはセックスの話をしすぎている笑肝心の子育て編は書いてしまうと長いから飛ばしてしまっても良かったと思うが、次女目線で終わるのは少し残念だった。こんな風に住んでみたいなー
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女友達4人でシェアハウス!
すごく素敵で合理的で魅力的で最強だと思った。
それぞれの葛藤や思惑、矛盾等々人間らしさを含みつつ、でも前向きに元気になれるような物語だった。
彼女たちと同年代だからか、悩みや葛藤が手に取るようにわかり、私も同じ境遇だったらどうするかな…と考えながら読んだ。
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正直まだ現実的ではないかなと思ったけれど、今後こういう生き方をする人がもっと増えてくるかもしれない。私もまさに主人公たちと同世代のアラサー女性ですが、夫いらないけど子どもは産んでみたいな、、とか思ったことありますし、結構共感できるところもありました。
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途中までは、勢いがあって、〝一生最強〟の人生を目指す女性4人の物語、いきなり鷲掴みにされた!高校時代からの女友達である4人がルームシェアする。4人は仕事、性生活、将来子育てできないことなど悩みを抱えながらも、逞しく、自由に、そしてエネルギーッシュに生きる。4人のアラサーが集まったら最強だった。ただ女性だけの生活だと出産も子育ができない。そこからの展開がちょっとファンタジーだったかな。女性の性描写、精子提供の内容は生々しく感じてしまった。今後、女性だけでシェアハウスで暮らすのは新しいスタイルかもしれない。④
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たぶんあなたたちは一生最強だよ!!!
4人のそれぞれに共感するところがいっぱいあって、私は結婚してるとはいえ相談する人もおらず1人だし悩みも4人分で全然無敵になれない...友達もいなくはないけど恵麻の気持ちもわかる。生涯一生暮らしたいと思える友達と出会うこともルームシェアすることを決断して本当に暮らすこともそれぞれが自分と向き合って行動することも全部最高だった。しかも誰も否定しない。バカにはするけど悩みをどう解決するかをみんなで考えたり提案したり前向きだった。1番刺さったのは亜希の"仕事にやりがいがなくてステージを降りたいから子供が欲しい"の部分。超わかる。私もそう。でも旦那とはレス。シリンダー...?いろいろ考えさせられる部分もあった。言語化できないもやもやがついに言語化された感じがたくさんある。私も一度でいいから最強になりたいな
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高校時代からの友人4人とルームシェアは理想的。一緒に住めるほど、気の合った友人と出会えるだけでも、奇跡的だと思う。
妊娠、育児も新しい形で、将来的には、普通になっていくのかな。
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なんだろなあ、読んでいて作者は20代〜30代前半だろうなあと納得しながら一気に読めた。
65歳から仲良し4人組でシェアハウスする話を読んでみたいなあ。
とにかく仕事から帰宅して家事育児疲れて、でも本は読みたい!って時に楽しく読めて健全な気持ちでお休み出来る本ある?って司書の親友に聞いたら、私の本棚を見ながら全く趣味じゃないと思うけど、と勧めてくれたのがこの本。
うん、めちゃくちゃ軽く読めて、明滅って言葉も覚えたし、とにかく楽しかった!
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女友達が家族になったら最強、というのはなんか分かる。
最終章では子どもの朝と恵麻が加わってさらにパワーアップしてるけど、今の時代であってもこういう家族関係、特に朝たちの出自は好奇の目で見られるよね。恵麻は平気そうだけど今後の展開が心配ではある。
花乃子、百合子、澪、亜希たちの赤裸々な感情が面白かったり共感したりだけど、性について語り過ぎてるな~と思ってしまった。
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生きる世界線が違いすぎる話だった。けれどそもそも自分が想像できる範囲の人生の選択肢って、世間の常識から逸脱しない範囲の想像なだけ? 自分にとって本当に最適な選択肢は、まだ自分では想像できていない可能性もある。世の中の価値観もグラデーションで変わり続けているし。
30代で友人とシェアハウスはしなくていいけど、人生の後半戦でするのはありかなと最近思う。たとえパートナーがいたとしても、どちらかが亡くなれば一人で生活していく可能性は多いにあるわけだから。もしかしたら終の住処シェアハウス流行るのではないかと勝手に思ってる。友人を大切にしようと思った。
Posted by ブクログ
これは男性はどういう顔して読むんだろうか。
女の私でもなかなか生々しいというか面食らった。
悩みに共感どころか全然生き方が重ならないからちょっと遠い世界みたいに感じながら読むことになった。
もうちょっと女だけのシェアハウスイェーイ部分を読んでみたかったかも。
Posted by ブクログ
4人のルームシェアの話と思い手に取る。
想像していたよりも深く、
よくある綺麗事だけではなく
どろどろと本心が見え隠れする内容でした。
強い意志を持つことも大切だが、
惰性でふらふらするのももまた人生。
親半分から絶縁されたというのはその通りかと。
Posted by ブクログ
書かれている内容的になんとなく著者は40代の方なのかなと思っていたら、30代前半の方で意外だった。
主人公の彼女たちの考えには同意できる部分が多いのだけど、口調がどうも気になってしょうがなかった。標準語の友達同士のくだけた会話ってあんな感じなの?
自分の周りに彼女たちのような喋り方をする人がいないので、これはセックス・アンド・ザ・シティ味を出すためのスパイスだろうかと考えた。
でも客観的に考えれば、関西弁の方がよっぽどキツく聞こえるんだろうし、普段自分が関わっている人たちは丁寧な口調を選んでくれているのだなと思った。
Posted by ブクログ
な、るほどでした。
四人女子の話。
アタシからは、若いっ‼︎
でも、新たな気づき、アタシの中にもある思い⁉︎
にも…。
朝ちゃんが生まれたプロローグから始まって。
漫画家花乃子の話。
出来る百合子。この章の、薔薇柄のマネキンがいる歌舞伎町のお店には、強烈でしたが、興味がある。
澪と、姪っ子のニーナ。
よくある話をやめようの、章。
〜ああ、知っている体温だ。〜
そして、亜希ちゃんの章。ごっちゃんとスナさん。
テイストの違う章。
恵麻の章。なんと、次女が高校生⁉︎
客観的に四人の母を語ったり⁉︎
考えさせられもして、面白かった‼︎
Posted by ブクログ
二十代の友人女性4人が、仕事や恋愛、家族、友人との関わり合いの中で、自分の人生について考えていく本。一般的にはこうあるべきという社会の考え方と、自分の考え方のギャップに悩みながら人生を模索する姿には、共感できるものがあり、自分の在り方を決めて進んでいく姿には勇気をもらえた。