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天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に一度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は――?(「金曜のバカ」)バカバカしいほど純粋なヤツらが繰り広げる妄想と葛藤! ちょっと変でかわいい短編小説集。
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Posted by ブクログ
青春とはバカなのかも。 そっちに行くか!? とのバカ話もあれば、一途に熱いバカさを抱えたものもあれば、若さ故のバカな暴走もあり、そんなバカに巻き込まれることもある。そのどれもが愛おしい。 かっこよくはないが素敵な青春バカ話。悶えて足掻いて一歩進もう。
人から中古でもらったということでそこまで期待していなかった作品だったが、初っ端から笑いが。笑笑 思春期ならではの極端な思考に、大人の自分はバカだなぁと主人公を俯瞰する一方、今でも思う節、共感する部分があって、今の自分も大概なバカだと自覚した 学生というよりも、大人に見て欲しい作品かも
おじさんにお小遣いを貰う代わりに、合気道の客寄せパンダがわりに参加している女子高生。その女子高生に一目惚れしてしまい、通学路で待ち合わせをする不審者。週に1度の二人の決闘が始まる…。 越谷オサムの短編集。女子高生のあたし、星を見に行った僕、松山から一分でも早く脱出したいおれ、しまいには犬のアタシま...続きを読むで、一人称小説の集大成だ。 ほとんどが高校生を主人公にした話で、悩みというのが狭くて、でも解決しようのないモヤモヤの中にあるというところがこの短編集のミソ。大人となった我々が読んでいると、つまんない悩みのようにも感じるが、女子高生、男子高生の欲望や泣きそうな葛藤が、新鮮に響く。 いやあ、これ!というほどのものはないかもしれないが、こういう作品大好き。自分の書きたい小説も、こういう方向性なんだと思う。難しいなにかがあるわけではなく、葛藤だってその程度でいいじゃないか。人間関係も2人か3人くらいでいい。大きい話でなくても、人は十分に色々と掻き立てられるものだ。 おそらく、この本を読んだ人の8割方は『星とミルクティー』という、SNS時代に映えそうな作品に関する感想を書くだろうが、個人的には、やはり男子高校生のバカで青い作品である、映画になりそうな『この町』『僕の愉しみ 彼女のたしなみ』の2本が好きだ。 バカな欲望とすれ違い。すれ違ってもいいじゃないか。
とりあえず全ての中高生にお勧めしたいです。ぜひ読んでいただきたいです。 初めて読んで7.8年近く経っていますが今でもこの本を読んだ時の心の暖かさを思い出します。 特に「星とミルクティー」の話は、深夜に流星群を見に河川敷に行き出会った顔もわからない女の子と雑談しながら星を眺める…というシチュエーショ...続きを読むンですが、初対面、かつ恋人がいながらも女の子と2人きりという微妙な距離感から生じる甘酸っぱさも相まって、こんな初対面の出会いもいいなぁ…と思っていました。 最後のゴンとナナのお話は、私自身吹奏楽部で人間関係に悩んだ時期もあり、「こんなふうに距離置かれてたな!笑」と自分自身と重ねて共感しながら読み進められたのを覚えてます。中高生のときは部活やクラスが人間関係の全てだったし、大人からしたら大した悩みで無くても当事者は重大な悩みだったんだよなーとか読んでて思い出しました。 この本のおかげで小説が好きになったのも過言ではないです。あのとき本屋で出会えて本当に良かったと思います。
初めて越谷オサムさんの短編集を読んだんだけど、笑えた。 特に「金曜のバカ」は最高。 人によってどれがおもしろいと思うか違うかもしれないけど、飽きない面白さがあったかな。 「ゴンとナナ」に関してはよくある描写だと思うけど、ゴン目線の話が何となくわかる気がしました。
越谷オサムの金曜のバカを読みました。 高校生のバカさを暖かく描いた短編集でした。 表題作の「金曜のバカ」は女子高生と引きこもりの男の対決の物語でした。 設定がバカなら、彼らの行動もバカです。 しかし、それが暖かく描かれていて楽しく読みました。 「僕の愉しみ彼女のたしなみ」は恐竜が大好きなオタク高...続きを読む校生片岡が主人公です。 片岡は、気になるクラスメイトの黛さんを恐竜イベントに誘います。 恐竜オタクであることがばれて2週間でふられてしまったという暗い過去を持つ片岡は、自分が恐竜オタクであることを悟られないように慎重に黛さんをエスコートするのでした。 しかし、黛さんにも隠れた秘密があったのでした。 本当に読んでいて楽しくなる物語たちでした。
背表紙に映るタイトルの誘惑に勝てなかった。 金曜のバカ。 日常的にバカなことを考えてる馬鹿は自分だけなんだろうなと思ってたけど、こんなバカが出てくるとそうはならんやろとツッコミながらも親近感が湧く。 "金曜のバカ" "僕の愉しみ、彼女のたしなみ" この2つ...続きを読むが特に好きだった。 みんな生き生きしていて読んでるこっちも楽しくなった。 ☆3.6
地元が近いので、応援している作家さんです。体調崩していた時期に読んだ本なので余計に思い入れが強いかも。表題作が秀逸。表紙もかわいい。
愛すべきバカたち! 陽だまりの彼女の方が好きだったけど 短編ならではの読みやすさと軽さ 個人的におすすめは星とミルクティー 過去と現在の響きあいがなかなか素敵でした こんな世の中バカはバカでも愛すべきバカでいたいよねえ
* 金曜って嫌いだ。一週間でいちばん嫌い。 * 女子高生vsストーカー、彼女がいながらも惹かれた見ず知らずの星とミルクティーが好きな少女などなど、バカたちが繰り広げる愛と青春の短編集。 . ミスリードしそうな女子高生の"金曜日"真相が分かるとなるほどと。そこにストーカーが絡んでく...続きを読むるけど、彼女との接触のために何故かどんどん社会復帰しちゃう展開が実にバカらしい。 . 「星とミルクティー」は多分そうかなと思いながら読んだらそうだった。この手のSFほっこりする。百田尚樹さんの「輝く夜」を思い出した。 .
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