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相馬いと。青森の高校に通う16歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに! メイドカフェに閉店の危機が~~。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。
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「いとみち」
2021年6月25日公開 出演:駒井蓮、黒川芽以、横田真悠
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
三味線を弾く場面での感謝する回想はなかなか良いです。ページ捲るとハツエ五十音出てて笑った。カプチーノの発音完璧も、翻訳してまた笑った。三味線壊れても耕一とハツエとグッジョブ。税理士の経営学に津軽三味線にキチンとリサーチする結果だと思う素敵でした 青木さん山本さんと同級生に家族の様な従業員にしっかり残...続きを読むりました でラストが最高だったって事 あとは津軽弁は本当に奥深いです
主人公がかわいくて ドジなところもまた魅力的で 周囲の人に見守られて成長していく姿がよかった 嫌な人が出てこない 後味のよい作品
濃厚津軽弁、人見知り、ドジっ子、ネガティブ女子高生いとは、メイドカフェのアルバイトを始める。 コンプレックスの塊の少女が周りに見守られながら一歩ずつ前に進み、得意の津軽三味線でお店の危機を救えるのか!? という王道青春物語展開が熱い。こういうの大好きです。
青森の女子高生いとは、週末メイド喫茶でバイトすることになった。しかしばりばりの津軽弁が抜けず「お帰りなさい、ご主人様」と言えず、「おがえりなさいませ、ごスずん様」としか言えない。しかも超人見知り。意外といい人の店長やユニークな同僚たちとのお仕事は・・・ こだおもじどがっだ(正しい津軽弁ではたぶんな...続きを読むい) 映画化されたというので期待せずに読んだ。 引っ込み思案ないとの内面、成長。津軽三味線の達人のばあちゃんと、もう一年も三味線に触ってないいと。ストーリー展開もキャラクターもとっても良かった。まさにハートウォーミング。
「方言」が魅力的な作品として、オススメされていたので購入。 「相馬いと」という津軽訛りの強い女子高生が、人見知りを矯正するため、メイドカフェで働き始める話。 癖のある登場人物ばかりだけれど、中身はみんな優しい心を持っているため、読んでいるとほっこりさせられる。
津軽訛りで内気な女子高生がメイド喫茶で働きはじめ、津軽三味線のミニコンサートをするお話 ロリ黒髪ストレートロング内気ドジっ子方言訛りで津軽三味線って、作中でも突っ込まれているけど色々と属性を詰め込んできたなぁ しかも中学生の時に津軽三味線の大会で賞をもらったものの、演奏時に股を広げてものすごい形相...続きを読むで弾いていた事を知って以降は離れていたというコンプレックス持ち これはもう数え役満でしょ(笑) 他にも 先輩メイドでアラサー子持ちだけどアップルパイを焼くのが上手な幸子 漫画家志望で自称ナイスバディの典型的なメイドの智美 キレイな標準語でお店の経営やらきっちりしているけど、過去に何かあったらしい店長 怪しげな商売をしている成金オーナーな外見とは裏腹に、メイド喫茶に関してはクリーンなコーラ大好きデブオーナー キャラが立ちすぎてる程にはっきりしている そんな典型的なラノベ要素満載なのに、読んでみると主人公の相馬いとの精神的成長物語であり、学校や家以外のサードプレイスの獲得物語でもあり、自己肯定物語なんだよな 普通に人とコミュニケーションを取りたい、標準語を話せるようになりたい、メイド服を着てみたいという望みを叶えるために勇気を出して選んだ方法がメイド喫茶のアルバイト しかも青森で メイドカフェの定型句「お帰りなさいませ、ご主人様」が、いとが言うと「おがえりなさいませ、ごスずん様」になってしまう どぎつい訛りのおばあちゃんに育てられたために訛りにコンプレックスを抱くいと 同級生も軽く訛ってはいるものの、いと程ではない ま、うちの地元もそうだけど、女子高生だろうと訛ってるのが田舎の普通と思っていたけど、違うのか? ってか、言葉に濁点が少なすぎる 表記通りに発音すると、「訛ってるとしたら、ここは濁点の発音だろ?」と思うところがかなりある 「ぁぃぅぇぉゃゅょ」の発音も足りない あと、おばあちゃんの言葉もすべて記号で表記されているのが何だかなぁとも思う バラエティ番組的なノリなのかね? と思って読んでいたら、巻末におばあちゃんの発言の記号と対応する五十音表があった 難解だけどちゃんと意味のある言葉を発しているということなんだろうけど、方言のニュアンスを文章力で伝えられないという作家の力不足なんじゃないか?とも思う ただ、方言に関しては、あまりリアルに描写すると一般読者はいとの言葉ですら注釈が必要になるレベルだろうし だからといって、おばあちゃんのセリフだけそんな描写しても地元民ですら聞き取れないという描写をどうするかという事になるしなぁ これくらいの表現が適度なくらいなのかもしれないね 読む前に抱いていたイメージとしてはマンガの「ましろのおと」みたいに三味線の話かと思っていたけど 実際には女子高生がアルバイトを通じて精神的な自己成長をするお仕事小説だった 作中で気になったところは おばあちゃんが好きなヴァン・ヘイレンに、オーナーが好きなビーチボーイズ(オーナーは訛っているのでビーツィボーイズと言う)共にアメリカ西海岸という共通点 雪が降らない土地の音楽 うちの地元もそうだけど、冬はほぼ毎日曇天という環境だからこそ惹かれるというのにはなんとなくわかる気がする 「陽だまりの彼女」で越谷オサムの印象は良くなかったけど、これを読んで変わった なかなか良いではないか とりあえず、いとが高校三年生までのあと2作があるようなので引き続き読む あと今年、映画が公開されるようだ 是非見に行きたいなぁ
主人公に魅力があり、展開が楽しみにになる内容だった 主人公の祖母が、また良い味というか、予想の斜め上をいくような味があった 主人公の成長、周囲の人物との関連、舞台となる店、市町の描写は丁寧で良かった 続きを読んでみよう
なかなかにして、面白い作品です! 最初からナマリ全開のスタートに、おっちゃんは驚きましたが、すぐさまフォローの一文があるから、ちゃんと読み切りました。 すべてが奇想天外な組み合わせ、それでも同じ国での出来事。表現の奥深さ、その地方ならではとはいえ、楽しませてもらいました。 とはいえ、 「いと...続きを読むっち、かに!」(p260) 緊迫してるシーンで、これは…なかなか馴染むに時間が…
津軽弁を駆使するアイドルといえば、王林ちゃんですね。訛りを〝売り〟にすることは賛否が割れるところでしょうが、彼女は単に素を晒している気がして、好感をもっています(個人の感想です)。 話が逸れましたが、「皆さ〜ん、津軽弁を駆使する〝推し〟にしたい〝いと〟ちゃんの登場で〜す!」(2011年作品で今...続きを読む更遅いのですが‥) 本書は、青森市の「津軽メイド珈琲店」でバイトを始めた高1女子・相馬いとの成長物語です。 青森のローカル線の車窓風景、豊かな自然、満載の津軽弁、人同士のつながりの温かさがふんだんに描写され、特色あるいい味を出しているように思います。 これらに加え、メイド喫茶&津軽三味線が重要なキーワードであり、スパイスが効いています。 読み始めこそ、いとの「お、おがえりなさいませ、ごスずん様」などと、濃厚過ぎる津軽弁にワザとらしさを感じましたが、成育歴もあり深刻な悩みであることが明かされ、親近感と愛おしさが湧き上がり、世のオジ様たちは〝推し〟にしたくなりますよ、絶対! 素朴で素直でも悩み多き思春期のいとが、祖母や父の愛情を知り、バイト仲間や友人との関わりの中で、コンプレックスを克服し、お店の役に立ちたいという自己有用感が、前向きな姿勢に変容させるんですね。いいなぁ‥。 津軽弁と津軽三味線を否定せず、自分の中に取り込み、しっかり向き合うことで個性が輝いていきます。思った以上に深みがあるなぁ。うん、うん。 本書のタイトル「いとみち」とは「糸道」であり、三味線を弾く際に指の爪先にできる糸の通り道となる溝のことで、三味線を弾くには、なくてはならないモノだそうな‥。 本書の続編、「二の糸」「三の糸」もあるようで、いとの更なる成長が見られるようで、気になります。
津軽の方言が前面に出ていて新鮮だった。メイドを通じて、自分の内気な性格を少しずつ克服し、家族とより向き合うことができたいとを羨ましく思う。実際にいとの津軽じょんがら節を聴いてみたい。
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